COLUMN住まいの情報

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内覧会の感想と次回開催について。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。週末内覧会へお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。弊社の内覧会の特徴でもありますが、みなさまものすごくゆっくりされていきます。座っていただき、心地よさを体感いただけるのでとてもいいことだと思っていますが、いつも時間が足りないな…と感じてます(汗)今週末も追加で内覧会を開催させていただきますが、もっとゆっくりすごしていただきたいということで、2時間枠とさせていただきました。2時間あると実物を見ながら具体的な相談もできますので弊社初の試みではありますが、内覧&相談会とさせていただくことにしました。予約が埋まっている時間もありますので、気になる方はお急ぎください。ご予約はこちらから。内覧会で評判のよかった点をお伝えいたします。① 家事動線がものすごくいい。きていただかないとわかりにくい内容ですが、回遊動線になっていて行き止まりがない間取りになっています。文章だけで見ると通路が多そうに感じるかもしれませんが通路だけで使うことはなく通路兼〇〇〇というように用途を2つ以上もたせてます。裏動線があるとリビングが散らかることがぐっと少なくなります。リビングを通過しないとキッチンへ行けない間取りでは、片づけている間はリビングが落ち着かない空間になりますが、ゆったりしている時間に買い物から帰ってきてもリビングを通りませんのでリビングは落ち着いたまま。住んでみるとその良さに気づきます。耐震等級3が多くなり壁の関係で裏動線を造るのが難しくなったりしますが出来る限りリビングを通らず水廻りやキッチンへ行けるように工夫しています。②落ち着き弊社の天井高さは勾配部分の低いところで1.8mぐらい、一般的な天井は2.1mです。吹き抜けなどで高さの感覚は変わってきますが低さは感じません。むしろ天井が低いことで包まれるような落ち着きがうまれます。みなさんイメージだけで天井が高いほうがいいと思われていますが、ぐっと抑えた天井を経験するともう元には戻れなくなります。椅子に座ってゆっくりされた方々は包まれた落ち着く感覚を実感されました。いつもお話させていただきますが、吹き抜けた大きな空間でゆっくり過ごすことと、押し入れの中でゆっくりすごすこと。押し入れの方が落ち着けることがイメージできると思いますが、天井が低く囲まれていた方が人間は落ち着きます。だからこそヌックという場所も好まれるわけです。とにかく広く造るよりも落ち着ける場所はたくさん作る。昔のように家族団らん、TVを囲んで過ごすことはなくなってしまいました。本を読んだり、スマホを触ったり1人時間も多い。そんなしつらえはこれからの住まいで重要になります。③ 庭とのつながりの心地よさ。土曜日の夕方は土砂降りだったので体験できませんでしたが、それ以外の方は皆さんお庭の良さを体験されました。道路から視線をカットしながらゆったり過ごす外時間は何物にも代えがたい贅沢さがあります。今回の住まいではお隣との関係に十分配慮し、見下ろされない中庭空間としました。夕方、陽が落ちた際に電気がついていても舞台でスポットライトを浴びるような視線にさらされる感じはなく、ゆったりした家族時間を楽しめるよう計画しています。薄暗くなってくる夕方時間はおすすめです。またスギ材で造った住まいの『香り』は目に見えませんが、癒されることは間違いないでしょう。木の良さに気づきます。みなさんが帰られたあと、薄暗い中のお庭の魅力と住まいの魅力を感じ、撮影してきました。来週にはお引渡しさせていただくので、今週末がお披露目最後になります。ご予約はこちらから。ゆったり2時間枠になっていますのでご興味ある方ぜひいらしてください。こちらからの営業はいたしませんので、安心してご予約ください。みなさま、よろしくお願いいたします。

