豊橋市半分リノベ 仕上げに向けて。
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
豊橋市で半分リノベのKさま邸。
家の半分は全てそのままで、残り半分を耐震改修、断熱改修、仕上げをする工事です。
半分だけでも構造的には家全体で考えることになりますので、新しく耐震改修する部分が強すぎてもいけない。
家半分が強すぎると偏心率(家がねじれる可能性)が悪くなりますので、かえって部分破壊を起こす恐れがでてしまいます。
弱い壁を必要量作ることを心がけて耐震設計をさせていただきました。


これまでの大工さんの工事も日々変わりを見せてきましたが、より艶っぽい仕上がりに変身していきます。
弊社ではラワンベニヤを多く使います。
オイル塗装をすると、無塗装の状態で感じなかった色気のようなものがでてきます。木質を多く使った住まいの魅力です。


設備の設置前にタイル工事も終わりました。
普段と違うタイルなので弊社としてはとても新鮮です。
このあとキッチンの工事が控えていますが、弊社の標準キッチンは造作による木製キッチン。
家具制作として搬入されてきます。
最近の住宅はLDKが同じ空間にありますので、個人的に艶のあるメラミンのキッチンには違和感しかありません。
かといってマットな木目や石目などの柄も、本物の木材がある空間に置くとものすごく安っぽいなと感じます。
そのため弊社では木製の造作キッチンをご提案します。
造作なので自由に造れるところが利点ですが、反面自由過ぎて考え込むときりがなくなります。ある程度お任せいただくのが悩まないコツかなと思います。
来月の完成に向けて工事はラストスパート。
来週からは紙クロスの工事からのしっくい塗装工事になります。
Kさまお引渡しまで今しばらくお待ちください。