L型敷地のご提案。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室の鈴木です。

ここ最近は建築の学びで出かけることが多く、週の半分ぐらい会社にいない。

インフルエンザが大流行しているようなので、体調を崩さないようがんばりたいと思います。

 

豊田市で建築計画中のKさま邸。

土地の購入からたくさんの『候補敷地』をいただき相談いただいた方です。

敷地はご自身の目で見るだけで判断しないほうがいいです。また不動産屋さんがいいということで購入するのもおすすめ出来ません。

そこに『住まい』を作るわけなので、駅からの距離などの立地以外は、安易に判断せずプロの設計士に判断を聞くことが大事だと思っています。

たくさんの中から『住み方』『将来』『コスト』『駐車場』などを私からアドバイスさせていただき土地購入されました。

遠方のため今回はZOOMにて打ち合わせ。

びっくりするぐらいきれいなL型の敷地。

お施主さまの判断だけではけして購入に踏み切れない敷地です。

またこの地区は地区計画の関係で隣地から外壁を1m離さないといけない地域。

本当に家が建つのか?2800万円ほどの買い物なので相談いただき本当に良かったなと思っています。

 

設計士の私はいかにこのL型の敷地を活かすのかが重要になります。

また南側に築40年程度の平屋が建っているのもポイントになる、第一種低層住居専用地域。

北側斜線というものがあって南側の敷地には高さの制限がかかりますが、建て替えの予測は必要でしょう。

敷地条件と建築基準法とお施主さまの希望とそしてこの段階でも耐震等級3を確約してプランをします。

建築好きのKさまなので、今回はより上質な空間となるよう『白色』を排除した空間提案をさせていただきました。

上質な空間ほど『白』の存在が邪魔になります。

まだ提案の段階ではありますが、いい住まいになることは間違いないでしょう。

またL型敷地を活かす方法として、L型をより強調したプランもちらっとお見せしました。

どうしてもコストが増えてしまいますので、どこまでL型を活かすのか。

プランの中に一度住んでいただいてお考え下さいとお伝えさせていただきました。

周辺環境が変わっても心地よい暮らしが出来るよう、様々なことを考えてご提案させていただきました。

とても気に入っていただき、ほっとしました。

Kさまご検討よろしくお願いいたします。

L型敷地への不安はもうどこかに忘れてきて大丈夫です。