11月の内覧会のみどころ最終回。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今週末に予定させていただいている豊川市の新築内覧会。住まいの見どころをお伝えさせていただきます。 最終回の見どころはとても地味ですが、特に女性の方が気にされる家事動線と収納。弊社では主となるLDKへの動線だけでなくバックヤード(納戸・パントリー・水廻り)への動線を分けて考えるようにしています。理由としてはリビング動線とバックヤード動線を一緒にすると結果的にリビング周辺に動線が混在し落ち着かない空間になってしまうということ、またリビングに雑多なものが一時的に置かれ片付けしにくい家になってしまうから。弊社の定番ではありますが、玄関より直通で広めの洗面台への動線が確保されています。洗面台は玄関から見えないように配置していますので多少乱雑になってもそれほど気にはなりません。またその奥にパントリー経由でキッチンへとつながる動線が確保されています。玄関→手洗い洗面→パントリー→キッチンドアはなく一部にのれんをつけますが、両手がふさがっていても問題ない動線です。洗面のすぐ横に脱衣室があります。脱衣室はみんなが大好きなかんたくんが控えています。脱衣室からファミリークローゼットへとつながっています。かんたくんの下にはスライド式の机があるので洗濯物の仕分けが簡単にできます。仕分けた服はすぐ横のファミリークローゼットにさっと片付け。洗濯物がリビングに散らかることは一切なく、また階段の上り下りも必要ありません。ファミリークローゼットから土間収納へつながり、玄関までのバックヤード動線が成立しています。ぐるりと回れる家事動線は日々の生活の中ではとても重要な役割をもちます。廊下のように移動だけで取られる面積は無駄でしかありませんが、動線の中に役割を持たせることで無駄でなくなります。 構造を成立させながらバックヤード動線をとるのは意外と難しかったりします。(壁がなくなってしまうため)地味なバックヤードの動線。家づくりのコツになると思いますのでぜひお越しください。ご予約はこちらから。明日は雨なので中庭体験ができそうにありません。おすすめは晴れた日曜日かな。みなさまよろしくお願いいたします。

リノベ相談の参考になった点。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。先日のリノベーション相談&内覧会。お越しいただいたみなさまありがとうございました。どの方も時間以上にゆっくり過ごされ、コンセプトモデルハウスの心地よさを実感いただきました。みなさまからとても好評だった点をお伝えさせていただきます。性能面での大切さとやってはいけないことがよくわかった。みなさん性能面はたくさんの工務店さんが発信されていますので、よく知っているという方が多くいらっしゃいますが、その真意を知らない方が多く感じます。数字だけのことで本質が伝わっていない。例えば耐震であれば、とにかく強くすればいいと思っている…、でもリノベーションにはそれが不向きな場合があることを知らない。また断熱も同じですが、とにかく高断熱にすればいいと考えられているのですが、結露リスクが伴うこと、またなぜ結露が起こるのかを知らない。表面だけのリノベーションで起こりえる問題を、出来る限りわかりやすい言葉と画像でお伝えいたしました。私が心配していることは、この数年とにかく増えた『リノベをしたあとの後悔』です。現地調査に行くと思った以上に知らずに造っているケースが多い。お施主さまが知らないのは当たり前なので問題ありません。現場の大工さんが知らないのはよくあるができれば知っといてほしい。工務店さんが知らないというのもよくあるが勉強不足だから興味をもって知ってほしい。。 昔北海道でナミダダケ事件というのがありました。なみだだけ事件のググるはこちらから。結露が原因で木が腐って構造として意味をもたなくなってしまうというものです。北海道ほど冬の気温が下がらないにしても、高断熱化しているこの地域でも内外温度差はどんどん大きくなります。内外温度差が大きいほうが結露は起きやすい。夏場、27℃の室温に氷の入った10℃程度以下の飲み物を入れた時を思い出してください。すぐに結露します。施工者が防湿気密のことをしーーっかりと知ったうえで工事をしないと大変なことになります。コップの結露は目に見えてますから、ふくことができます。壁の中の結露は見えていませんから、ふくことはできません。気温の状況が変わり乾く場合もありますが、結露はないほうがいいに決まってます。リスクは少しでも減らす。そうした施工がリノベーションではとくに必要です。なんか心配になってきた…という方はお気軽にお問合せください。ご相談はこちらから。後悔しないリノベーションにするために、勉強することを強くおすすめします。お知り合いの大工さんに頼むっていうのは、もしかしたらやめた方がいいかもしれません。(汗)

