COLUMN住まいの情報
2023年の記事(114件)
記事一覧へ造作工事完了。
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3月に内覧会を予定しているSSさま邸。大工さんの造作工事が無事終了いたしました。平屋ですが,太陽光の片流れ屋根を利用したスキップフロアになっています。現在は塗装屋さんが天井のラワンに濡れ色を付ける作業が進んでいます。オイルを塗ることで,木目が活き表情がよくなりました。お子さまのお部屋の遊び心のあるロフト空間はなんとなく中を覗いてみたくなるそんな空間。塗装が終わると,しっくいの下地となる紙クロスの工事がすすみます。外構も少しづつ進んでいますので工事は順調です。この建物の私が好きなポイントはトンネル。あえて暗い空間としていることでその先の明るさが際立ちます。洞窟とまではいきませんが,向こう側に期待感を持たせる,そんなしつらえがトンネルにはあります。ご興味のある方は3月の内覧会へお越しください。今のところ,3月4日(土)~3月19日を予定しています。

エアコン1台の室内環境。
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弊社の冬エアコンですが,基本的に1階に設置してあるエアコン1台を利用いただき,室内の温度を一定に保つような設計をしています。床下エアコンのお宅も,床上のエアコンのお宅も同じです。体験に勝るものはないので年末休みの間に自宅兼リノベモデルへ生活拠点をうつしました。これからは実体験をもとに説明していくことができ,そこで使っている電気使用量や熱環境もお伝えしていけます。 直近で寒かった日は1月4日。最高気温が6.8℃,最低が1.0℃で日照がほとんどない1日。室温は家じゅう22℃~23℃で一定に保たれています。寒い外からこういう住まいに入った時の感覚ですがすぐに暖かいというわけではなく,なんとなく暖かく時間がたつにつれ体が温まっていきます。ファンヒーターなど火を使った高温の輻射熱でなく,壁や床がエアコンの熱によって暖められた低温の輻射熱による暖房だからです。長時間室内にいると体が慣れ,私は靴下なしでもすごせます。女性の方は靴下を履いているぐらいでちょうどいいようです。就寝時はシャツ1枚の上に羽毛布団を1枚かけて寝ています。これまで寝る際のあったか靴下を20年以上手放せなかった妻ですが靴下をはかなくなり,朝までゆっくり寝られるようになりました。羽毛布団1枚で寝ていると夜中に暑くなることがあるぐらいです。室内を温熱カメラで見てみると窓廻りはどうしても弱点になりますがどこもほぼ同じ温度。寒くないですか?といわれる土間も同じ温度です。土間は蓄熱するよう墨モルタルで仕上げていますので晴れた日は床よりも暖かい温度になり,徐々に放熱されます。外は本当に寒いのか疑うような室内環境が普段提案している室内環境になります。 大事なのはその室温を保つためのエアコン電気使用量ですが1時間あたり150W~200Wの電気で室温が保たれています。日中に陽が差し込む日はその時間帯のエアコンは100W以下に減ります。この日の一日のエアコンの使用量は3.982KWでした。1KW30円として1日120円ぐらいの電気代。検索で床暖房のランニングコストを調べるとだいたい同じぐらいでした。でもガス床暖房は8帖用で8時間だったので24時間ついてるエアコンと比較してはだめですね。電気ストーブとホットカーペット併用の場合だとおよそ4時間で同じぐらいの電気代です。どちらも部分的にしか暖かくないので快適なのは家の一部だけ。夜中に起きても,トイレに行っても,凍えながら生活することになります。 家じゅう暖かい環境に慣れると,どこでも24時間暖かいので夜中に目が覚めて寝れなくても,リビングが暖かいし,トイレに行くのもお風呂に行くのも寒さを忘れます。もう元には戻れません。無駄な設備にお金を使うよりもしっかりした住まいを計画し,長期的に快適な住まいを作っていくことをおすすめします。少ない光熱費で快適な冬を過ごしたい方へ,お問合せはこちらから。いい住まいが増えることを願っています。

