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記事一覧へ基礎断熱の紫外線対策。
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岡崎市で施工中のIさま邸。基礎の養生期間が終了し、無事完了いたしました。地面がとても柔らかく、地盤の補強工事では少しトラブルもありましたが工事は順調です。この住まいも床下エアコンを採用されましたので、基礎の立ち上がりが少ない地中梁方式での基礎工事となりました。床下エアコンを採用する場合、基礎断熱としますが、弊社では立ち上がり基礎断熱は『基礎内断熱』を採用しています。立ち上がりのコンクリートを施工する際に断熱材と一緒に打ち込みます。土間面については、基礎コンクリートの下に断熱材を敷いて、熱が逃げにくくしています。立ち上がりの断熱材は紫外線劣化をするため、大工さんの土台工事が入るまではブルーシートで覆っています。断熱材メーカーの注意事項にはよーく見ると紫外線劣化が書いてあります。知られていないせいか、基礎工事からしばらくたっても、断熱材が丸見えの現場をよく見ますが、知ってしまった以上対策をしないと気持ち悪い。。。でもパッと見ただけで、なんとなく安心感があるのでこの養生は個人的に気に入ってます。10月中旬に上棟を予定していますが、今のところそのあたりに雨マークが…。高気密の住宅の場合は、水分が大敵です。これまでも苦労をしてきましたので、曇り時々雨ぐらいでも中止にしようと思います。完全な晴れマークに変わることを祈っています。Iさま引き続きよろしくお願いいたします。
下地に紙クロスを張る理由。
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豊橋市で施工中のTさま邸。この物件は11月頃に内覧会をさせていただく予定です。楽しさがたくさん詰まった見どころ満載の住まいなのでお時間ある方はご覧いただくことをおすすめします。 そのTさま邸では現在、左官工事とクロスの工事が進んでいます。壁の仕上げはプラネットジャパンさんのしっくい塗料 クイックアンドイージーを使用します。弊社では壁のパテ割れを防止する意味でしっくいを塗る場合も紙クロスを張らせていただいてます。以前はパテ処理のみで漆喰などを塗っていましたが、石膏ボードの継ぎ目などでどうしても割れてしまう部分があったのですが、紙クロスの下地を採用するようになってからはそれがほとんどなくなりました。紙クロス分だけ高くはなりますが、パテ処理のみでもそれなりに費用が掛かりますので用心を兼ねて。壁は白くなりますので、ぱっと見の写真は仕上がってますね。壁塗りはお施主さまによるDIY仕上げになります。今週末、養生からスタート。二週間ほど時間を取ってありますが、Tさまそろそろ準備運動をよろしくお願いいたします。仕上がり楽しみにしてます♪
プランが決まりました。
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いつもブログをご覧いただきありがとうございます。最近更新頻度がすくないじゃないかという指摘をいただき、反省しています。いいわけですが、様々な勉強会に参加させていただいたりして、その合間に自社の仕事をこなしながらで、ここ最近フル回転で働いておりましてお休みも取りずらい感じでした。おかげさまでたくさんのご依頼をいただき、来年度の施工予約がもうすぐ埋まってしまいます。ご検討いただく方は余裕を持った建築計画をされることをおススメいたします。みなさま、引き続きよろしくお願いいたします。 豊橋市で建築計画中のEさま邸。平屋のかわいい小さな住まいです。住宅街の敷地なので廻りは建物に囲まれていますが、南西方向は開けていますので日当たりに関しては問題ありません。平屋の計画ということで、無駄な廊下が長くならないよう、また奥まで明るい住まいをつくることを意識して計画させていただきました。長期優良住宅が取得できない75㎡以下と、とてもコンパクトですが個室が2つと趣味室もあるぎゅっとつまった住まい。プライバシーの守られた庭も設けることができましたので、カーテンなしでも過ごせるかもしれません。年明けの着工に向けて、これから実施設計に入ります。Eさま引き続きよろしくお願いいたします。
コンパクトな住まいのお引渡し。
