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記事一覧へ日射熱は大切。
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豊川で施工中の平屋のYさま邸。大工さんによる造作工事が絶賛施工中です。弊社は既製品を使わずに、基本的にはすべて造作しています。場所や物によって、大工さんが作る部分と家具製作する部分を使い分けています。たくさんの材料がまだ現場にありますが、これが数日中に家の一部に変わっていきます。平屋の屋根形状を感じられる空間にしていますが、日差しが差し込み現場内はとても暖かい。日差しの取り込みを『日射熱取得』といいますが、これを設計すると冬にしっかり陽を取り込み、暖房がなくても暖かい空間になります。いわゆるパッシブデザインというものの一つです。夏は目の前に植える植栽の木陰と、軒の出をたよりに室内への日射侵入は極力なくす設計です。そうはいっても冬ですが、現場大工さんは動いていると暑くなってしまうので、窓はあちこち開いています(笑)窓がある部分と、影のある部分。一様に明るい空間は変化がなく(学校の教室みたいに)つまらない空間になりますので強弱のつけ方が大事ですね。 外部は足場が外れました。ご主人さまが一生懸命、DIYで塗っていただいたスギ板。もうすでに土地に馴染んでいて、嫌味がありません。先々の造園工事でもっとおとなしい住まいになり、北側の御油の山に向かい、一体となるような計画としています。LDK空間は南北に庭を持つとても贅沢な空間になります。ちょっと広すぎるんじゃないかな(汗)3月末の完成に向けて工事は順調です。Yさま、今週末の打ち合わせよろしくお願いいたします。
快晴の上棟作業。
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田原市で施工させていただいているKさま邸。先日まで暴風警報並みの風が吹いていて、天候が心配でしたが作業日は風もなく快晴!Kさまさすがです。8時過ぎより作業開始させていただきました。ご近所さんも気にしてくれて、ギャラリーの多い上棟作業です。棟梁とキリンさんレッカーのいい写真。柱を立てると仮筋交いをつけ、梁をかける準備をします。弊社は登り梁形式の屋根と厚い合板を使って水平面の耐力(地震に耐える力)の確保をしています。大きな梁が少ないので、手で持ち上げてささっっと。でも大工さんだからできるわけで、普段パソコンのマウスぐらいしか持たない私にはできません。2階建てですが、平屋部分が大きいので作業がどこまで進むか不安でしたが、無事屋根の断熱も進みました。屋根の断熱まで終わると断熱面が防水の代わりになりますのでちょっと安心。2階の屋根は無事に終わり、1階の屋根の垂木まで並べることができました。この日は雨の心配もないため、ここまでで上棟作業、無事終了。Kさま、上棟おめでとうございます!気持ちのいい天候の中作業ができました。また休憩やお昼のお気遣いもありがとうございました。建築に興味を持ってくれて、もしかして設計士や職人さんなど目指してくれるとうれしいなーと思います。 先週までの予報はずっと晴だったのに、急に予報が悪くなり、今日は雨。その前に無事屋根の下地防水となるルーフィングまで終えることができました。大工さん、板金屋さん、どうもありがとうございます。高気密、高断熱住宅は水分が大敵。雨でも上棟作業されている会社さんがありますが、弊社は絶対にやらないようにしています。木材を濡らしてしまうと、表面だけとはいえ、内部結露リスクが高まりますし、しっかり風を通して乾かすまで雨養生もできなくなってしまいます。ということで上棟2日目は壁も濡らしたくないので、雨養生をしっかりと。ブルーな家となりました。本日の作業もお疲れ様でした。
寒空の地鎮祭。
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年末に解体が終わった、豊橋市のEKさま邸。着工に向けて、本日地鎮祭が執り行われました。昨日から風が強く、とても寒い地鎮祭となりました。…がこれまでが暖かすぎたことと、私自身冬生まれなので、寒いぐらいのほうが気が引き締まるような気がしていいなと思いました。とにかく天気が良くてよかったです。コンパクトな平屋の住まいですが、気持ちのいい抜けを意識して設計させていただきました。お庭への視線の抜けがポイントです。今週は、地盤補強工事。そして来週より基礎工事に入らせていただきます。次回の素材打ち合わせもよろしくお願いします。EKさま本日は地鎮祭おめでとうございました!安全第一で工事進めてまいります。
学びの二日間。
