柱や梁を白く塗装。
豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。
豊川市で施工中のKさま邸。
仕上げ工事がいよいよ佳境に入ってきました。
今回の住まいは、普段の弊社の建物とはテイストが違っています。
内観はお施主さまの要望に合わせた、ヴィンテージ感のある仕上がり。

化粧で出ている柱や梁、構造用面材などをあえて白く塗りつぶしています。
そのままの木の色で、徐々に変化していくことを楽しむのではなく、最初から白く塗りつぶし、そこに傷がつくことによって生まれてくる使い込んだ雰囲気。
そういった雰囲気を目指した住まいです。
エイジング加工を施すということも考えましたが、せっかくの新築。
最初からヴィンテージを完成させるのではなく、ご家族がそれを育ててほしい。
だから完成はまだまだ先の10年後かもしれません。
お子様が巣立った後の20年後ぐらい、再び夫婦だけの生活になった際に子育て中についた傷によりようやく完成するかもしれません。

私は普段提供している住まいは、私の段階で完成させようとは思っていません。
家族が生活をはじめ、人が住むことによって温度感が加わり、それぞれの家族らしいインテリアが入ることで8割ぐらいが完成します。
その先に経年による変化がうまれ、植栽の木々が育ち、木の色は濃くなり、傷がつく。
それを許容してくれる住まいであるからこそ、その先に100%の完成が待っています。
そうなると住まいの年齢相応のコクがでていい住まいとなるわけです。
だからこそ自然素材しか使わない。ビニールの素材は使わないと決めています。

この住まいは4月25日(土)26日(日)に内覧会を予定しています。
いつもと違った遊び心のあるニコハウス設計室にぜひお越しください。
Tさま、完成まであと少し。
今しばらくお待ちください。