床材施工 スタッフ自邸。

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ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。自邸の工事は大工造作工事が順調に進んでいます。 先日床貼りの作業が完了しました。自宅ではオークの床材を施工しました。 乱尺といって長さが400㎜~1800㎜のものがバラバラに入っています。一般的な材料は、1800㎜ほどの一定の長さ材料を貼りますが1本ものという継ぎ目のない材料はとても高価な材料です。また同じく1800㎜ほどでユニという材料がありますが、そちらは長さ方向に対し、短い材料が継いである材料になります。その間になるのが今回使っている乱尺材という床。配送されてきた床材をばらし、長さを分けて並べてバランスよくまたセンスよく貼っていく作業になります。床材は種類が豊富で樹種によって特徴が異なります。床が占める面積の割合は大きいので完成した時の雰囲気が変わります。床材では針葉樹と広葉樹で大きく変わりますが、日本人は基本的に素足で生活します。針葉樹のスギやヒノキは柔らかいので長時間の家事など歩いていても疲れにくく、肌触りがいいので素足でも気持ちがいいです。一方で物を落として傷つきやすい特徴があります。今回選んだオーク材は固くスギなどに比べ傷つきにくい材料になります。 上がオークで下がスギの赤身です。グレードによって節の数も変わってくるので小さなサンプルだけ見て決めるとイメージと違った!となってしまうことも…。自宅で使ったオークは広葉樹で堅いので実際に持ってみるとかなり重く感じます。私がオークを使った理由は床材だけでなく家具など幅広く使われ、和洋問わず長く愛されている樹種を使いたいという理由からです。 ご自宅を検討される際、たくさんの床材があり悩まれるかと思いますがご参考になさってください。 最後に弊社ではシートや単板を貼った合板フローリングと言われる材料は一切使いません。その理由ですが① 出来上がりが最上級によくあとは劣化するのみ② 傷がついても一般の方では直しようがない③ お手入れは特別なワックスが必要で基本的に一般の方が使わない材なので扱いが難しい④ 15年も経つとリフォームしたくなるぐらい見た目が悪い⑤ 呼吸をしない材料なので、汗ばんでいればペタペタする。足触りが悪い。無垢の材料を使うと① 出来上がった後は自然に色が変化し経年美を楽しめる② 傷がついた場合は部分的にやすりで削り、DIYで手入れが出来る③ お手入れはオイルを塗るだけ。ちょっとのことならお料理の油でもOK④ 全体が傷んで気になるなら、やすりをかけオイルを塗ると元通り⑤ 1年を通してさらっとしていて、足触りが気持ちいい 物価高により床材も価格は上がっています。でも体に触れる部分だからこそ、気持ちのいい材料を使いたいものです。気持ちのいい床で過ごされたい方、お問い合わせはこちらから。みなさまの家づくりの参考になれば幸いです。