断熱リノベがはじまります。
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1年ほど前にご来店いただいたFさま。とにかく暖かい住まいにしたいということでご自宅の一部を断熱改修するリノベ。先日工事に向けてお祓いを執り行いました。すごくきれいに住まわれている住まいでリフォームするにはもったいないかなと思いますが,底冷えには勝てません。サーモカメラはごまかせないので色々覗いてみると弱点になっている部分は4℃から9℃ぐらいの表面温度になっています。エアコンの吹き出しは28℃ぐらいでも床,壁,天井の表面温度が低いため体感的には15℃程度ではないかなと思います。特に床は8℃程度とキンキンに冷えていますのでリノベのやりがいがあります。出来上がりの質感はあまり気にしないとのことでしたが,新建材の家ではせっかくのカリモク家具が活きませんので自然素材での提案を受け入れていただきました。既存の窓から入る光はやわらかく暖かそうに見えますがとにかく寒い!ご夫婦のみでの居住のため,LDK,寝室,水廻りを全て断熱改修したエリア内に納めます。完成すれば真冬のトイレの苦痛からは解放されます。今年の冬は体験出来ませんが来年の冬に向けて断熱リノベスタートいたします。

境界ブロックって…。
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来週末に地鎮祭を予定しているUさま邸。その前に造成が必要になるため,先行して境界ブロック工事に入りました。元々畑だった敷地なので,現場の土はもったいないぐらいの『いい土』。完成時には植栽工事が待っていますのでしっかり根付いてくれそうです。 調整区域での建築工事なので建築許可をとり,許可上,敷地にはお隣への雨水の侵入を防止するためのブロックを積まなくてはいけません。以前は当たり前に思っていたこの工事。本当にいるのかとても疑問です。許可を下す側からすれば,お隣から苦情がくるのは大変なので理解は出来ます。でもブロックで間仕切られた敷地はどうも殺風景で嫌いです。そもそもブロックという素材も嫌いです。必要と言われるから積みますが,私にはコンクリートガラを埋めているようにしか見えません。広い敷地なのでブロックもお金がかかります。こんな間仕切りでなく,植栽や庭の作り方で緩やかに仕切ってあげればもっといい街並みになるし,ご近所とのお付き合いの仕方も変わってくると思います。お隣同士がゆるやかに繋がるような,そんな世の中になるといいな思っています。

足場がはずれました。
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あけましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願いします。先日気づきましたが,ニコハウス設計室は法人化してもうすぐ6年目でした。5周年を祝おうと思いましたが気づくのが遅すぎて6年目に入ってしまいそうなので,祝5周年はこっそりと…。 年明けは早々は現場廻りです。豊橋で施工中のNSさま邸。足場がはずれました。南に素直な切妻屋根の家なので,しっかり日射を取り込み,作業環境は快適です。廻りにはサイディングの家ばかりなので,スギ板の外壁は風景になじむ感じがして,優しい印象をあたえます。たくさんの植栽も予定しているため,外構が出来上がると,よりよい敷地環境に変わります。室内は階段兼用のベンチ,TVボード,畳コーナーと段差のある場所が次々と出来上がっています。段差がなかったころは空間がのぺーっとしていてただただ広いリビングでしたが,それぞれの場所が出来ることで囲まれ落ち着く雰囲気がでてきました。3月の完成に向けて工事は順調です。

暮らし見学会のお知らせ。
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日程 1月28日(土)~2月12日(日) ※ ご予約は下へスクロールしてください時間 10:00~17:00 ※予約対応のみ 1枠1時間 ※ 終了いたしました場所 豊橋市老津町 ※ご予約後詳しい住所をお伝えいたします。注意 入室は1組づつ(1枠1時間)、ご予約のみとさせていただきます。 マスクは必ず着用とし、 体調の悪い方はご遠慮下さい。 お客さまの大切な住まいですのお施主様への十分な配慮をお願いします。 昨年,豊橋にいて施工させていただいたお住まいのお引渡し後 3か月たった住まい内覧会を開催させていただくことになりました。実際にに住んでみてどうか?打ち合わせはどうでしたか?なんでニコハウス設計室にしたの?などお施主さんもいるのでその声をきくことができる貴重な内覧会です。冬の寒さの訪れにより,高断熱高気密住宅,床下エアコンの住みごこちを体験していただくことができます。建物の特徴性能:耐震等級3 Ua値 0.31 最終C値 0.35□ 見通しのいい景色を取り込む室内空間□ 景色になじむ杉板木外壁□ 床下エアコン1台の暖かさ体験ご予約はこちらからルームツアー動画がありますのでぜひご活用ください。ルームツアー動画はこちらから。