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設計アシスタントの鈴田です。先週1泊2日で飯塚豊さんの工務店設計塾、卒業イベントに参加させていただきました。 初日はフランクロイドライト設計の明日館に初めて訪れました。屋根が低く抑えられた外観、ライトの作風を感じる幾何学模様のデザインは窓だけでなく、家具や装飾にも用いられていてとても見応えがありました。窓から入る光と陰影がとてもきれいです。 その中で卒業課題の公表がありました。21人の方が設計されたプラン講評していきます。 毎回レベルが高く、大人数の前で発表することに緊張していましたが、回数を重ねるたびに自信がつくようになりました!的確で分かりやすいアドバイスをいただき、後から自分のプランの完成形を模索します。 今までグリットにとらわれ間取ることばかり考えていましたが、今回の塾を通して敷地から考え、もっと大きな目線でプランを考えるようになりました。 夜は飲み会で深夜2時までいろんな方とたっぷりお話しすることができ、私事ですが、今年家を建てる予定があるので先生方からアドバイスもいただきました。 3時間ほどの睡眠で二日目は原宿駅から散策しながら今回の卒業課題にもなったアントニン・レーモンドのカニングハム邸にお邪魔しました。中に入ると大屋根の空間があり、真ん中には暖炉とソファーセットと人が集まれる空間となっていました。壁天井とも合板仕上げで落ち着いた印象です。会社支給のレーザー式の距離計で気になった距離や高さを測り、今後の設計に生かします。 そのあと岡本太郎記念館に行き、なんと丸山先生の事務所にお邪魔することができました。街並みから考えられている1/300の模型や現場図面、とても勉強になりました。 まだ行きたいところがありましたが、普段歩かない私にとって睡眠不足とダブルパンチで限界でしたので帰ることにしました。学びの二日間を過ごすことができました。
上棟に向けて。
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田原市で基礎工事が終わったKさま邸。昨日より大工さんの作業が始まりました。来週の上棟に向けての土台設置工事です。今年の冬はあまり寒くなく、作業がしやすい環境ですね。天気がいまいちなので、土台の穴あけまで。一旦ブルーシートをかけて、雨上がりに土台を敷き込みいたします。 最近は雨が降っていなかったのですが、基礎はプールになっていました。2cmほど溜まっていましたが、この物件も床下エアコンのため、水が溜まっているのは隙間がない証拠でいいことです。土台を設置する間、ポンプで水を吐き出しておきます。断熱を紫外線から守るためのブルーシートが一部飛んでしまったようでKさまごめんなさい。来週までは天気がいいようなので、上棟まで基礎をしっかり乾かします。引き続きよろしくお願いいたします。
裸足で過ごしていても快適です。
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新年あけましておめでとうございます。天候に恵まれたお休みは、散歩日和で我が家の犬にとっても長い散歩にたくさん行け、充実したお休みとなりました。私が住んでいる杉山町は2時間程度の散歩で海から山までの自然の移ろいを堪能できます。毎年、海から水平線を眺めての日の出でしたが、今年は愛犬を連れて、お茶畑からの初日の出を拝みました。みなさまにとってもいい一年となりますようお祈り申し上げます。 最近は年賀状のやり取りも減ってきてしまいましたが、今年もうれしい年賀状が届きました。『裸足で過ごしていても快適です』弊社は床暖房をはじめとする特別な機械は使っていませんが、このように皆さん快適に過ごされています。初期導入にかかるコストが少なく、それでいて快適。そして何より使用エネルギーが少なく、地球にやさしい。これは我が家の1月9日(本日)のエアコンの電気代ですが、1日あたり3.6kw 。KWあたり33円として 120円ぐらいで家じゅうが快適です。(リノベモデルです)今現在の室温はこちらで確認できますもし断熱の悪い家でホットカーペットを1日つけてたら、足元しか快適でなくて 0.6kw×24hで1日あたり14.4kw 。KWあたり33円として475円、高っ!!!そして地球環境にとても悪い。 おまけで、この前買い物に行ったときになにげなく、エアカーテンで仕切っている冷凍食品売り場の冷凍庫が気になり、消費電力を見てみました(マニアックーー!汗)同じぐらいの大きさの家庭用 冷凍庫300Lを調べてみると年間消費電力は380Kw。食品売り場の冷凍庫は家庭用の28倍も電気を使っています。Kwあたり33円で計算すると食品売り場の冷凍庫は年間26万円も余分に使っている計算になります。高いかもしれないけど、ちゃんと蓋をした冷凍庫を使ってもらえるといいなーと思いました。エアカーテンなんて何の意味もないですね(涙) 少ないエネルギーで快適に過ごせる家を今年も増やしていきたいと思います。少しでもご興味あればぜひお声かけください。居心地のいい住まいを提供いたします。
