エコハウス大賞 表彰式。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

昨日、東京ビックサイトで行われた第9回日本エコハウス大賞の表彰式及び建築知識ビルダーズのセミナーに参加させていただきました。

緊張の発表から約2か月。

全国の強者工務店さんたちが集まる豪華な会。

そんな中、私の提案させていただいた『ちょうど暮らしの平屋』が新築部門の優秀賞に選ばれました。

日本エコハウス大賞は『脱炭素時代の美しい住宅を表彰する設計実例コンテスト』です。

これまで多くのお施主さまには今回の内容のようなお話しをさせていただき、実際にお住まいになられ多くの評価をいただいてきました。(もちろんお叱りも少なからずありました)

今回は一般的なお施主さまでなく、プロの先生方の評価により、選んでいただいたことがこれまでの経験と大きく違う部分。

これまで私が学び、お施主さまに提案してきたことが実ったような瞬間でもありました。

優秀賞だけでなく、協賛企業でもある旭化成建材さんからネオマフォーム賞をいただきダブル受賞となりました。

この会のセミナーの中で 『ちょうど暮らしの平屋』を取り上げていただき、構造の考え方や物価高の中小さく住まうことの評価を先生方からいただき今後の住まい提案に一石を投じれたという評価が私の中でとても大きな自信につながりました。

 

生活用品だけでなく、建築資材も値上がりを続けています。

そんな中、弊社のポリシーとして『絶対に性能を下げないこと』を決めています。

性能を下げることはその後の住みごこちを損なうだけでなく、いざという時の大規模災害により引き続き住めない状態になってしまう可能性があります。

命を守るための住まいなのにそれを果たせない可能性があることは、どんなお施主さまのお願いだろうと受けるわけにはいきません。

そうなると必然的に『家の大きさ』に着手することになるわけですが、そこからが設計の腕の見せ所です。

小さくなったからしょうがないね…、ではなく小さくても豊かに住むこと。

それがニコハウス設計室の住まいです。

いただいた賞に恥じないよう、今後もよりよい住まいを提供できるよう引き続き勉強をし、努力をしていきたいと思います。

表彰式のあとは全国の強者たちとの懇親会。

2時間半という時間はあっという間でしたが、有意義な建築談義が出来ました。

こうした場に出させていただくことで、多くの仲間たちが出来、私の心強い味方になってくれます。

一人で考えていると理解するまでに時間がかかったり、偏った考えになりがちですが、そうした時には全国の仲間たちがいます。

みなさんに引っ張り上げられるように私自身成長し、その考えを次の世代へ伝えていくことも今後の私の役割かなとも思っています。