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リノベの耐震の考え方。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士 の鈴木です。田原市でフルリノベーション施工中のKさま邸。構造金物取付が進んでいます。弊社の耐震の考え方として、まずはしっかりした耐震性能を建物に付与します。それもただ強くするということではなくて、徹底的にバランスよく強くするということをいたします。バランスというのは専門用語で偏心率(へんしんりつ)といいますが、建物の重心(重さの中心)と剛心(建物の耐力壁など抵抗する力の中心)をなるべく近づけることを意識します。新築時の許容応力度計算ではその数字を0.3以下にすることが求められます。弊社ではさらに厳しくみていて0.1以下を目指しますが、今回の物件は0.08。建物がねじれる可能性が低く安全性の高い建物となります。その上で、耐力要素のない制振ダンパーを設置し、揺れに対する共振対策としています。そして、大量のグラスウールが搬入されました。パッと見て、これだけの断熱材が入ったらしっかり暖かいだろうなと思います。断熱材は気密性がしっかりあることでその能力が発揮されます。また施工時に『ちゃんときれいに施工をする』ことでも断熱の性能は100%になる場合と半分程度になる場合があるので、施工精度もとても大事になります。週末には電気配線の打ち合わせが待っています。Kさま、予習をしっかりお願いいたします。工事は順調です。

セミオーダーのご提案。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で建築計画中のSさま邸。ちょうど暮らしの平屋 セミオーダータイプの第二段となる住まいをご提案させていただきました。ちょうど暮らしの平屋は7月頃に正式にホームページに登場します。それぞれ『ふたりの間』『ゆとりの間』という大きさの違う骨格平面が2つ。そして『つながりの間』という屋根を持ち上げた小屋裏利用のような2階建て計画が出来る、合計3パターン。今回は『つながりの間』にてご提案です。コンパクトなご提案の場合、もっとも大切にしているのは視線の抜けです。細かく間仕切りしていくとどうしても狭く感じてしまいます。構造ルールを守りながら、いかに広がりをもったプランにするかが腕の見せ所です。平面的な視線の抜けだけでなく、立体的な視線の抜けを使うことで実際の坪数には全く感じない広さを体感できます。性能は弊社のいつもの高性能住宅。耐震等級3にゆとりをもたせた計画で、高気密高断熱。今回の敷地は50坪ほどで、分譲地の建て替え計画になります。そのため一般的に敷地に平行で家を建ててしまうと、南の家のサイディングの外壁を毎日見て過ごすことになりつまらない。その場合、私は南の家との最大の距離を取るために敷地に対して建物を振って計画します。そうすることで、今回の敷地ではより真南に建物が向き、日射の計画もより素直になります。建築にとても詳しいSさま。毎回楽しい打ち合わせをありがとうございます。またお気遣いの品もありがとうございます。プランの検討よろしくお願いいたします! 

平屋半分リノベ。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で平屋のリノベーションを行っているKさま邸。家半分はそのままで、残りの半分をリノベーションする工事。 弊社の考え方として、リノベーションを希望される方には『あと何年使うつもりですか?』とお伝えし、その答えに合わせて工事いたします。今回は20年ぐらいかなということで、30年以内に高確率で来る大規模地震から最低でも身を守れるようにしましょうということで、家全体での偏心率(家のねじれ)を0.1以下にしながら、弱い耐力壁のみで補強していくことを提案いたしました。耐震構造評点は0.48から1.09にあげる工事です。解体してみると、タイルで造られた在来浴室と呼ばれる水廻りは高確率でこのようにシロアリに侵されています。水廻りはコンクリートやブロックで施工されており、土の地面からつながっていますので外から見てもまったくわかりませんが、解体するとボロボロになっています。残念ですが、こうした柱は全て撤去をし、新しい柱と交換します。家半分のみですが、シロアリ対策の防湿フィルムを敷き込み、床下の湿気対策も兼ねます。この上に防湿コンクリートを打って今後のシロアリ被害を抑えます。弱い耐力壁ではありますが、新設する場所は出来る限り基礎補強をし、しっかりした耐力壁線で区画していきます。過去に増築された部分の基礎。見た目は悪くありませんが既存の基礎とのつなぎ方が雑だったため、建物本体と構造をくっつけるために部分的に基礎を一体化することをいたしました。この物件は豊橋市の耐震補助金を適用した物件で、市役所の方による配筋検査も無事終わりました。耐震構造評点 0.48から1.09にしながら、断熱気密性能は現代の高性能住宅に合わせる工事。梅雨の足音が近づいていますので、防水まで順調に工事がすすむといいなと思いますがちょっと難しいかな。Kさま、工事は順調です。引き続きよろしくお願いいたします。

