ペットトイレの臭い対策の仕方
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今回のテーマは『ペットトイレの臭い対策』です。
高気密高断熱になって、室内の換気量がうまく調整できるようになった一方で、ペットを室内で飼っている方だと気になるのが『ペットのにおい』
換気計画がしっかりしていると排出はできていると思うのですが、特にトイレについては注意が必要です。
弊社で施工してとてもよかったやり方がありますのでペットを飼われる方のご参考になれば幸いです。
対策としてペットのトイレはなるべく給気側から遠く排気側に置く。
このやり方をすると高気密高断熱住宅であれば室内が臭うことは少ないと思います。
ただし計画換気がしっかりできていることが絶対条件で特に第三種換気といわれる、『排気は機械で行い、給気は自然給気』という計画の場合、機械と給気の関係性が1:1になっていません。
わかりやすくお伝えすると排気の力が10として給気から10入ればいいのですが給気が少ないと排気同士でけんかして片方の排気が逆流するという状態がおきます。
特にキッチンのレンジフードのような強力な風量をもった換気扇をつけるとそうなる傾向が強く、計画通りに換気できていないことはよくあります。
各居室に自然給気をつけて…のようになんとなく計画している家はそんなにうまく換気できていません。
そこで弊社はこのように計画しました。

人がいる場所は全て第一種換気(機械で給排気)で行い、猫のトイレを置く予定の場所だけ第三種換気(機械排気、自然給気)にしました。
換気経路がとても短いため、とても素直に動いてくれています。
1年点検で状況を伺ってみましたが、『とてもうまくいっている』との声をいただきました。
以前の家では、トイレの臭いが周りにまで影響していたようですがこのやり方では一切臭ってきません。
というよりもペットトイレが置いてあることに一切気づかないぐらい臭いません。
ただ欠点もあって、計画換気した空間だけちょっと寒い…。まあこれはしょうがないことです。
写真で見るとこんな感じ。

自然給気はどうしても熱ロスが出てしまいます。また湿度に対しても外気に影響されやすくなります。
換気経路が家の中を大きく横切るような計画にしますと、冷たい風など体感的に感じてしまい不快に感じます。
換気の熱ロスは細かな状況はおいといて1000Wぐらいの熱を捨てていることになります。電気ストーブ1台分ぐらいの熱を常に捨てている。
だから、まずはしっかりした計画換気が必要。
そして嫌な臭いは部屋の中に持ち込まない。
今回はペットトイレの臭い対策でしたが、換気の重要性も少し伝われば幸いです。
ぜほみなさまのペットライフのご参考にしていただけたらと思います。