スタディースペースを造作。
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
浜松市で施工中のYさま邸。
大工工事の完成を年内目安と考えてますので、造作工事が佳境に入っています。
みなさんに要望を聞くと、かなりの高確率で登場する『スタディスペース』
今回もたっぷりのスペースが取ってあります。

お子様用ではありますが、とても贅沢なスペースになっております。
1人あたり1.8mほどのスペースがとってあり、その横にも飾り棚の要素でカウンターが並んでいますので、全部合わせると5.3mほどのカウンターの長さになります。
カウンターは弊社がよく使うレッドオークのハギ材。無垢のカウンターテーブル。
弊社がカウンターに無垢材を使う理由はいつまでも長く使え、メンテナンスが自身で出来るから。
木の机といっても金額の大小があり、その違いに気づかない方もいらっしゃいます。
お施主さまにはお話ししますが金額差は何によるものなのか?
金額差はテーブルの材そのものの価格差です。
市販されているダイニングテーブルを参考にざっくりした金額目安をおつたえすると
①~5万円 木目調シート張り仕上げ(安い扉や家具は全てこれ)
②~15万円 突板(本物の木の2mm程度を貼り付けた材)または集成材仕上げ
③~25万円 無垢ハギ材(30cmぐらいの無垢材を合わせた材)
④25万~ 1枚板の無垢材
安い①はメンテナンスは出来ません。傷んだら捨てましょう。②の突板の場合も傷んだら直すのは難しいのであきらめましょう。
③と④は傷んでもやすりをかけ、オイル塗装をすれば元通り。
弊社では長く愛せる材に配慮し、カウンターには無垢のハギ材を使っています。(上記ほど費用はかかっていませんのでご安心ください)

無垢の魅力だけでなく、造作することで使用状況に合わせた大きさで造ることが可能になります。
せっかく住まいを考えるのだから、スタディスペースもしっかり作り込むことをおすすめしています。
またカウンターの正面壁の石膏ボードが他と違う色をしていますが、余った材料で作っているわけではありません。
石膏ボードの表面に磁石がくっつく加工のしてある吉野石膏さんの『FEボード』
一般的な石膏ボードよりも10倍以上高いのですが、下地として使えますので壁表面がしっくいの仕上げでも磁石がくっつくようになります。
あからさまな素材を壁に貼り付けると見た目がいまいちだったり艶っぽくて違和感を持ちますが、他の壁と同じ仕上げが出来ますので違和感が一切ありません。

スタディスペースに絞った内容でブログを書いてみました。
最終的には引き出しなども造作され、お子様たちが大満足になるであろうオリジナルデスクが完成します。
造作終了まであと少し。
引き続き安全第一で頑張ってまいります。