1年での変化。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。1年前にお引渡しさせていただいた田原市のKさま邸。先日1年点検にお伺いさせていただきました。スギ板外壁が1年の間にいい色の抜け具合をしています。建築当初の若々しい木の色もいいなあと思いますが、私は経年した姿の方がより魅力を感じます。昨年の6月にお引渡ししたので新緑の芽吹きは今年初めて。先月の緑がとても美しかったですとKさまが嬉しそうに話されていたのが印象的でした。自然素材は1年経つと、色が落ち着きます。写真ではなかなか伝わりづらいのですが、新築当時にはない落ち着きが自然素材にはあります。住んでいるわけなので、床や壁も傷はつきますがそれもだんだん気にならなくなります。以前から引き続き使われているソファーや本棚なども、新築当初は少し違和感を感じましたが、建物側が一年の年月を経て持ち込み家具たちに馴染みました(笑)お子様がいると、たくさんのおもちゃで遊びますので、床はぼこぼこになり、カウンターはレジンを使った小物づくりでいろいろ汚れています。もしきれいにしたいのなら、電動サンダーで削ってしまう。そしてまたオイルを塗る。それで元の美しさを取り戻すのも自然素材ならではだと思います。先々、一般の方がDIYでメンテナンスできるからこそ、そうした材料を使っています。Kさま、1年点検にお付き合いいただきありがとうございました。きれいに使っていただき、1年でより魅力が増しましたね。次回は2年点検でお伺いいたします。引き続きよろしくお願いいたします。

学び、刺激を受ける。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。毎年受講させていただいている伊礼智さんの住宅デザイン学校。ゲスト講師の竹原義二さんの黒板授業が直接受けられるということで、フランクロイドライト設計の自由学園明日館へ行ってきました。直接お会いさせていただくのは初めてでしたが、建築熱のとても強い授業を3時間ほど拝聴させていただきました。先人たちが造り上げてきた建築から学びを経て、それを実践にうつされていることは大変刺激になり,そういった視点で建築を見ることがこれまで出来ていなかったため、勉強になりました。 何度も来ている自由学園明日館ですが、ライトの建築の読み込み方も教えていただきました。寸法体系は日本からの学びが多いライトの建築。天井の高さ、階段の寸法、開口の表現方法、壁の表現方法など、なんとなく見ていた明日館ですが解説をいただきより深く学べました。吉田五十八との違いはとても印象に残ってます。終わった後の懇親会もいつも必ず参加します。全国の仲間たちと会え、話が出来るのも毎回貴重な時間となるからです。竹原さん、見た目怖そうと思ってましたが、とても気さくな方で楽しく学びの多い時間を過ごさせていただきました。

