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スタッフブログ(548件)
記事一覧へ建物の色を決める。
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よりよい家を建てるために普段から様々なことを勉強しています。現在,その勉強のうちの1つとして飯塚豊さんと鈴木信弘さんによる『工務店設計塾』を受講しています。全国で同じように設計をされている工務店や設計事務所の方々約30社とその日のテーマを学び,1つの課題を出され,翌日までに提出をして講評をうけるというもの。 誕生日だった1月22日の第三回目の受講。課題は『プロトタイプの販売型モデルハウス』というテーマで西側に公園がある設定。年始にブログに書きましたが,一度作ってみたいと考えていたパッシブハウスの設定でプランを仕上げました。なれない外観パースを書き上げるのも第三回目ともなると少しづつ慣れてきて,これまで勉強した内容もふんだんに取り入れ,提出。飯塚賞をいただくことができました。とてもいい誕生日プレゼントになりました!先日4回目も終わり,あと2回。ものすごくたくさんのことが学べるのであと2回しかないと考えると物足りなさも感じます。 田原市の赤羽根で施工中のHさま邸。先日,建物の色決めを行いました。あらかじめこちらで作成してあるパースをちょこちょこっとさわって,ご希望の色に変えてみたりして決めていきます。全体のガルバリウムはいぶし銀。木板を張る部分は落ち着いたオリーブという色目に決まりました。順調にいけば,7月頃には完成,内覧会も予定しています。3月2週目の上棟に向け,基礎打ちが終わり,現在9日間の養生中。季節の変わり目で雨が多くなってきそうなので,天候だけが心配です。

祝 上棟。
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豊橋市で二世帯新築工事中のKさま邸。月曜、火曜日でのレッカー上棟作業を考えておりましたが、雨天のため、火曜、水曜日に変更。晴天の中、建て方工事が進みました。8時過ぎには、大工さんたちがせっせと柱を並べます。コの字で60坪ありますので、端から端まで移動するだけでもそれなりの距離。40坪ほどだとおよそ1日で棟が上がり、屋根の野路板まで、出来ますが大きいので初日は棟上げまでが精いっぱい。 2日目には初重のたるきを流すところからスタート。そのあと野路板を張って、透湿性のあるルーフィングを張って、さらに通気層となる二重目の垂木を流して、二重目の野路板を張って完成。暗くなる前には耐力面材のダイライトも少し張れて無事終了。Kさま、上棟おめでとうございます!水平ラインがきれいな和モダンの外観、いい感じになりそうです。完成に向けて今後もよろしくお願いします。

捨てコンクリート打ち。
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基礎工事が始まった田原市のHさま邸。周りにコンビニやホームセンターなどが近く、とても便利な場所。それなのに南も北もビニールハウスが並ぶ、日当たりがとてもいいのどかな土地。敷地がゆったりしていて、現場に行ってもとても気持ちがいい環境。天気もずーっといいので基礎工事は順調です。基礎工事はまず土をすきとり、その上に砕石を敷き、突き固めます。その上に写真のように捨てコンクリートとよばれるものを打ちます。捨てって意味あるの?ってことですが、このコンクリートを打つことによって基礎を作る際の基準となる墨を打てるわけです。捨てといわれてもちゃんと意味がある工事。約1時間ほどでコンクリートを打ち、翌日から型枠を並べていく準備に入ります。

梁の大きさの検討。
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普段の仕事のことについて。間取りを決めていくことも大事ですが、構造を決めていくこともとても大事です。柱の大きさは階高(1階から2階までの高さ)と屋根の重さでおおよそ決めることができ、それが105㎜あれば強度の確保はおおよそできています。 それに比べて梁の大きさは屋根の荷重や2階の荷重、さらには実際に住んでいくうえで、もし本棚など置けばそれなりの荷重になるわけでそれも考慮して梁の大きさを決めていきます。やみくもに大きな梁を入れることは梁自体の自重でたわんでしまうため、力の流れを素直に考えて、梁をかけていくことがとても大事です。ニコハウス設計室ではどんなに小さな物件でも必ず梁の検討をするようにしています。屋根の重さなどを入れ、梁のかけ方を決めて、構造計算のソフトで検討します。およそこんな画面が出てきて、どのぐらいの荷重をその梁が負担しているのかもわかるので、イメージがとてもつかみやすい。ちゃんと検討をすると、無駄に大きな梁を入れて、費用をかけることは意味がないということがわかります。またなんとなくで入れてみる梁はその大きさや強度が足りない場合があることもわかります。プレカットを依頼する会社に任せてしまう建築会社が大多数ですが、ニコハウス設計室では、見積もり依頼の際に、梁などの掛け方、大きさも指示をして、見積もりをしています。 この物件は小さな物置なのですが、気持ち悪いので『耐震等級3』として設計しています(笑)。なので基礎も頑丈です♪

