COLUMNブログ
記事一覧(760件)
地鎮祭を行いました。
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豊橋にて建築計画中のMさま。解体が無事終わり,先日地鎮祭を執り行いました。渥美線のすぐそばなので,電車が好きな方にはたまらない敷地です。電車を眺められる窓や,遠くの景色をパノラマに眺められる窓など完成が楽しみな住まいです。夏頃の完成を目指してこれから着工していきます。奥さまから可愛い写真を送っていただきました。お子さまが私の妻になついてくれて,ほほえましく,かわいらしい写真。写真ありがとうございました。 Mさま地鎮祭おめでとうございます。今後もよろしくお願いします。
平屋と2階建てのご提案。
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土地購入から築住宅を検討されているSさま。2区画でどちらにされるか迷われていましたのでそのお話を最初にさせていただきました。どちらもぱっと見は日当たりがいいのですが,①の敷地は,南西側にすでに建っている隣地の影がどのように落ちるのか。大きさを落としてシミュレーションを使いました。②の敷地は南側に延長敷地が2区画分あり,今後も日当たりのいいことが考えられますがその分金額が高い。ライフプランを提案する予定です。差額もありますので悩ましいとこですね。 またコストを考え2階建てにするのか,今後のことも考え平屋の住まいにするのか。今回は比較できるように平屋,2階建てそれぞれでの提案をいたしました。敷地が70坪ほどあります。要望をまとめ,ボリュームを検討すると2F建ての場合33坪ほど,平屋なら30坪弱でまとめられそうでした。 2階建ての場合,敷地に平面積で16坪ほどの建物がたちます。そうすると残りの54坪ほどは駐車場や庭で使うことになりますが,庭としては広すぎます。しっかり外構や植栽をして,さらには今後の管理をしていくことを考えるSさまの負担も大きそうです。趣味として庭と雑草管理を楽しんでいくこと,家庭菜園をやるならおすすめです。この計画なら隣地からの距離も取れるので①の費用の抑えられる土地がよさそうです。 一方平屋では70坪の敷地に約30坪の家がたちます。残り40坪に駐車場と庭が出来ます。建物本体としては2階建てよりも費用がかかりますが,全体のバランスからするとこちらの方がよさそう。ただし①の敷地の場合,隣家の影の影響を12時すぎから感じてしまいます。日当たりを望まれているSさまなので平屋の場合は②の敷地にした方がよさそうです。私なら絶対にこちらだなということで平屋の模型を作らせていただきました。キッチンにたってみても開放感のある屋外の景色がのぞめます。あとは収納面の要望を考えると平面でなく立体的に使うことが必要ですねということになりました。Sさま,よくお考え下さい。今後もお打ち合わせよろしくお願いします。
風と光のあるプラン提案。
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寒くなるせいか,冬の時期はお問合せをたくさんいただけます。ご提案まで少しお時間をいただきますが,みなさまよろしくお願いします。 田原市で建て替えを検討されているMさま。今の住まいが暗く,寒いということ。敷地は広いのでわかりやすく解消してあげたいと思いプランをご提案いたしました。ほぼ南に正対していますので,冬の間は十分な日射を取り入れ,夏は取り込まないというパッシブデザインのお手本のようなカタチ。北側の屋根部分には夏場の暑い熱を屋外へ出すための排熱窓も計画しています。高低差のある窓の配置なので風がない日でも温度差による重力換気が期待でき,気候のよくなる4月頃から夏場は大活躍しそうです。北側が電線越しではありますが山しか見えないので,北側の部屋はその景色を楽しめるようスリット窓で借景をする計画です。吹き抜け部分からたっぷりの陽射しが落ちますが,階段との関係上,水平構面の耐震性能が難しそうなので水平ブレースを入れて等級3を確保することになりそうです。私の聞き取りが悪く,2階の部屋が1つ多かった(汗)ので,外観を整えながら小さくしていきます。
地鎮祭を執り行いました。
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雪の舞う先日,豊橋市で建築計画中のWさまの地鎮祭が執り行われました。テントはない方が気持ちがいいのでどうしようか迷いつつ,雪が舞う中準備をし,結局晴れてくれました。晴れていれば暖かくて気持ちいい。今回の建物は狭小間口の住まいです。家の中全体を明るくするため,南側の上部から北側の1階まで陽を入れる光井戸のような住まい。地盤調査より工事進めてまいります。Wさま,地鎮祭おめでとうございます。今後もよろしくお願いします。