フルリノベはサッシ施工中。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。田原市でフルスケルトンリノベーションを施工中のKさま邸。梅雨前までに雨仕舞の工事を!と頑張ったおかげで本日無事サッシが取り付けられます。今回採用したのはいつも通りYKKAPのAPW330 樹脂サッシです。南面は大きな開口を取ることで、冬場はしっかりとした日射熱取得をいたします。基礎と構造用面材が貼られたので、建物らしくなってきました。基礎部分は小さな通気開口がありましたが、家の大きさに対して少なすぎること、また地面から近すぎて床下への雨水の侵入も考えられましたので基礎断熱を採用しすべての通気開口はふさぐことにしました。そのため基礎部分を使った床下エアコンをご提案することになりました。玄関ドアはいつも通り、ユダ木工さんのMIYAMA桧。木製玄関ドアです。お施主さまが楽しみにしている玄関ですが、養生が取れるまでは様子がうかがえません。今年は梅雨が早そうだし、天気予報も曇りや雨マークが多いので、このタイミングで防水が出来たのはありがたいなあと思います。スケルトンの屋根から作業に入った大工さんですが、そこから約三週間。一般的な新築だとここまでの工程で約1週間。リノベーションは新築よりも手間がとてもかかります。丁寧に施工をし、現代の耐震、断熱、気密性能まで引き上げます。Kさま工事は順調です。週末はシロアリホウ酸処理のDIY工事。大変ですが、頑張ってください。

ちょうど暮らしの平屋 気密測定。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。6月に完成内覧会をさせていただくFさま邸。ちょうど暮らしの平屋  ふたりの間 と名前が決まりました。セミオーダー型の平屋の住まい。予約が少しづつ入ってますので、ご興味ある方はぜひよろしくお願いいたします。子育てが終わり、夫婦二人で安心して心地よく暮らしたいという方に特におすすめです。ご予約はこちらから。そのFさま邸で完成時の気密測定を行いました。弊社の気密測定は全ての工事が完成したのちに行っています。施工中は自社検査にて気密のチェックをさせていただき、エアコンなどを含めたすべての機器類が接続されたのちに行っています。実際に住む状態でどれぐらいの気密を確保できているのかが大事だと思っているからです。工事中の測定の場合、内外を接続する穴は全てテープ処理しています。実際に配管すると少なからず隙間が出来るでしょう。その部分をしっかり処理しているかどうかが大事だと考えるから完成した後の測定としています。もう一つ、隙間相当面積 C値の値ばかり気にされる方がいますが、C値よりも実際の隙間面積の方がわかりやすいような気がします。C値というのは隙間面積をその建物の床面積で割ったものです。(容積によって実際の面積とは異なります)だから同じ隙間の面積でも大きな建物だとC値は小さな値になり、小さな家だとC値は大きな値となります。今回の住まいはC値は0.26c㎡/㎡ 、家全体での隙間面積は15.7c㎡。弊社はほぼすべての家がC値0.1~0.3、隙間はだいたいいつも15c㎡前後。だから今回も無事合格となりました。Fさまご安心ください。 気密測定をする際は換気扇や給気口などは全てテープでふさいで測定します。実際に住んでいるときとは異なるなあと思っているので、全てのテープを外して開放C値(勝手にそう呼んでます)も計っています。そうするとC値は1.62c㎡/㎡ 、家全体での隙間面積は96.5c㎡。第三種換気を採用した住まいなのでいつもより穴の数が多いため隙間は多くなりました。 完成時の隙間面積がいくつか?を見てみると、本当の気密性能が見えてくるでしょう。ご興味ある方は、ぜひ工務店さんに相談してみてください。嫌がった場合は・・・(汗)。こだわりすぎも良くありませんので、ほどほどの隙間であれば問題はないでしょう♪

大工工事開始。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。田原市でリノベ施工中のKさま邸。基礎補強工事を終え、大工工事に入りました。想定はしていましたがいざリノベーションをしようと思うと基本的に様々な工事が思うようにはいきません。新築であれば、角がでていて垂直もしっかりでて様々な物がほぼまっすぐなのですが、リノベではそうはいきません。四角い家のようで、実際は適度に狂いが生じていますのでそれを出来る限り補正していきます。手間はとてもかかります(汗)また解体してみると思わぬところで、雨漏りもしくは結露が原因で木部が腐っていたりします。それを見て見ぬふりをするのはとても気持ちが悪いので、全力で耐震補強に取り組みます。新品のヒノキの柱を建てていきます。一般的に柱には『ほぞ』と言われる、土台や梁に差し込む加工がされています。リフォームでもそういった加工をした上で取り付けることもできますが、現場で1か所づつ加工をしていると工賃がいくらあっても足りません。そういったときに便利なリフォーム用の金物が様々なメーカーから出ています。弊社のスタンスとして、お金をかける部分にはしっかりかけ、予算をかけなくて済む部分は出来るだけ予算をかけない。便利な物は出来るだけ使う。そうすることで加工が減り、工賃が減らせ工期も短くなります。特に雨がかりになる部分は出来る限り早めに防水してあげたいと思っていますので次回の雨までに面材まで貼れるよう頑張っています。Kさま、構造がまとまればまずは耐震の心配がなくなります。現場は順調に進んでいます。引き続きよろしくお願いいたします。来週末にDIYシロアリ塗布処理となりますので準備体操よろしくお願いいたします。