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豊橋で施工させていただいたEさま邸。先日無事お引渡しをさせていただきました。Eさまは弊社ホームページをご覧いただき問い合わせをいただきました。家具デザインをされている方なので、木の住まいに対しての理解はとても深い方です。ご本人の年齢からコストはぐっと控えめに、コンパクトに作りましょうということでお仕事させていただきました。二階の床なんてラワン合板はりっぱなしです。建材屋さんが気を使ってくれて、いい目のラワンはそろっていましたのできれいではありますが、なかなか思い切った選択でした。でもそれがEさまらしくて、いいなと思いました。第一種熱交換換気はメンテナンスの方法を必ずお伝えしています。そうでないとやらなくなってしまい、室内の換気量が足りなくなり、CO2濃度が高くなってしまうからです。メンテナンスする天井は2mちょっとなので男性なら簡単に手が届きますが、女性だとちょっと厳しいかな…。 陰影のある、Eさまらしい住まいが完成したと思います。Eさま、これまで大変お世話になりました。ワインもありがとうございます。暑さのため、植栽工事は残っていますが、今後も引き続きよろしくお願いします。 家具搬入されたら写真&ユーチューブ撮影に伺います。その日を楽しみにしています。それから、大工さんや建具屋さんたちみんなで必ず飲みましょう!
余裕のある敷地でのご提案。
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豊橋で建築計画中のKさま邸。先日はじめての計画案を提出させていただきました。大きな敷地を分筆して,親御さんたちの住む敷地の隣での計画。敷地自体にはとても余裕がありますが,先々どうなるかわからない北側の敷地にもしっかり陽が入る計画としておくことを意識しました。もしかして売ることになっても,身内の誰かが家を建てることになってもだれにも迷惑がかかりません。北側と距離感をとることで,夏の暑い陽射しから守られる気持ちのいい北側に庭が生まれます。プールを広げて子供と水遊びしたいという希望は,南側にこだわる必要はありません。夏であれば北側の方が気持ちいいでしょう。ということで南北に抜ける窓配置といたしました。南側は,道路を通る方からの視線もあるので,ウッドフェンスと植栽で緩やかに仕切る計画。1日を通して気持ちのいい陽射しの差し込む住まいとなります。個人的に最大のポイントはリビングソファー位置に腰掛けると三方向に視線が抜けることです。南側の庭,北側の庭,階段窓の先の空。学んできたことが活かされた設計となっております♪ Kさま打ち合わせありがとうございました。とても気に入っていただけたのが私もうれしかったです。色々と要望をいただき,どうしよう…とたじろぐこともなくいい提案出来たと自負しています。ご検討よろしくお願いいたします。
抜けのある空間。
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先日,住宅デザイン学校の現地視察にて,鈴木アトリエさんの物件を内覧させていただきました。コンパクトな中にたくさんのアイデアが詰め込まれ,また20年近く前の物件もみせていただき,とても参考になりました。即日設計で出された課題の敷地も見させていただきました。課題をやった際に感じた以上の難しい土地で,…完成されるのが楽しみです。 豊橋で施工中のTさま邸。大工工事が無事終了いたしました。コンパクトな23坪ほどの住まいですが,適度に向こう側が気になるようなそんな計画が出来,奥行き感を感じます。階段で向こう側を隠す作戦はこれまでの学びが活きています。対角線上に家の端から端まで見通せる抜けがあって,その先に造園工事で詳細をする計画。今の時点で広さを感じますが,もっと良くなっていくのはまちがいありません。外部デッキには,外専用のキッチンシンクも備え,とにかく楽しい住まいになります。寝室のしっとりした空間も完成が楽しみです。11月頃には内覧会が出来ると思います。Tさま引き続きよろしくお願いいたします。来月にはDIYしっくい塗装が待っていますので,準備運動よろしくお願いいたします(笑)
スギ板外壁がすすみます。