プランが決まりました。
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年が明けてから初めてのブログになりました。時間がたってしまいましたが,本年もよろしくお願いします。 田原市で新築計画中のAさま。基本的な間取りは昨年に決まっていましたが,少しづつの変更を重ね,プランが決まりました。総二階素直な切妻の二階建て。外部とは横スリット窓でパノラマ状につながりますが,周りにいい景色が望めるわけではないので,開口をしぼった計画案です。お隣の敷地にはあまりきれいでない古い家屋が建っていますがそれは一切感じさせない窓配置としました。家の中心に光を届ける吹き抜けがありますが,リビングは単調になりがちな空間なので,こもり感をだすために床を彫り込んでピットのような作りとします。ベンチにもなるし,段下がりの床に座れば,その段差が背もたれにもなって落ち着けます。白模型にしてみるとちょっとさっぱりしすぎているかもしれません。この家の最大の特徴は回遊動線だと思います。行き止まりのない動線計画は高断熱の家ならではです。これから実施設計にすすみます。
エアコン1台暖房 ここちよさ体験会。
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。 6帖用のエアコン1台での『体感』をしていただくイベントです。□ 床暖房がないとね…。□ 今の時代,全館空調が当たり前でしょ。□ 寒い時期だから電気代がかかるのはしょうがないよ。と思われている方に参考にしていただきたいです。ご予約はこちらからどこでも購入可能な機能の少ない6畳用エアコン。それで満足できる体感ならその方がよくないですか?日程 1月15日(土)~1月16日(日)時間 10:00~17:00 ※予約対応のみ 1枠1時間程度 ご予約はこちらから ※ ご希望の日時を教えてください場所 ニコハウス設計室 事務所隣 リノベモデル注意 密を避けるため、入室は1組づつ予約のみ。 マスクは必ず着用とし、 体調の悪い方はご遠慮下さい。建物の特徴Ua値 0.26 内側と外側を断熱した『ニコ断熱』C値 0.8薄暗くなった時間の落ち着ける照明計画も見どころです。ご予約はこちらから
エアコンにこだわる理由。
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朝晩は肌をさすような寒さになり,夜のウォーキングは風が強いとちょっと嫌だなと思いつつ愛犬が楽しそうなので続いています。当社が小さなエアコンにこだわっている理由を書こうと思います。 リノベモデルでは確認もあって常に温湿度とエアコンの消費電力を気にしています。6畳用のエアコンが1台 20℃設定で常時動いています。低い室温設定にすることで,湿度は上がります。同じ空気でも温度が高いと湿度が低くなるので乾燥感がまします。低い温度でも体が満足するようにするには,家全体の断熱性能がいいこと,床や壁や天井面の表面温度の差が室温となるべく違わないこと,が条件になります。断熱の低い家は室温が23℃あったとしても床や壁が15℃だったりするので体感は19℃程度,湿度30%台のウイルスまん延住宅となり風邪をひきやすくなるわけです。 リノベモデルの12月22日の温湿度。おおよそ20℃で推移しています。高断熱な住まいでも一日を通すと,1℃程度の温度差はでています。でも設定温度が低いため,加湿器を使わなくても40%後半を保っています。実際に生活し出せば,調理などの加湿も行われるので50%ぐらいになりそうです。 次に電力です。一番高い室温の時もエアコンの電源は入っていますが,その使用電力は『37W』,1000Wで30円ぐらいの電気代なので1時間1.1円ぐらい。部分を暖めるホットカーペットはだいたい600Wぐらいなので,家全体なのにホットカーペットの1/16しか電気を使っていません。一番寒い時間帯は?となりますがリノベモデルの場合は夜中の12時頃がその時間帯。18.7℃になっていました。温度が下がると湿度はあがるのでその時間帯は49.3%。ちょうどいい湿度です♪この時間帯のエアコンの消費電力は?というと『199W』使っていました。1000Wで30円ぐらいだとだいたい1時間6円ぐらいでしょうか。この日のエアコンの1日の消費電力は合計『2736W』でした。おおよそ82円。冬場エアコン1台をつけっぱなしにしていてもエアコンでの消費電力は『82KW』程度。おおよそ2,460円。気候のいい5月や10月などとの違いは,この2,460円と給湯器の金額差になるので,電気代は真冬でも10,000円程度でおさまりそうです。