土地購入は相談してからがおススメ。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

最近よくあるお問い合わせとして、この敷地はどうですか?という土地購入前の相談があります。

立地条件や感覚だけで購入してしまうと後からいろいろと大変なので、不動産屋さんにどうか?ということを聞くよりも設計士にお聞きする方が間違いないでしょう。

内覧会に来たお客さまには、そういった相談を随時受けさせていただく専用LINEをお伝えしています。

 

私に聞くとどんなことがわかるのか?

① 分譲地であってもそれぞれ廻りの建物の建ち方が変わるのでそれを予測してアドバイス(別敷地の駐車位置、建物の配置までをお伝え)

② いくつか候補地がある場合、それぞれの土地のメリットデメリットをお伝えして比較しやすいようにアドバイス

③ 候補地を3つぐらいに絞っていただければ、大雑把な駐車計画、配置計画をお伝えしよりご自身のイメージに近い土地を選びやすくなる

④ 平屋向き、2階建て向きをお伝えし、その敷地に建つ近しいイメージを弊社物件にてお伝えし、イメージの共有をします

 

スマホだと見にくそうですが、例えば分譲地だと下の画像のようなアドバイスをいたします。

このようになんとなく見ていた分譲地に設計士が『家の配置』『駐車場の位置』を落とし込むと突然、計画された町のような図面が出来上がります。

あくまで予測なのでこのようになることが絶対ではないですが、敷地条件から約30坪ほどの大きさの家をおとしていけばおおよそ間違いはないでしょう。

また庭を取りたいのもみなさん同じ要望になるので南はなるべくあけてきます。

そうしたことをふまえていくと、陽を入れやすい場所だったり、お隣りの駐車場計画により、視線が抜けていく方向が見えてきます♪

 

続いて平屋に住みたいけどどのぐらいの土地が必要ですか?という相談。

それも弊社の物件を当てはめてお伝えしますが、一般的には4人家族で住むなら60坪以上は必要だよと伝えます。

その理由は以下の図になります。約25坪ぐらいの平屋を60坪の仮敷地に置きます。

見ていただく通り結構厳しい配置になります。

平屋にするのであれば80坪ぐらいは欲しいかなという感じがします。

 

お値打ちな土地を探そうとすると変形地も多々でてきます。

中には掘り出し物の変形地もあるのですが、そういった場合もおおよそこのような形で家が建ちますよとお伝えします。

仮の提案でも住居地域によって、建つ建たないが出てくることもあるため、そういったことは別途お伝えをさせていただいてます。

こうした仮の配置を見て、『大丈夫そうだな』と思えば購入いただければいいし、『いまいちだ』と思えばやめればいい。

でも購入してからではそうした判断は出来ません。

そうしたことをふまえると、知識を持った設計士に相談する方がいいだろうなと感じます。

 

最後に弊社では土地が決定すると必ず現地に伺って近隣の状況、空気感を含めて確認に行きます。

その時に大切な太陽の日差しの入り方も確認しています。

最近は便利なアプリがあり使っていますが、この確認をすることでより良い設計につながります。

朝日を入れたいのなら実際にはいるのか?が一目でわかります。

土地選びの相談も承っておりますので、心配な方はぜひ相談ください。

目からウロコなお話をさせていただきます。