暮らし見学会の感想。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。 先週末に開催した暮らし見学会。たくさんのご来場ありがとうございました。今回は早い段階で満席となり、枠を増やしたので少し賑やかな見学会となりました。もう次のお客さん来ちゃったね!と時間の感覚を忘れてしまう方もいらっしゃってゆっくりしてもらえたのかなと嬉しく思いました。1時間枠では少し足りないような気がします…(汗)今回は土曜の午後からは雨が降ってしましましたが、他の時間はなんとか持ちこたえ、庭がある家の良さを体感してもらえました。小さなお子さんも多かったので滑り台や平均台で遊んでいたり、植栽が風に揺れている姿をぼーっと眺めたり…庭があると時間が過ぎていくのが早く感じられます。 特に多かった質問を二つあげます。 一つ目はなぜ築山を造ったのですか?という質問です。植田町は古い町並みで周りには畑が多い土地柄です。道路を通る方も少なく、境界に塀やフェンスで仕切ることはこの地域に合わないと思ったからです。築山にすることでゆるく周りと繋がることができ、かつ簡単には入ることができない境界ができました。また基礎工事で出た残土を再利用することができるのでフェンスより価格を抑えた外構になります。周りに木々が多いのでどこまで敷地なのか分からない贅沢な空間ができました。その敷地にあった外構計画をすることで家だけではない、敷地全体を活かした住まいが出来上がります。 二つ目は天井に照明はつけないのですか?明るさは大丈夫ですか?です。天井は構造表しになっています。連続した梁が45センチピッチにあり、この空間に他の素材を入れたくなかったからです。また明かりの重心は低い方が落ち着くのでリビング空間は壁につけたブラケット3灯のみで生活しています。感じ方は人それぞれですが私は今の明るさが心地よく感じます。足らない場合はスタンドライトを置くことでインテリアのアクセントにもなります。 弊社に来ていただくお客様は家づくりに勉強熱心な方が多く、私自身も学ぶことが多い見学会でした。

子育て世代へのご提案。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。豊川市で建築計画中のTさま邸。先日初回のご提案をさせていただきました。ご両親が住んでいる敷地の隣の空地での計画案。敷地の大きさとしては40坪ちょっとぐらいのコンパクトな角地になります。そこに駐車場2台の計画と自転車置き場のある子育て世代4人家族向けの住まい。南東方向は道路を挟んで反対側は100m以上抜けた景色になっています。遠景の山々も見渡せますのでそちらを向いた計画案とさせていただきました。南西側はアパートや人の出入りの多い駐車場があるためできるだけ閉じることで廻りを気にせず、広がりを感じるように。私が敷地を見て計画をする際にどういった順番で計画をまとめていくのかをお話しいたします。私の計画の順序① 敷地を見て遠くまで視線の抜ける位置と、近景でも利用できそうな景色を確認② 駐車場として使いやすい場所を決める③ 予算計画で許される最大ボリュームで駐車場を気にしながら敷地に置く④ 構造のかなめになる柱の位置を決める⑤ ご要望に合わせた間取りを考えるとなります。ポイントは最初から間取りを考えない所です。今回の計画では① 遠景まで見渡せるのが南東になるので、そちらに開く計画とする② まだ小さなお子様がいるので、メイン駐車場は玄関近くに。サブ駐車場は室内からの眺めを邪魔しない場所に。③ 予算に合わせた大きさとして総二階 間口7.28m×奥行6.37mとしてボリュームを決める④ 耐力壁の位置(耐力壁線)を決め、重要な柱を配置(構造計画を決める)⑤ ご要望をいただいた土間収納・家事動線・本棚・読書スペース・畳スペースなどを入れたプランを計画となります。このように間取りより先に骨格と構造を考えますので構造計画に無理が生じることがないのも特徴です。家の中はできるだけ家の端から端まで見通せる計画とすることも注意しています。これがあるのとないのでは、家の広さの感じ方が全く違います。以前14帖ほどで計画したLDKを20帖ぐらいですか?と言われたこともあるので人間の感覚を数字だけで決めるのはよくないなと改めて思いました。壁方向を向いた対面キッチンや家の中に向かったリビングなどをいろいろな会社の間取りで見かけますがそういった間取りは20帖以上のLDKにしても狭く感じるでしょう。 間取りは簡単そうに感じる人もいるかもしれませんがとても奥が深いのです。Tさま打ち合わせありがとうございました。ご検討よろしくお願いいたします。

