COLUMN住まいの情報
スタッフブログ(527件)
記事一覧へ湿度が高いことの調査。
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リノベ工事をさせていただき1年前にお引渡しをしたSさま邸。先日1年の点検に伺いました。Sさまからいただいた事前の悩み事ですが,湿度が高いということ。冬にもかかわらず寝室は60%あるとのことでした。21℃ほどの室温で住まわれているそうなので60%もあるといくら樹脂窓でもこの時期は結露します。温湿度計をたくさん持って,点検に伺いました。 地域的に川が近く,床下の相対湿度は住宅密集地に比べ20%ほど高かったです。換気扇はトイレと,リノベしていない浴室のみにありますが,換気扇がショートサーキット(近くから吸って屋外へはきだす)状態になっていて,室内の換気が出来ていないように思いました。個室の三種換気の給気口は閉まっていたので外気の取入れが出来ていません。また屋内に土間空間を作りましたが,まだ1年なのでコンクリートからでる湿気もあって60%の湿度になったのではないかと仮設をたてました。 対策として①各部屋の給気口をあける②換気量が足りていないのでキッチン換気扇を常時換気的に弱でつけておく2点をお願いしてきました。これで湿度が下がらなければもっと難しい原因があるのでさらに調査が必要になります。土間空間の植物も高い湿度には一役買っている気がしますが,これは気持ちがいいので許してあげようと思います。今後の湿度の状況,改善されることを願います。

リノベの断熱気密。
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豊橋でリノベーション工事が進んでいるFさま邸。とにかく暖かい家にしたい!という強い願いの元進んでいる工事。弊社の大工さんたちは私から耳にタコが出来るぐらいに断熱気密のことを言われるので,もう手慣れたものです。新設するユニットバスの下ですが,既存のリノベを何度かされていてもぐることは不可能なので,土間面も完全に断熱で囲いました。これでお風呂はかなり冷めにくくなったはずです。 寝室になる予定の場所は断熱のおかげでリノベの面影がありません(汗)既存の天井面を防風層(風が入らないようにする層)としてその下に屋根面はグラスウールを2重に。壁面は既存のグラスウールを残しつつ,グラスウールを1重に。この時点で新築同レベルの断熱性能になりましたので暖かいのは間違いないです。寒かった現場も,断熱が入ったことで天気のいい日の室温が上がっているのが実感できます。グラスウールの内側には可変透湿シートを貼り,防湿層も完璧です。 エリア断熱といって,家じゅうを断熱するのでなく,家の中に断熱で囲まれた場所を作る方法をとっていますが,どうしても厚みの関係でグラスウールを入れれない部分もあります。その部分にはグラスウールの倍近い性能をもつネオマフォームを施工します。グラスウールとネオマフォームの合わせ技です。既設の天井下には全てネオマフォームを貼り付けていきます。断熱が全て貼れると,日射熱だけでの室温が見えてきます。もうちょっと日当たりがいいとよかったのですが…。作業中の大工さん,シャツ1枚になるかな。(笑)

丘の上の住まい。
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豊橋で建築計画中のOさま。初回のご提案をさせていただきました。道路とは高低差があり,少し小高くなった敷地。廻りは緑もありますが,その緑が敷地への日当たりを阻害する部分もあり,周りの緑とのお付き合いの仕方もこの敷地のポイントになります。方位には45度程度ふるようになりますが,きれいでない真東,真西方向よりも南を意識できるよう,屋外とのつながりは徹底して南を意識させました。朝日が差し込むダイニングで食事を楽しみ,庭と一体になれるような計画。4人家族へのご提案ですが,コストを考え26坪でまとめました。あまり細かく仕切ると広がりを感じなくなりますし,温熱的にも不利に働きます。おおきなワンルーム空間とし,プライバシーの必要な部分は緩やかに仕切るような提案としました。コンパクトな住まいは建物が端から端まで見通せるのがポイントですね。開放的なプランですが,耐震等級3は確認したのちにご提案をしています。ご提案内容にはおおむね満足していただいたように感じました。Oさま引き続きよろしくお願いいたします。