ファサードラタン。
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リノベモデルは外回りに時間がかかるのは前のブログでお伝えした通りですが、外壁の下地となる胴縁が張り終わりました。いつもより厚みのある30㎜の赤身の杉の胴縁。あらかじめウッドロングエコを塗装してあります。そして窓周りは3度手間に分けた、板金での処理。窓と窓の間は連続した窓に見えるよう板金にて処理しています。細かい仕事ですがばっちり。あとは窓と板金の10㎜の隙間をコーキングで埋めてもらうだけ。そして待ちに待った外壁工事が始まりました。塗装屋さんにあらかじめ塗ってもらった、屋久杉の板材。 それを隙間をあけて張っていきます。ファサードラタンという張り方。どこかでいつかやりたいと思っていて、それをモデルハウスで試してみる。9㎜の予定ですが、板なので反ったりもあって、まあほぼ9㎜という感じですが、それも味があっていい感じ。色が不ぞろいで自然な木の色の感じがいい感じ。もしこの木の板が傷んでも、正面からビスで止めているだけなので簡単に交換ができます。メンテナンス性を考えると、木の外壁はDIYでも簡単にできますし、とてもおすすめです。色あせてシルバーグレーになっていく変化も今後の楽しみ。まだ10日ぐらいはかかると思いますが外壁の張り上りが待ち遠しいです♪

外断熱の工事。
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今日は私の誕生日。ついに42歳になってしまいました。若い方だと思っていましたが数字で書くと実感してしまいます(汗) リノベモデルの工事が始まって2か月ちょっと。雨が少なく、外の工事もしやすいので工事は順調です。先日、外断熱用のグラスウールが届きました。外壁の面積はだいたい160㎡ぐらいなのですが全部で19個。なかなかの量です。それを強風に耐えながら、無事入りました。外断熱をしたこの姿は一瞬しか見れませんが、暖かさを感じで結構好きな状態。このピンクの断熱材の上から防水紙を貼ります。今回は外壁がファサードラタンという木の板の隙間をあえてあけて張っていく方法。そのためいつもの白い防水紙ではなく、黒い防水紙を貼っています。いつものと違って長さも重さもあるため、4人がかりで一生懸命でした。強風の日だったこともありめちゃくちゃ苦労しました。窓廻りは外断熱分窓が引っ込みますのでその処理のための板金水切り下地となる合板を設置。連続窓の間には熱欠損ができないように発泡系の断熱を設置します。下地となる胴縁を取り付け、ようやく安心できる状態になりました。 外断熱はその工程が一般的な内断熱のみに比べ多くなります。外周を何周したか…なんて笑いながら現場で話しますが、一般的な家は構造面材、防水紙、胴縁で3周。外断熱だと、構造面材、断熱下地、断熱材、防水紙、窓廻り処理、たて胴縁、横胴縁で7周。さらに今回は外壁が木板のため、8周目でようやく外が完成。長い道のりですが終盤ですのであと少し、大工さんよろしくお願いします。