ちなみに全館空調のみでの電気代は月1万円ぐらいだそうで寒い時期だと2万円は超えるそうです。もう一つ,故障時の対応力と費用。リノベモデルで使っているのは夏用の6畳エアコン1台と,冬用の6畳用エアコン1台。使い分けているのは,温まった空気は自然と上に,冷たい空気は自然と下に,という自然の原理を利用するため。付けている場所の違いで床近くが冬用,屋根近くが夏用。故障時にどうにもならないときはどちらかを使えばそれなりに満足できる環境になるようになっています。故障時はどこにでも売っているエアコンなので,電気屋の知り合いがいればその日にでも直せます。また費用もエアコン代と電気屋さんの取り付け代なので8万円とかでしょう。 一方,全館空調は導入時に300万円近いそうです。使う気がないのに聞いてみました(汗)最初の方に書いたように,高断熱にすれば家の中の温度は3℃の差もないぐらいになるので,家じゅうを空調することの意味があるのか私はすごく疑問です。全館なわけなので,故障時には全館が不快な状況になります。寒い冬や,暑い夏だとどうするのでしょうか?補助としてエアコンが必要な気がします。また故障後はエアコンと違い,工務店経由で手配をかけますが,すぐの対応は難しいでしょう。エラーを確認して,部品手配して,直すといった行為が1日や2日の間にできるとはとても思えません。その間は寒い暑いをひたすら我慢してしのぐしかないでしょう。もし本体の故障なら再導入費用として再び100~300万円の費用が必要です。 記事を書けば書くほど,全館空調が嫌になります。なぜ採用するのかの理由がまったくわかりません。高級外車に余裕のある高級装備がついているのは理解できます。国産普通車に高級な装備がいるのでしょうか? 少し突っ込んだ内容になりましたが,エアコンの方がよさそうって思ってもらえたら幸いです。そのよさは少ないエネルギーで過ごせること。未来の子供たちに住みやすい環境を残すのは今を生きる私たちの役目です。自己満足のために莫大なエネルギーを使って快適に過ごすのはもうやめにしましょう。お問い合わせはこちらからみなさまの住まいづくりの一助になれば幸いです。
無事上棟。
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先日,クラウドナインさんの保育施設の上棟作業が行われました。敷地が16坪ちょっとしかなく,そこに20坪ちょっとの施設を建てます。敷地目いっぱいなので,道路は通行止めで作業させていただきました。近所のみなさんの協力もあり本当に助かりました。みなさま,ありがとうございます。遠目に見ても,近くで見ても,とても小さなカタチ。家型のシルエットがとても可愛く見えて,子供たちも喜んでくれるかなと思いました。年配の方が多い地域のようで子供たちの黄色い声が聞こえるのはうれしいと言ってくれる方もいて,わたしたちもうれしく思いました。完成まで安全第一で頑張ります。
年末年始の休業のお知らせ
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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。年末年始、下記の期間を休業日とさせていただきます。 12月29日(水) ~ 1月5日(水)1月6日より通常営業いたします。 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、営業開始日以降に順次お返事させていただきます。皆さまよろしくお願いします。
リノベの気密と断熱。
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10月に部分解体より工事を進めさせていただいているリノベ物件のSさま邸。とにかく断熱と気密をよくしたいということで,お声掛けをしていただきました。家全体の改修ではないので,出来る範囲を断熱区画する方法で施工を進めています。既存の窓をそのまま利用する部分は,内窓をつけ2重窓にしていきます。土壁は断熱の性能がありますので,そのままにして,内側に間柱をたて,気密確保を考えウレタンフォームを現場吹付します。屋根面はヒューヒューと風が通っていますので,気密をするのは大変な工事になってしまいます。建物のためにも風が通るのはいいこと。そこで内側から先に防湿シートを張り,天井を仕上げます。30年前の小屋裏が広い住まいなので,内側の仕上げをしたのちに,小屋裏面からウレタンフォームを吹き付ける予定。これで屋根面の風通しが良くても,室内側は気密断熱が確保され,安心できます。床面は,既存床の上にスタイロフォームを敷き詰め,床断熱と気密を確保。床下から風通しのいい,間仕切り壁は通気止めに間柱を使い,細かな隙間は全てウレタンフォームでふさいでいきます。床下からの排水など,貫通部はゴムシートを使って気密をとっていきます。 今回の,断熱気密のやり方は新築の住まいとほとんど変わりません。今の時代にあった,高気密,高断熱の住まいになります。 費用はかかりますが,ここまでしっかりやると住み始めた時の感動はそうとうなものになるでしょう。完成までいましばらくお待ちください。