11月の内覧会の見どころ②。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今週末に予定させていただいている豊川市の新築内覧会。住まいの見どころをお伝えさせていただきます。 この住まいは東側道路の敷地になっていますが、一般的に東道路の場合、駐車場を南東の角にとります。南北に長い敷地であれば、その計画で問題ありませんが、この敷地の場合正方形に近いため南側に駐車場をとるとプライバシーのない庭が完成します。しょうがないといってしまえばそれまでですが、プライバシーのない庭が出来ると、大きな窓のカーテンがあけられない家になります。庭は人目が気になり、家の中にいても人目が気になる、そうなると落ち着いた生活ができないため出かけたくなる家となってしまいます。下の図のような計画が、一番一般的で、一番いまいちだと思います。 建物は間取りを考えるよりも先に、やることがあります。最初にこの敷地の一番いい場所を見つけ、その次に駐車場の位置を決めます。駐車場がリビングから丸見えなのは、先ほどお話しした通り落ち着きのない家になってしまうので絶対にそうならないような計画にします。そこで私が考えた配置が以下のような図になります。普段、買い物やお子様が乗り降りすることがおおい車は玄関先に。仕事のみの利用の車は道路側に。縦列を嫌う方がいますが、たまにくる来客のためなら問題ないでしょう。ここまでを決めた後に間取りを考えていきます。ここまでのプロセスを大事にしないと、出来上がった後の住まいは『家』はいいけどなんかいまいち…になってしまう可能性があります。外構計画まで入れておくことで、全体予算もぶれない計画となるわけです。プライベートな庭は廻りの目を気にせず楽しむことができます。朝食や昼食を外でとることもできるでしょう。この住まいは猫ちゃんがいますが、家族として、でも外に出すとご近所さんに迷惑が掛かってしまうのでデッキのベンチ部分に格子のある小屋が備わっています。この部分は家の中から自由に出入りが出来るため、猫ちゃんのための外気浴スペース。お施主さまとの会話の中から生まれたオリジナルアイテムです♪道路を挟んだ東側の住まいには2階の窓がなかったので、中庭のプライバシーは守られます。西側の建売の住まいからの視線も配慮し、見られることはありません。裸でプールに入っていても誰からも文句は言われないでしょう(笑)これからの時期は庭キャンプがおすすめかな。広すぎると落ち着かない空間になりますが、おおよそ20帖ぐらいの空間ですが草取りするにも嫌じゃない、ちょうどいい大きさ。週末だけ使うのはもったいないので、毎晩ここで楽しんでもらえると提案した私としてはとてもうれしく感じます。この囲まれた空間の良さは来てみないと絶対にわかりません。囲まれている材料が自然素材のスギ板というのも気持ちよさのポイントです。まだ予約はできますので、自宅で庭キャンプしたいという方はぜひお越しください。ご予約はこちらから。みなさまのご来場をお待ちしています。

木の家の引き渡し。

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豊橋の工務店。ニコハウス設計室代表、一級建築士の鈴木です。今月内覧会を開催させていただいたKさま邸。先日、お引渡しをさせていただきました。いつものお引渡しは、使い方を説明させていただきおおよそ30分ほどで鍵のお渡しをしていますが、いろいろな説明をとても熱心に聞いてくれるKさま。メモもとっていただき、また質問もいただくので一か所づついつも以上に念入りに使い方の説明をさせていただきました。必ずお伝えしなければいけないことの一つに24時間換気の清掃があります。弊社はダクト式の熱交換換気を採用させていただいておりますが、1か月に1回の清掃をお約束していただき提案しています。高気密になりすきま風はほぼないので、室内の換気は第一種換気扇頼りになります。この入口からの給気が減ってしまうと、室内環境が悪くなってしまうため絶対に掃除してくださいとのお願い。脚立だと大変なので換気扇をつける場所の天井高さはいつも2m程度。作業性は良好です♪やることリストその②、床下エアコンの使い方。これまでのエアコンの使い方とは全く変わります。基本的にはつけっぱなしで使っていただきますが日射熱を取り込める昼間は消すのもありでしょう。でも床下エアコンは床下にあります。リモコン受光部が床下のため入り切りするのがめんどくさい。そんな方にはエアコンとは別売りであるWi-Fiユニットをお勧めしています。数千円で変えますが、それを取り付けることでスマホで細かな時間設定ができ時間帯によって入り切り設定も可能です。太陽光がついているとはいえ、より脱炭素に向かうため、エネルギー消費量を減らすのはとてもいいこと。まだ弊社が遅れているなと思うこと。それはお施主さまにお渡しする書類の数々。今回も分厚い説明書と保証書をお渡ししましたがもう少しスリムにしたいと感じます。デジタルデータでもいいんだけど、使い勝手がいい人ばかりではないため悩ましい。いつも何かいいアイディアはないかと考えながらアナログ的に説明書をお渡ししています。お打ち合わせを重ね、自然とのかかわりに深く共感いただき自然に寄り添った暮らしがしたいということで、『鳥の巣箱』が欲しいといわれましたので私が設計施工し、それをプレゼントしました。ついでに断熱性能も計算してみました(笑)鳥の巣箱耐震等級:免振構造のため不要断熱性能:U値  8.0気密性能:測定不能 半年ほどの期間ではありますが、何度も足を運び見てきた現場。カギをお渡しすると、わが子が巣立っていく感覚になりいつも感慨深くなります。Kさまご新築おめでとうございます。気持ちのいいコンパクトな住まいになったなと実感しています。内覧会の際に庭でゆっくりしていると、その心地よさを実感いたしました。心地よさで出かけなくなり、おそらく毎週末のようにバーベキューをすることになるでしょう(笑)たくさんのお気遣いの品、本当にありがとうございました。お引渡し後の方が長いお付き合いになります。引き続きよろしくお願いいたします。