基礎配筋終了。
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いまさらながらあけましておめでとうございます。これまで以上にいい住まいを造るために、ZOOMを活用した勉強に取り組みながら、現場へ反映していきたいと思っています。そのためのベースとなる『全棟許容応力度計算による耐震等級3』『HEAT20 G2』グレード以上の断熱性能は守りながらよりよいデザイン提案と住み心地のご提案が出来るよう励んでいきます。本年もニコハウス設計室をよろしく願いします。タイミングと敷地条件がよく、お施主さまに許してもらえるなら日射熱のみで家を暖めるパッシブハウスを設計したいなと思っています。 昨年末より工事が始まったKさま邸。先日基礎配筋が終了いたしました。二世帯でコの字の住まいなので、基礎を見ただけでもとても大きい。配筋検査もいつも以上に時間をかけて行いました。2月の上棟に向けて、現場は順調です。

今年も1年間ありがとうございました。
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みなさま、2020年もありがとうございました。コロナの影響でどうなるか不安なことはありましたが、これまで以上に充実した1年となりました。最近の私事ですが、断熱、気密、構造の方法はもちろん、設計の考え方や室内のしつらえ方など、たくさんの勉強も仕事と並行してさせていただいてます。これまで以上の良い住まいを提供できるよう、リノベモデルでも様々なことを試しています。お正月前に一重目の屋根防水が出来、通気用の二重目のたるきを並べることができました。年明けには屋根が作られ、まずは外断熱の工事から始まります。冬の間に無暖房でも暖かさの実感が出来るといいなーと思ってはいますが、他の工事との兼ね合いもあって難しそうです…(汗) 完成後には点検に都度伺わせていただきますが、『アトピーの症状が出なくなりました』『友達の家に行くと、うちの床がいかに暖かいのか実感します』『Tシャツですごしてます』など気持ちよく住んでいただいていることを聞くと本当にうれしいですし、その工事にかかわれたことがとても幸せなことだとかみしめています。 これから作っていく住まいはもっともっと良くなるように日々頑張っていますので2021年も、みなさまよろしくお願いします。それでは良いお年をお迎えくださいませ。

プランが決定しました。
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外は強烈に冷えてきていよいよ本格的な寒さが…。こういう時は暖かい日差しと、暖かい家が恋しくなります。ニコハウス設計室は地域でもトップレベルの暖かい家造ってます。どこで建てるか迷われてるなら、候補にあげてください。話を聞くときっとその良さが伝わるかなと思っています。お問い合わせはこちらから 10月頃よりゆったりしたペースでお打合せをしてきたHさま。広い敷地にコンパクトな2階建てのプランで決定いたしました。元々、和モダンっていうキーワードもありましたが、海風の強い田原市の土地。屋根の軒を長く出すのは、台風風による揺れへの影響も心配。また屋根が大きくなることも限られた予算の中なのでは費用が掛かってしまいます。そんなこともあり、素直な切妻の箱型の家をご提案しました。敷地の陽当たりはバツグンなので、素直に南にいごこちのいい空間が並ぶ間取り。屋根のかかったデッキのある半屋外空間は、サザエさんちの縁側のようなイメージをしています。1月頃に地鎮祭が行えるかなーと思っています。工事開始まで今しばらくお待ちください。

リノベモデルの工事が進んでます。
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2週に渡っての新築内覧会へお越しいただいた皆さまありがとうございました。お施主さまのお話が聞けて良かった!との声を多くいただいて、充実した内覧会となりました。 11月に骨組みを残しての解体から工事が始まったニコハウスリノベモデル。おおよそ築90年ぐらいの石の上に建ってる住まいを今後リノベモデルハウスとして使おうという工事。せっかくのモデルハウスなのでやってみたかったこともふんだんに盛り込み、地域最上級の省エネな住まいを目指します。完成はこんな感じのイメージ。30年以上持たせることを考えメンテナンスに配慮し、1枚から簡単に取り換え可能な木板の外壁を採用しました。木だとメンテナンス大変じゃん!って思われるかもしれませんが、そこに配慮した張り方。もう少し工事が進んだらそれもブログにアップしていきます。 主となる通し柱を残して基礎を造り替え、現行に合った金物補強をしていきます。古いひねった梁は古民家リノベらしく、化粧あらわしとなります。昔の柱や梁は「ほぞ」や「こみせん」とよばれる木と木をつなぐ加工が多くされていて、その加工にかかる時間がものすごくかかっていただろうなということが想像できます。でも今は便利な金物がたくさんでて、しかもその金物を使うと現行の耐震金物にも代用できますのでとても便利。時間をかければ大工さんに加工をお願いすることもできますが手間賃とその時間を考えると圧倒的に金物に軍配があがります。新しく設置した柱はほぞ(土台に差し込む加工)はなしで金物で取り付けていきます。 屋根は野地板を新しいものに交換。これはまだ一重目の屋根ですが、合板と合板の継ぎ目は気密をとるためにビシッとテープを張っています。この上に透湿性のあるルーフィング(防水)を貼って、屋根面に外断熱をして、通気層をとってさらに二重目の合板を貼る予定です。年内にはそこまでいきたいなーと思って大工さんたちを応援しています♪ 事務所の横で作っていますので、皆さんの家を担当していただく大工さんにも会えます。事務所に来るついでに、その施工状況ぜひご覧ください。また耐震や断熱を含めたリノベーションしたいよーって考えている方々もぜひご参考に。お問い合わせはこちらからみなさま、よろしくお願いします。