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今年度も住宅デザイン学校の即日設計をさせていただきました。今回は3回目に急用が入ってしまい,残念ながら不参加となってしまいました。昨年に引き続きでしたが,留年することを決意いたしました(笑)来年はもっと大きな賞をいただけるよう頑張ります。 豊橋で施工がすすむOさま邸。外部はスギ板貼りがすすんでいます。廻りが青空と緑という絶好の立地条件のため,写真も映えますね。敷地にとてもなじんでいるなと感じます。この先にはウッドロングエコの塗装に入ります。落ち着いた色目になるので塗装完成が楽しみです。 内部は石膏ボードが貼られ,雰囲気が出てきました。中から見ても,外の緑が入ってくるのでとても雰囲気がよく見えます。大屋根の住まいは大屋根らしさが伝わるような計画にすることが大事だと考えていますが,今回の計画では2階の端まで見通せるプランとなっています。その先に明かりの入る窓があるので,奥行きのある雰囲気がとても気に入っています。今週は雨がパラパラと降りそうなので,中の工事を進めてまいります。Oさま引き続きよろしくお願いします。暑さに気を付けながらのDIY頑張ってください。
平屋のご提案。
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豊橋で建築計画中のIさま邸。これまで住んでいた3階建ての住まいに不具合が多く,今後は平屋に住みたいというご相談。色々とお話を聞くと,ご主人さまは以前学校の先生をやられていたとのことで,最初はへえーと思っていたのですが・・・。私が建築の専門学校を卒業して,約24年。その時に教えていただいていた先生の住まいだったということがわかりました。何とも言えないご縁での計画案,空からダメ出しがこないか心配でした(汗)延長敷地的な住まいで,周りは建物に囲まれていますが幸い南側は空き地。平屋でも十分に明るくなる住まいです。終の棲家はコンパクトにということで,長期優良住宅申請基準を下回る20.5坪でのご提案。そうはいっても,要望では個室が2つ必要で,趣味室,収納…とたくさんいただきました。平屋のため,工夫しないと廊下が長くなり面積も増えてしまいます。廊下と呼ばれる部分が極力少なくなるよう,プランで工夫いたしました。コンパクトでも要望をぎゅっと詰め込み,屋外とつながりのある気持ちいいデッキ空間も備えてます。個人的に,よく20坪で納めたなと感心しています(笑)Iさま打ち合わせありがとうございました。大切な住まいの建て替えになりますので,十分ご検討ください。でもあまり広くすることは使い勝手と落ち着きを考えるとお勧めできません。引き続きよろしくお願いいたします。
立ち合いによる気密測定。
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豊橋で完成したEさま邸。先日,完成時気密測定を行いました。気密測定は施工中にやられる工務店さんが多いのですが,本来,気密測定JIS規格では『完成状態で測定』とありますのでそのようにさせていただいてます。違いとしては,施工中の場合,施工不良個所を発見でき手直しができます。スキマがあればテープでふさいだり,ウレタンフォームで穴をふさいだり。完成時ではそれができませんので一発勝負です。施工中にはあけていない穴などがあったりするので正確なデータが欲しい場合は完成時測定になります。…測定を始めてしばらくたっても,終わる気配がありません。気密が高いと,外部の風の影響を受けるため,測定でエラーがでまくってしまいます。今回はお施主さま立ち合いで測定しましたが,『気密が良すぎて時間がかかる』体験をお施主さまにしてもらいました。『高気密ならではのエピソードですね。』と言っていただきうれしく感じました。5度目ぐらいのチャレンジでようやく測定ができて,C値=0.24でした。もう少しいいかなーと思いましたが,一種換気が空気のよどみをつくらない気密性能は0.36程度とのことなので大丈夫。安心しました。現場は建具も取り付けられ,手直しも終了いたしました。あまりに暑いため,植栽はお引渡し後の施工させていただく予定です。Eさま,お引渡しまで今しばらくお待ちください。
解体に向けて。