完成に向けて。
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3月に内覧会を予定しているSSさま邸。しっくい塗料のフェザーフィールの工事が終わり,壁が白くなりました。光のまわり方がきれいになりました。私たちが現場で『洞窟』と名前をつけたR天井のトンネル。先への期待感を持たせるため,照明もなく暗い空間になっています。玄関とリビングの間にありますので気持ちの切り替え場所にもなります。現場では左官工事がすすみ,来週にはデッキの工事。外構,植栽工事へとすすみ,2月の末には完全に完成する予定です。お施主さまのご厚意で今回は少し長めの内覧期間がございます。年度末にはなりますが,みなさまのおこしをお待ちしています。

新築工事に向けて。
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豊橋で施工させていただくEさま邸。本日解体に向けて,これまでお世話になった建物へ感謝の意味を込めたお祓い及び地鎮祭を執り行いました。先代から受け継いできた大切な住まい。ご相談いただいた当初は,新築に建て替えされるか,リノベにされるか悩まれていました。とても丁寧に住まわれていたので室内はきれいですが,とくに外部は傷みもみえ,また建物が大きすぎるのでどこまで手を入れるのか…。おそらく悩まれたとは思いますが,コンパクトな住まいを新築することを選択されました。耐震や断熱のこと,また駐車場事情を考えてもいい選択だったと思います。Eさま,本日はおめでとうございます。これまで住まわれていた和室に差し込むやさしいあかり。これに負けない住まいとなると思います。引き続きよろしくお願いいたします。

塗装工事終了。
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豊橋で施工させていただいているNSさま邸。木部の色を悩まれましたが,オスモカラーのウォールナットに決めていただきました。普段明るめの塗装が多いので濃い色は新鮮です。塗る場所が多く,塗装屋さん頑張っていただきました。来週からしっくいの下地となる紙クロスの工事に入りますが,壁が白くなるとウォールナットとのコントラストがでて古民家リノベのような雰囲気になりますね。3月の完成に向けて工事は順調です。

寒さ対策にはまず気密。
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リノベーション工事が進んでいるFさま邸。予定通り1週間ほどで室内解体が終わり,気密工事に入りました。今回の工事では既存の天井や壁などは防風層とし残して施工していきます。防風層とは断熱材の中に風が通らないようにするための層です。いくら断熱材を入れても,その中に外気が通ると風が強い日にセーターを着て外出するように保温性がいかされないからです。 20年以上前の住まいになるとだいたい根太の上に床板が貼ってありまして,土台と床の間に隙間があります。ここに冷気が入ってきますので壁も冷たくなってしまいます。部屋が暖まらない原因,まずは気密を取るところからスタートします。土台と既存床の隙間を地道に合板で気流止め。細かいスキマはアクリルテープで目張りをしていきます。床面の気密がとれたあと,既存床上から全面にスタイロフォームを敷いて断熱をしていきます。出来上がったころには春になってしまいますので体感できるのは年末かな。

快晴の地鎮祭。
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浜松市で建築計画中のUさま。寒さが厳しくなってきた先日,地鎮祭を執り行いました。今回はご夫婦それぞれのご両親やご兄弟も集まり,にぎやかな式となりました。お子さまもいて,ご両親もいて,人数が多いといつも以上におめでたいなあと感じます。農地を宅地に変える開発が行われている土地ですが,地元出身の方しか建物が建てられない地域ということで,両隣とも幼馴染がいらっしゃる土地。住む前からいいお付き合いが決定しているのでうらやましいです。この物件から『こどもエコすまい支援事業』対象になりますので長期優良住宅にて施工させていただきます。100万円の補助と金額が大きいため,弊社でもこの後に続く3件は今のところ全て長期優良住宅申請をすすめています。長期優良住宅になれば税制優遇や耐震等級3による保険割引も適用になります。 Uさま地鎮祭,おめでとうございます。安全第一で工事を進めてまいりますので引き続きよろしくお願いします。