11月の内覧会の見どころ①。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表 一級建築士の鈴木です。来週末に予定させていただいている豊川市の新築内覧会。住まいの見どころをお伝えさせていただきます。この住まいは1件挟んだ北側に佐奈川が流れていて、春になると桜がとてもきれいに咲く場所。自然豊かな川沿いにふさわしい地域に馴染んだ住まいを計画することをイメージいたしました。まずは敷地内から桜の見える位置を確認し、その位置に桜を眺められる窓をとり計画。現在は南側敷地は畑になっており日当たりは良好ですが、いつ建物が建つかわからない敷地のため、3階建てが建てられたとしても気にすることなく生活が出来ることを前提にプランいたしました。また長く住んでいらした北側の方への日当たりはシミュレーションで確保させていただき、家が建ったことにより威圧的にならないようやさしい外壁を使った計画とすることを考えました。いくら自分の敷地といえど、ご近所への配慮も必要だと考え、その旨をお施主さまに了解いただき進めていきました。また猫ちゃんと一緒に住むことを前提にしていましたので、猫目線に立ち(私は飼ったことがないですが汗)、楽しくなる工夫をたくさん盛り込みました。吹き抜け廻りのキャットウォークだけでなく、お施主さまとの話し合いでうまれた外を眺めるための猫専用の奥行のある窓台。また廻りの方に迷惑をかけることなく、外にも出られるようにということで、常に外に出られる空間をデッキ下に備えました。この試みは初めてです。お施主さまに愛猫の通れない幅を検証していただき造った小屋のような空間。みんなでバーベキューしているときも愛猫が家族と一緒にいられる場所。ちょっとした気遣いでしたがうまくできたのではないかと思います。このスペースに潜り込んで猫気分を味わってみましたが、外が明るいため閉塞感は感じませんでした。猫ちゃんが喜んで使ってくれることを楽しみにしています。いつもの通り、床下エアコンを採用いただき吹き抜けを持つ豊かな空間に仕上がりました。今回のお施主さまによる建築参加DIYは□ 外壁塗装□ 内装しっくい塗装おそらく1か月ぐらいは現場に通っていただいたことと思います。お施主様に『ほかの人の住まいでも手伝っていただけますか?』と聞いたら『二度とやりたくない…汗』と。それぐらい大変な作業でしたが、職人さんの大変さもわかっていただき、またメンテナンスノウハウも蓄積されたことと思います。内覧会は絶賛予約受付中です。内覧会予約はこちらから。みなさま、ぜひご利用ください。

DIYで軒天塗装。

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豊橋の工務店、ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。先日、軒天を自分たちでDIY塗装しました。今回の塗料はキシラデコールのやすらぎ。キシラデコールは防腐、防カビ効果のある浸透性塗料です。外部塗料としては一番メジャーかな。弊社では新建材はなるべく使わず、手を入れることで長く使えるものを素材として選んでいます。自宅ではクリア塗装とし、木目を生かした濡れとしました。塗装前塗装後ビフォーアフター写真を撮りましたが、クリアなためあまり変化が見られません…。 自宅ではヴィンテージの家具を使っているので年に一度オイル塗装をします。鉄筋コンクリートのマンションなので湿度が高くカビが出ることもありますが、手がかかるなと思いながらも愛着がわき、気に入っています。 上手くコツをつかむまでは塗料がぼたぼた落ちて大変でしたが几帳面な主人はスムーズに塗り進めていき、一度塗りは半日ほどで終わりました。途中雨が降ってきて少し中へ避難しましたが、子供たちは自然と窓際に行き、屋根から落ちてくる雨だれをじーーっと見ていました。以前は雨樋をつけて当たり前だと思っていましたが、最近は「雨も楽んでほしい」という想いで雨の日の水の音や流れを愉しむ工夫を提案するようにしています。鎖樋で音や視覚的な楽しみ方だけでなく、わざと切りっぱなしにし滝を造ってみたり、見えない雨どいをしつらえ?ます。雨の日が来るのが待ち遠しくなるようなそんな提案も楽しいと思いませんか。施工中の自宅でも雨だれを楽しむため軒をしっかり出し、軒樋をつけません。家で楽しく過ごす仕掛けや知識をたくさん勉強していますので気になる方はぜひ弊社まで。 中古を買ったり、リノベーションを考えている方は週末の相談会へお越しください。リノベの相談会、ご予約はこちらから。大前提として、暖かく涼しく耐震化し長く住み続けられる提案をいたします。 新築を検討中の方。みんなが大好きなバーベキュー、人目を気にせず楽しめる猫と一緒に住む木の家。自然と暮らす、心豊かな暮らしをされたい方はぜひ新築完成内覧会へお越しください。新築の内覧会はこちらから。猫ちゃんが家にいながら外を感じられ、ベンチとしても使える猫小屋も完備しています♪まだ予約には余裕がありますので、みなさまぜひお越しください。よろしくお願いいたします。