プランが決まりました。
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豊橋で建築計画中のMさま。初回プレゼン案から大きな変更なく,決定いたしました。構造を意識して,今回は偏心切妻による軒なしの外観です。南西側に遠くまで見渡せる景色が広がっていますのでそちらを思いっきり意識した窓配置。気持ちのいい景色が室内に取り込めそうです♪ 室内は南北に抜けのある計画で広がりを感じます。ポイントとなるのは『タタミヌック』。天井高さを抑えた空間で,落ち着きがあります。ここで寝転がってみたいなあ。リビングとほんのりつながっているのも気配が伝わり,とてもよさそうです。 これから実施設計,見積もりへと進んでいきます。こちらの提案を真剣に受け止めてくれて,またわくわくするような室内案も出てきて,打ち合わせは毎回楽しくさせていただいてます。Mさま,今後もよろしくお願いします。
冬の断熱材と気密の効果。
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11月も半ばを過ぎ,朝晩はずいぶんと冷えてくるようになりました。断熱と気密がいいと何が違うのかを具体的に書こうと思います。今回のテーマは『冬の断熱材と気密の効果』です。 シミュレーションも大事ですが実際の温度が何より正しいと思いますので,測ってみました。比較するのはUa値0.9 10Kと呼ばれるグラスウール100㎜が使われている我が家。目安は約25年ぐらい前からの家。(もしかすると変わらない施工をされている大工さんは最近でもこれです)もう1件はリノベモデル Ua値0.27 ニコハウスの標準の住まいより少しいい性能。 11/19 6:20 外気温は 7.2 ℃断熱の悪い,昔建てた我が家。床が冷たいなーと思って測ってみると 1階の床は15.1℃,壁が15.9℃,昨晩エアコンを使っていた2階は床が18.7℃,天井は19.6℃でした。上下の温度差で約5℃。サーモカメラで寒い原因のアルミサッシ廻りを見てみると12.3℃を示してました。室内との差は8℃近くにもなります。露点温度はもうすぐそこ。もう少しすると結露が表れてくる数字です。 断熱のいいリノベモデルを計測してみます。入った瞬間ほんのり暖かいのですが床は19.0℃,壁が18.9℃で吹き抜けた屋根面は19.1℃。上下の温度差はまったくありません。同じく窓廻りを見てみると木製の性能のいい窓ですが17.1℃。室内との差は2℃程度。ちなみに断熱した土間も測ってみると土間床ですが18.5℃なので床や壁などと0.5℃しか違いません。誤差の範囲です。 同じ19℃ぐらいの室温でも,断熱のいい住まいと悪い住まいとでは感じ方が変わります。それは床や壁,天井,サッシの周りの温度差が違うからです。我が家の2階リビングは確かに19℃あるのですが寒く,暖房を一切入れていないリノベモデルの19℃は入った瞬間ほんのり暖かい。これは言葉でなく実体験でないとわからないと思います。リノベモデルの現在の1階と2階の温湿度はこちらから。リノベモデルは現在 6帖用のエアコン1台を可動させています。グラフを見るとわかりますが1Fと2Fの温度差が誤差程度です。 これに合わせて気密がかかわってきます。リノベモデルはC値0.8で,寒い我が家はC値,測定不能(5.0とかでしょうか?)です。我が家にいるとコールドドラフトに代表する空気の動きを感じ,気密も悪いので外気の流入があるように感じます。リノベモデルではコールドドラフトがないのもあって空気の動きは感じません。この気密も体感にかかわっているなという実感があります。 なんとなくいい断熱を使ったり,やたらと気密の数字を追ったりすることでなく,実際に住んでみた時の体の感じ方が大事になってきます。寒くなってくると動きが鈍くなり,ヒートショックの危険性もでてきます。新しく住まいを作る際も,リノベーションをする際にもすみごこちにかかわってくる断熱と気密。 全館空調に代表する爆エネを使った快適性は地球環境を考えても,10年後の機器の故障やメンテナンスを考えても,いいと思えません。未来の子供たちに住みやすい地球を残すためにも,少ないエネルギーで快適に過ごせる住まいが必要だと思っています。家づくりの参考に なれば幸いです。