透明の玄関ドア。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。田原市で施工中のIさま邸。先日の上棟から日が経ち、外壁の工事が進んでいます。いつも通りのスギ板外壁の押さえ縁仕上げ。今回は方形屋根という屋根形状のため、全ての面の外壁が同じ長さになるため、普段よりはスピーディーに外壁工事ができます。軒が1.2mほど出ていて、すごく低い佇まいなのでほとんど雨がかかることはありませんが、外壁がすすむと安心感があります。最近弊社で定番になりつつあるサッシを使った玄関。玄関ドアというと一般的に中がのぞけないような板戸と呼ばれるような透明でない玄関を使うことが多いのですが弊社では物件によって木製玄関ドアとガラス戸を使い分けています。大きな理由として一般的な玄関ドアだと、その扉からの視線の抜けがなくなってしまいます。ガラス戸だと、窓の役割を果たし外の景色を眺めることが出来る扉になります。特にコンパクトな住まいだと窓が1つあるだけでも視線の抜けにより広く感じます。その先の景色も大事になってきますし、プライバシーもあるので使う敷地は選びますがコストが抑えられる方法としてとてもおすすめです。大丈夫?と思う方は7月に予定している内覧会にきていただくとその良さがわかると思います。 当たり前を疑ってみると違った視点でより良いものが見えてくるかもしれません。玄関ドアの透明化、ぜひお試しください。

来週末の暮らし見学会について。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。最近はいろいろな方から『ブログの更新を楽しみにしてます』とお声をいただくのですが、みなさまのおかげでお問い合わせを多くいただき、一つずつ丁寧にこなしていますのでブログもすこしづつ頑張ります!暮らし見学会はおかげさまで予約が満席となりました。遠くは名古屋からもお越しいただく予定で、大変うれしく思います。スタッフがこの住まいに暮らして1か月ちょっとですが、住む人らしさがインテリアにでて引き渡し当時よりもすごくよくなったと思います。引き渡し前は殺風景だった建物がにぎやかになりました。弊社の建物は住む人を選びません。またインテリアも選びません。なぜなら出来るだけ装飾を施さず、自然のままの素材で造っているからです。SNSなどでは外壁、アクセントクロス、タイル、設備などでたくさんの色を入れているのを見かけますが私は間違っていると思っています。建築的要素で造ってしまうと飽きても一般の方では手が出せず、短期間でリフォームしたくなってしまいます。特に流行りものを取り入れるのは絶対にやめた方がいいと思っています。出来るだけ自然で素朴な素材がいい。それを体験できるのが今回の暮らし内覧会だと思います。気候がいいので庭と一体となる生活スタイルがどれほど豊かなものなのか。それを体験できます。なんとか日曜日の午前中ぐらいは、枠を増やしたいなと思っています。一旦、今日の段階では満席となりますが、少しお待ちください。みなさまに見ていただけるよう努力いたします汗