今年もお世話になりました。
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2023年 今日が仕事納めです。2023年お世話になった方々は新築の方が6件、大型リノベが1件、その他小さなリフォーム工事。会社は6年目を迎え、順調に成長しています。お世話になった皆様、本当にありがとうございます。 今年最初にお引渡しさせていただいたSSさま。光熱費もチェックされているので次回お話をおうかがいするのが楽しみです。 2件目にお引渡しさせていただいたNSさま。温湿度を見させていただいてますが、数字だけでのそ快適さが伝わってきます。 3件目にお引渡しさせていただいた断熱リノベのFさま。快適に過ごされていることをお聞きすると私たちもうれしくなります。4件目にお引渡しした、Uさま。暑い時期からのお住まいでしたが、夏冬快適とのこと、家にいることが多くなったと聞いてうれしかったです。 5件目にお引渡しした、Eさま。お仕事柄上手に家を使われていて、ご自身で作り込んでく家の完成が楽しみです。(撮影できる日を楽しみにしてます) 6件目にお引渡ししたTさま。暖かさでお子様が肌着で寝てしまう点はびっくりしました(笑)、住まいと一緒に元気に育っていくこと楽しみにしてます。 7件目、先日お引渡ししたOさま。お住まいになるのは年明けからということでしたが、感想楽しみにしています。 これまであまりしてこなかった振り返りですが、並べてみてもどの住まいにも思い入れがあり、とても素敵な風景が出来上がったのではないかと思っています。弊社は来年度に向けて大きな改革をしていこうと、様々なことをすすめています。お世話になった皆様、現在工事中の皆様、打ち合わせ中の皆様、来年度のニコハウス設計室にもぜひご期待ください。期待以上の成長をお見せすることができると思っています。 年内最終日はみんなで庭バーベキューを楽しんでおしまい。本年も本当にありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。
年内最後のお引渡し。
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豊橋で施工させていただきましたOさま邸。お約束していたクリスマス前にお引渡しをさせていただきました。引き渡しの際に必ずお約束していただいていること。弊社の建物は少ないエネルギーで快適に過ごすことを目指していますのでその妨げになること、意に反することにならないようご説明しています。その一つに第一種熱交換換気のメンテナンスがあります。換気のメンテナンスはフィルターの掃除をちゃんとすること。ちゃんとやらないと換気量不足になります。換気量が不足すると室内空気が汚染された状態のままになりますので快適ではなくなります。1か月に1回の掃除を約束してもらっています。それから冬の時期に使う床下エアコンの使い方。エアコンが効かなくなる理由はフィルターの目詰まりの場合がほとんどです。600立米ぐらいの空気を吸って吐くエアコンですから、その掃除は絶対にやらないといけません。そういった普段どのように生活したらいいのかがA4一枚にまとまっているものを季節ごとに分けてお渡ししています。使い方を誤ると少ないエネルギーで快適に過ごす家ではなくなってしまいます。 Oさまご新築おめでとうございます。お気遣いの品もありがとうございました。お気持ちをいただくのはとてもうれしいです。とてもいい住まいが出来上がったと自負しています。インターネットが開通しましたら、温湿度計を設置させていただきますので、また教えてください。自然素材を育てながら、楽しんで過ごしていただくことを願っています♪
年内最後のご提案。
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田原市で建築計画中のIさま邸。まだ暑いころに現調に行ったのが懐かしくなるぐらい、寒くなってしまいましたがようやくご提案をさせていただくことができました。大きな雑木があって、なるべく切らないように計画することを考えました。あまり手掛かりのない敷地で、周辺は似たような景色が広がります。そういう時には、建物を廻りの樹木に負けるようおとなしく計画することが大事かなと考えています。まあ見渡す限り、緑なので意識しなくても借景はできますが、お話しを伺った際にはゆったりとした時間が流れるような空間にしたいとのことでした。日中わいわいとするというよりも、夕暮れからしっとりとした空間を愉しむ感じ。普段は切妻のシンプルな屋根をかけることが多いのですが、今回は廻りの樹木に負けるよう、敷地に馴染むよう方形屋根といたしました。シンプルな三角の屋根が落ち着きを感じさせます。しっとりした空間となるよう、全面開口にはせず、あえてしっかり壁を残しました。模型で色気を感じましたので、完成はとても魅力的な建物になるかなと思います。Iさま引き続きよろしくお願いいたします。