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豊川でこれから施工の始まるYさま邸。先日お世話になった住まいの解体に向けてのお祓いを執り行いました。長い間お世話になっている住まいなので,私たちも身が引き締まる思いです。平屋をご希望された住まいは,三世代が気兼ねなく住めるよういい距離感を持つことを意識して設計させていただきました。部屋数はが多くなるとそれを繋ぐ廊下が出てしまうわけですが,あまり多いと面積ばかり取られ大事な部分が狭くなってしまいます。それを回遊動線で解決させていただきました。 不便に感じていた部分は全て解決される新しい住まいへと生まれ変わります。Yさま,おめでとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
2年点検であったこと。
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7月末から様々な勉強会などが毎週のようにあり,落ち着いて仕事が出来る日があまりなく,浮足立った日が続いてます。つまらないミスをしないよう,気をつけながら頑張っています。先日,といっても8月入ったころですが,建築後2年たったKさま邸へ点検に伺ってきました。以前何度か相談のあった造作玄関ドアの気密ですが,対処させていただいたのちは玄関ホールの空気感は良好なようで安心しました。ほんのりスリット窓から見える植栽がかわらずいい雰囲気でした。お伺いの前に気になるところをあらかじめ聞いてますが,植栽の剪定をおしえてほしいとのことでしたので,剪定するドイツはさみとのこぎりをもってちゃちゃっと剪定をしてきました。昔取った杵柄で剪定はお手のものなので,点検に伺える際はポイントのお伝えもしています。このころは気密がいまよりも若干悪かったのですが,それでも2階ホールエアコン1台で問題なく過ごされているとのことで安心しました。自然素材で仕上げてあると,お伺いした時にはいい色付きを見せてくれてそういった経年美化がたまらなく好きです。約3年前の打ち合わせの際に何気なく登場したボックスティッシュ置き場。いまでもしっかりつかってくれていて,しかもけっこういいみたいで,その後提案はしていませんが今後のお客さんには話してみようかなと思います。植木が伸びてきたという以外に気になる部分がないとのことで,楽しく点検させていただきました。Kさまお時間をとっていただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
引渡し前にやること。
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豊橋で外構工事前のEさま邸。先日,社内点検を兼ねた清掃を行いました。最近の物件は全てエアコンの設置までさせていただいてます。そしてお施主さまにおことわりをして,引き渡しまで2階のエアコンの除湿を24時間つけっぱなしにさせていただいてます。基礎断熱を採用された物件の場合,初年度はコンクリートの水分蒸発により,室内が高湿度になります。人の出入りがあるうちはいいのですが,完成引渡し前はその出入りがなくなり,閉めっぱなしになります。そうすると室内の気温も上がり,高湿度状態が続くとカビの原因になる可能性が懸念されます。そのため弊社では引渡し前からエアコンによる除湿を利用し,室内の水分を少しでも減らすようにしています。これけっこう大事だと思います。そのおかげで掃除,点検をする際には室内は適度に冷やされた状態になるため,作業効率もアップします。それでも窓際は日射熱の影響を受けて,輻射による熱を感じてしまいます。庇がついて,直接の日射を受けないような窓でも枠回りは外気温近くなります。壁は24℃ぐらいでも窓廻りは30℃近い…。北側の窓は温度が少し下がりますがそれでも同じような状況になります。壁が24℃ほどで,窓からの日射熱を受けていると室温の表示は26℃ちょっとぐらいを示していました。こういうこともあって,夏の日射は『窓の外で防ぐ』ことが最重要になります。日射だけでなく,暖まった地面などの輻射熱が防げると室内はめちゃくちゃ快適になります。庇やタープでは地面からの輻射熱は防げませんが,窓近くに設置するよしずやグリーンカーテンは地面の輻射熱が防げますのでとてもおすすめです。この建物は外断熱で断熱性能を示すUa値は0.36ですが,一番暑そうな屋根付近で27℃弱でしたので湿度さえなくなれば快適に過ごせるでしょう。快適に過ごすポイントは温度以上に湿度。50%台の湿度になれば28℃ほどの室温でも快適さを感じられると思います。引渡し前に住まいの状況を確認することで,私たちのスキルもアップします。より快適な住まいになるよう日々努力しています。