基礎配筋の確認。

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豊橋の工務店。ニコハウス代表で一級建築士の鈴木です。岡崎市で施工中のKさま邸。景色がとても素晴らしい場所に、景色に正対して建てる低い平屋の住まい。間口20m声に対して奥行5mほどの建物です。この建物も床下エアコンを採用していますので、土間面にはスタイロフォームを敷いています。スタイロフォームはシロアリ薬剤の入ったスタイロATというもの(白いスタイロ)と青いスタイロフォームがありますが、弊社ではシロアリ対応をしていない青いスタイロを使っています。理由ですが白いスタイロがめちゃくちゃ高い。外部なのでシロアリ化学薬品を地面に撒き、その上にスタイロを敷いています。化学薬品は5年ほどで揮発して効果がなくなるとのことですが、基礎下のスタイロがすべてシロアリ被害にあうということは考えられない。また万が一食害されたとしても、そもそもの目的が地面への床下エアコンの放熱を防ぐことなのでスタイロATに変えるほどのランニングコスト差には至らないという判断です。平屋で30坪あると基礎の上の移動はめちゃくちゃ大変です。真夏でなくてよかったなと思います。景色に癒され、気候の良さにも癒されながらの工事。パッシブデザインの要素も入った住まいなので、寒くなってきてからの室内工事も快適そうです。来月の上棟に向け工事は順調です。Kさま、引き続きよろしくお願いいたします。宿題しっかり確認しておきます。

和モダンの低い外観。

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豊橋の工務店。ニコハウス代表で一級建築士の鈴木です。豊橋市で施工中のOさま邸。足場が外れましたので、外構の打ち合わせ。ファサードが見えてきました。北道路の間口8mほどの敷地。一般的には北側に玄関を持ってきますが、玄関が丸見えになってしまうということ、また室内に南までのみえない通路が発生してしまい落ち着きのない間取りになってしまうことを考慮し側面入りにしました。間口に対してあえて、建物を小さくしていますがそのおかげでアプローチが長くなり、奥行きのある和モダン系の雰囲気の建物になっています。隣がそれぞれ平屋と2階建てですがお施主さまには『2階建てだったよね?』と心配されるぐらい低く落ち着きのある印象。室内は開口部を抑えた落ち着きのある印象。一般的には明るくしたいといわれることが多くありますが、壁をしっかり残すことで庭につながる開口部がより美しく見えます。玄関先から影のグラデーションがあり、その先に明るい庭がある。見通せることで建物内も広がりを感じられます。それぞれの窓も壁際に寄せることで、しっくい壁を明るく光らせ室内にしっとりした雰囲気をもたらします。この住まいでは障子も多く使わせていただく予定です。障子の良さは、直接光をやわらかい光に変えてくれます。外観も内観も和のテイストの落ち着き。また照明計画もスタンドライトを多用することで、光の重心を下げ、心地よい空間となります。Oさまスタンドライト選び頑張ってください。またイージーチェアもできればお願いします♪駐車場の関係で職人さん1組づつの工事。これからしっくい下地となる紙クロス工事が進みます。この住まいは年明け1月頃に内覧会予定です。引き続き安全第一で工事進めてまいります。