べんがらの軒天。
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豊川市で施工中のYさま邸。外壁のスギ板貼りが大詰めを迎えています。今回もYさまによるDIY塗装。ウッドロングエコを採用いたしました。ウッドロングエコを塗ったスギ板は、きれいな色の変化があり、落ち着いた雰囲気がとても好きな仕上げ。そして建築中にもスギ板の経年美化は進んでいき、どんどんいい雰囲気になっていきます。今回軒天の色にはキシラデコールの『べんがら』を選んでいただきました。思い切った色のように感じますが、和モダンな雰囲気の住まいにはとてもよくあっています。普段は黒っぽい色を選ぶことが多いため、とても新鮮です。今後は増えていくかな?。 大工さんが外部を施工している間に、中間の気密検査と対策を行いました。 室内を負圧にしつつ、怪しそうなところをさぐっていきます。なれたもので、まあこの辺というのが感覚でありますので、調べるとちょっとした空気の動きがあり、それをウレタンガンや気密テープで抑えていきます。そして、弊社のこだわり玄関廻りの断熱。玄関廻りは断熱を入れるのが難しく、やれていない工務店さんも多いように感じます。計算上のUa値は同じでも、玄関部分を甘く見ると部分的に無断熱になりと冷気を感じます。暖房エネルギーが土間から逃げ、地球を暖めることになってしまいます。別物件の画像ですが、玄関ドアの熱橋(ヒートブリッジ)がはっきり見えていますが、土間面からの熱の逃げは一切ありません。土間なので、単純に断熱を入れても、将来的に沈んでしまったりの不具合が出るのですが、やり方は企業秘密です(笑)マニアックな部分にまでこだわってしまうのは性分なようです(汗)
嫌味のない暖かさ。
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昨日までの内覧会へお越しの皆様、年末のお忙しい時期にもかかわらずありがとうございました。特に日曜日は寒くなりましたので、床下エアコンに暖かさを体験いただくことができよかったなと思います。皆さん一様に同じ感想を持たれていましたが、まとめると『嫌味のない暖かさ』という感じです。エアコンがついていることを感じさせず、音も気流もなく、気候がいい時の日中の暖かさのような・・・。そんな違和感のない暖かさ。でも外に出るとびっくりするほど寒い(汗)また27坪という住まいのポテンシャルも感じていただけたように思います。平均的な建物よりはあきらかにコンパクトなのですが、どう考えても広い。個人的にはもう少しコンパクトでもいいかなとさえ思います。贅肉のない空間にすることで、心地よい広がりが生まれます。ご希望の施工時期に対応できない方もいらして、心苦しいなと思いました。今後はもう少し対応がスムーズに出来るよう、会社の戦力を高めていきたいと思います。現在は社員大工さん、現場監督さんを探している最中です。このブログをお読みの方で、弊社の家づくりに共感される方ぜひお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
大工工事大詰め。
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岡崎市で施工中のIさま邸。工事は順調に進み、足場が外れました。今回の外壁はガルバリウム鋼板のブラックとスギ板 ウッドロングエコ塗装のツートンです。ウッドロングエコは今回もお施主さまによるDIY。3件続けてのDIYになりますが、みなさん経験がなくても無事きれいに色がついています。一般の方でも扱いやすい材料かなと思います。南北に広い敷地で、一般的には北側に寄せて建物を建てますが、南が無駄に広くなり、また庭の前に落ち着きのない駐車場が来るのは避けたかったので、敷地の真ん中に建物を置きました。北側は駐車場、南側は庭というように使い方を完全に分離しています。内部は大工さんの工事が大詰め。いつものようにストリップ階段を大工さんに作っていただいてます。吹き抜けが住まいの真ん中にあると、明るいということだけでなく、空調の平均化にも一役買っています。このあとはそれぞれの棚板や階段、窓枠、建具枠など無垢の部分を塗装していきます。塗装までが、年内の工事目標です。Iさま、いつも現場へ足を運んでいただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。