完成前にしていること。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

豊川市で施工をさせていただいているTさま邸。

建物はほぼ完成し、現在は外構工事の真っ最中。

終わり次第、引き続き植栽工事へと進んでいきます。

完成前にしていることの1つ、気密測定。

エアコンなどすべての外部貫通機器を接続した上で行っています。

そのため一般的には施工中の中間時の気密状況よりも悪くなります。

それでも完成時の測定にこだわっているのは、実際のところの数字を把握するためです。

数字に表れるものは、少しでもいい数字にしようと努力してしまいがちですが、気密についてはそこまでする必要はないだろうと考えます。

私の住むリノベモデルはC値0.78でしたが、住んでいて気になるようなことはありません。

今回の測定はC値は0.24という数字でした。

家全体のスキマを合計すると4cm×6cmぐらいのスキマがあることになります。

たとえば8cm×8cmのスキマだったとしてもこの家ではC値0.64になります。

C値とは気密測定における専用の床面積に対して家全体でどのぐらいのスキマがあるかということ。

だから家の面積が大きい場合、気密測定上は有利になり、小さな家の場合不利になります。

なぜなら、必要な穴の数はよほど大きな家でない限り小さな家と変わらないからです。

だから、C値だけをみるのでなく、とにかく家全体として耐震やデザインなど含めてどうなのか?が大事だと思っています。

数字だけを追って、スキマを少なくすることに多くの手間をかけるよりも、もっとお金をかけた方がいい部分はたくさんあります。

数字合戦になってしまわないことをお伝えして、このブログの締めといたします。

 

Tさま、工事は順調に進んでます。

4月末の引き渡しまで今しばらくお待ちください。