内覧会で参考になった二点。

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豊橋市の工務店。一級建築士でニコハウス設計室代表の鈴木です。先日までの豊橋市大清水町の内覧会へお越しのみなさま、ご来場いただきありがとうございました。みなさまの評判より特に参考になったという二点をご紹介いたします。今回の住まいはご要望をたくさん書いていただき、それを実現させていただく弊社が受け身の設計方法。コンパクトに造りたいが要望もたくさん。きていただいた方にはご説明しましたが、要望をすべて入れていくと1階がとんでもない大きさになります。1階が大きいと平屋に近づきますので予算もぐっと上がります。それを回避するため、計画したLDKは14.0帖。一般的には小さくないかと心配されますが、その大きさを隠してどれぐらいに感じるのかを皆さんにあててもらいました。(笑)大きい方だと22帖といった方も。平均だと19帖ほどでしょうか。実際に比べ5帖も大きく感じていただけました。抜けと距離感の住まいと名付けた理由がここにあり、コンパクトに造っても十部な広さを確保できることを体感いただけました。 もう一点はお庭。南道路で道路との距離は4.5mほどの計画。プライバシーの守りにくい敷地です。その庭をコストを抑えて囲わせていただきました。プライバシーの守られた空間はカーテンの必要性もほとんど感じません。室内とゆるりとつながったで庭の空間は週末をゆっくり過ごせる最高の場所。焚火を楽しんだり、BBQを楽しんだり、友人たちと夜遅くまでゆっくりとお酒を楽しんだり。きていただいたみなさんが欲しいといわれた使えるお庭。 住まいを計画される場合、『家』のことだけに集中してしまいがちですがそれではつまらない家になってしまいます。『家と庭』それぞれにゆっくり過ごせる居場所を造ってあげるとより心地よい住まいになります。お引渡しは来週。弊社がしつらえた家具たちは次の内覧会会場へお引越しをしましたが、まだご覧いただくことは可能です。お問い合わせはこちらから。ご興味あればこの機会のぜひお越しください。週末豊橋はええじゃないか豊橋祭り。豊橋の端に位置するわが事務所は現場に行かないとお祭り気分を味わえません(汗)土曜日は予定がいっぱいになってしまいましたが日曜日は若干空きがあります。こちらからの営業はいたしませんので、お気軽にお越しください。よろしくお願いいたします。

隙間をなくす。

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ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。自宅の工事は順調に進んでいます。現場監督として中間気密のチェックに向けて、現場で吹付断熱の作業をしてきました。 配管用の穴と基礎は唯一隙間ができてしまう所なので防蟻用の吹付断熱でしっかりと埋めていきます。初めての吹付断熱。出てくる量がよく分からず、あたふたしましたがどうにかできました!基礎断熱部分の服付けウレタンは防蟻(シロアリ対策)に対応したウレタンを吹付ます。 次は玄関ドアの下を埋めていきます。断熱材は無断熱の場所がないように連続して家じゅうすっぽり覆うようにして施工していきます。玄関下では“基礎内側の断熱“ と ”外断熱“ をつなげるために断熱材を敷き詰めます。玄関下部分は多くの家で今でも無断熱で施工されているケースを多く見受けます。サーモカメラでみないとわかりませんが、かなりの熱ロスがあるため大事な場所になります。弊社の建物の場合、熱の逃げはほとんど見られないためか、玄関もリビングなど同様暖かい空間になります。 基本的にボード系断熱材を使っていますが、基礎と外壁・屋根で種類を分けています。今回玄関下に入れた断熱材は基礎で使っているスタイロフォーム。断熱性能はもちろん、水に強く圧縮強さの高いものを使用しています。場所によって使い分け、社内で意識しながら施工することで高断熱で気密性の高い住宅をつくっています。 真冬も裸足で過ごされたい方。弊社の床下エアコンを使った住まいは、裸足で過ごされている方がいるぐらい快適です。お問い合わせはこちらから。地域トップレベルの性能とデザインをちょうどいい価格で提案するのがニコハウス設計室の特徴です。みなさまぜひお問い合わせください。