解体に向けて。
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
豊橋市で来年2月頃より着手させていただくWさま邸。
先日工事着手前の解体のお祓いをさせていただきました。

現在は確認申請及び長期優良住宅の申請をさせていただいてます。
昔は1日で下りていた確認申請ですが、今年の4月に改正された建築基準法により今は1~2か月の時間をかけて審査されています。
なぜそこまで長くなっているのかというと、以前の確認申請は 『建築士の設計したものは特例により審査内容が軽減』されていました。
ようするに建築士の責任で任されていたのです。
それが4月からは多くの部分で審査対象になりました。また構造なども同じく以前は審査がなく建築士にお任せだったものを審査されるようになりました。
弊社の場合は、確認申請、構造計算、温熱計算などを全て自社で行っています。
そのため訂正などが起こったとしても、自社で対応が出来ています。

多くの会社では構造計算を外部に委託しているケースが多く、そういった場合は訂正の度に外部に依頼をし訂正してもらった後に再度申請するというタイムラグが生じます。
こうしたケースの場合、確認申請が下りるのが1~2か月でなく2~3か月かかってしまうことも珍しくありません。
プランが決まって請負契約をし、さあ着工できるぞというタイミングから2~3か月後にようやく基礎工事に入れます。
こうした事実についてお施主さまは知らないかなと思いブログに書きました。
解体は設計事務所を営まれていたお施主さまのお父さんが手配いただいてますので、私の役割はその先の地盤調査から。
今からしっかり準備しておきたいと思います。

解体現場には昔使っていた庭石が転がっています。
埋めてしまうということでしたが私は再利用をおすすめし、全ての庭石を現場へ保管しておくことにさせていただきました。
新品の庭石と違い、長年かけて現れた『サビ』が石の表情に現れています。
これは年数を経ないとあらわれない表情で私にとっては『経年美化』
もったいないので新しい住まいでも引き続きこの庭石を使って、造園計画をしていきます。
Wさま、お祓い→ダイニングチェア確認→素材決めと半日お疲れ様でした。
年内の打ち合わせはこれで終わりますが、来年に向けて引き続きよろしくお願いいたします。