解体工事のお祓い。
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今年もいよいよあと1か月。コロナに十分注意しながら、年内にやるべきことしっかり取り組んでいきたいと思います。 先日、豊橋にて新築工事をさせていただくKさま邸の解体工事に伴うお祓いをいたしました。長年住まわれてきた住まいを解体するのは、少し寂しい気持ちになります。敷地も広く、敷地内の4棟を解体し、新築工事に備えます。おおよそ3週間ぐらいかけて、解体が終了したら、地盤調査より新築工事がスタートします。しばらくの間はご不便をおかけしますが、Kさまご家族、今後もよろしくお願いします。おおよそ6月末頃には「コの字」の二世帯住宅が完成。敷地内で同じ建物に住みながら、中庭できちっと分けた二世帯住宅。それぞれで見ると単世帯としても、ご参考にしていただけると思います。構造断熱が完成する3月初旬には「構造、断熱内側内覧会」完成する6月末頃には「完成内覧会」を予定していますので、二世帯をご検討の方は、ぜひご参考にしてください。 「ニコハウス設計室とはどんな会社だ?」と思われましたら、今週末も新築内覧会を行っていますのでぜひいらしてください。今週末はまだ予約に空きがございます。ご予約はこちらから。よろしくお願いします。

満員御礼。
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肌寒さを増した週末、豊橋で施工させていただいた平屋のKさま邸の内覧会をさせていただきました。おかげさまで土日の予約は満員御礼。きていただいた皆様、ありがとうございました。 寒い日になって室内の暖かさを感じてもらえたらなーと思っていましたので寒いのは大歓迎。そして何よりお施主さまがたくさん説明してくれて、きていただいたみなさんには大好評でした。ご来場の方々がお聞きすることが多かった質問□ こだわった場所はどこですか?□ ニコハウス設計室にした理由は?□ 住んでみてどうですか?などとてもフランクに話していただけるKさまなので帰るころにはみなさん打ち解けて仲良くなり、より細かいことまで聞かれていました♪おかげで私は後ろでほぼ立って話を聞いているだけ(汗)それからドイツ帰りのKさまの飾り付けたインテリア。とても素敵な見どころになります。一般的の方だと思いつかない配置で、ビリヤード台や卓球台がリビングにあります。そして偉そうな場所に配置されがちなテレビは隅の方に。小物なども海外のものが多く、あちこちの空間がとても素敵に飾られています。今週末も内覧会をしていますので「平屋」の住まいをご検討の方はぜひご覧いただき、お施主さまの生の声をお聞きください。ご予約はこちらから。 最後に室温ですが28日は外気温が13~15℃でしたが室内は暖房なしで約21℃。トイレはリビングからおおよそマイナス1℃。29日は外気温が12~14℃で同じく室内暖房なしで約20℃同じくトイレはマイナス1℃。暖房なしでも、十分な暖かさを得られています。入った瞬間にほんのり暖かさを感じる空間。どこにいっても温度差を感じない空間。体感によってその良さは「絶対にほしい性能」に変わるでしょう。根拠と実際の測定による自信でお客さまにご提案をしています。