造作工事完了。
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3月に内覧会を予定しているSSさま邸。大工さんの造作工事が無事終了いたしました。平屋ですが,太陽光の片流れ屋根を利用したスキップフロアになっています。現在は塗装屋さんが天井のラワンに濡れ色を付ける作業が進んでいます。オイルを塗ることで,木目が活き表情がよくなりました。お子さまのお部屋の遊び心のあるロフト空間はなんとなく中を覗いてみたくなるそんな空間。塗装が終わると,しっくいの下地となる紙クロスの工事がすすみます。外構も少しづつ進んでいますので工事は順調です。この建物の私が好きなポイントはトンネル。あえて暗い空間としていることでその先の明るさが際立ちます。洞窟とまではいきませんが,向こう側に期待感を持たせる,そんなしつらえがトンネルにはあります。ご興味のある方は3月の内覧会へお越しください。今のところ,3月4日(土)~3月19日を予定しています。

断熱リノベがはじまります。
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1年ほど前にご来店いただいたFさま。とにかく暖かい住まいにしたいということでご自宅の一部を断熱改修するリノベ。先日工事に向けてお祓いを執り行いました。すごくきれいに住まわれている住まいでリフォームするにはもったいないかなと思いますが,底冷えには勝てません。サーモカメラはごまかせないので色々覗いてみると弱点になっている部分は4℃から9℃ぐらいの表面温度になっています。エアコンの吹き出しは28℃ぐらいでも床,壁,天井の表面温度が低いため体感的には15℃程度ではないかなと思います。特に床は8℃程度とキンキンに冷えていますのでリノベのやりがいがあります。出来上がりの質感はあまり気にしないとのことでしたが,新建材の家ではせっかくのカリモク家具が活きませんので自然素材での提案を受け入れていただきました。既存の窓から入る光はやわらかく暖かそうに見えますがとにかく寒い!ご夫婦のみでの居住のため,LDK,寝室,水廻りを全て断熱改修したエリア内に納めます。完成すれば真冬のトイレの苦痛からは解放されます。今年の冬は体験出来ませんが来年の冬に向けて断熱リノベスタートいたします。

境界ブロックって…。
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来週末に地鎮祭を予定しているUさま邸。その前に造成が必要になるため,先行して境界ブロック工事に入りました。元々畑だった敷地なので,現場の土はもったいないぐらいの『いい土』。完成時には植栽工事が待っていますのでしっかり根付いてくれそうです。 調整区域での建築工事なので建築許可をとり,許可上,敷地にはお隣への雨水の侵入を防止するためのブロックを積まなくてはいけません。以前は当たり前に思っていたこの工事。本当にいるのかとても疑問です。許可を下す側からすれば,お隣から苦情がくるのは大変なので理解は出来ます。でもブロックで間仕切られた敷地はどうも殺風景で嫌いです。そもそもブロックという素材も嫌いです。必要と言われるから積みますが,私にはコンクリートガラを埋めているようにしか見えません。広い敷地なのでブロックもお金がかかります。こんな間仕切りでなく,植栽や庭の作り方で緩やかに仕切ってあげればもっといい街並みになるし,ご近所とのお付き合いの仕方も変わってくると思います。お隣同士がゆるやかに繋がるような,そんな世の中になるといいな思っています。

足場がはずれました。
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あけましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願いします。先日気づきましたが,ニコハウス設計室は法人化してもうすぐ6年目でした。5周年を祝おうと思いましたが気づくのが遅すぎて6年目に入ってしまいそうなので,祝5周年はこっそりと…。 年明けは早々は現場廻りです。豊橋で施工中のNSさま邸。足場がはずれました。南に素直な切妻屋根の家なので,しっかり日射を取り込み,作業環境は快適です。廻りにはサイディングの家ばかりなので,スギ板の外壁は風景になじむ感じがして,優しい印象をあたえます。たくさんの植栽も予定しているため,外構が出来上がると,よりよい敷地環境に変わります。室内は階段兼用のベンチ,TVボード,畳コーナーと段差のある場所が次々と出来上がっています。段差がなかったころは空間がのぺーっとしていてただただ広いリビングでしたが,それぞれの場所が出来ることで囲まれ落ち着く雰囲気がでてきました。3月の完成に向けて工事は順調です。
