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記事一覧(760件)

小さな平屋が進みます。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。平屋の提案がずらっと並んでいまして、先日第一弾のご提案をさせていただきました。豊橋市で建築計画中のFさま邸。私がここ最近推奨している小さな平屋。先日の小さな平屋相談会も好評でしたが、その中で私が考えるたくさんの大事なお話をさせていただきました。建築費が上がっているということだけでなく、日本の世帯人数の平均値が3人を満たない時代。この時代に30坪台の家は大きすぎます。まして、高気密高断熱になり家の中が隅々まで使えます。昔は40坪なんて当たり前でしたが、そんな家の使い方は空調の効いたLDKに集まり20帖弱の部屋にみんなで集まって過ごすというもの。40坪って80帖あるはずですがそのうちの20帖ぐらいしか有効に使えていないという事実。それなら15坪30帖ぐらいの家で十分ではないですか?というのが私の考え。いつも通りの自然素材たっぷりの超高性能住宅。予算は先々お教えしますが、しっくい無垢材の家は無理しない価格でなおかつ家じゅうを6帖エアコンで暖め、冷やすお値打ち設備設計。特別な機械はいりません。 この時期になると、みなさん床下エアコンの電源をONにされていますが、先日ストイックにまだ無暖房ですごされている方がいました。田原で建築いただいたKさま邸。無暖房18℃ほどの空間で過ごされています。思い切りのいいパッシブデザインでなく、陰翳をもち開口部を適度に絞ったデザインですが、自然室温はまだ18℃。(でも無理せず暖かくお過ごしください) ということで平屋着手の準備のため、地縄張りに出かけてきました。素直な形なので地縄は簡単。いいロケーションの中、木外壁のかわいい家が完成する予定です。小さな平屋。何坪なのかもまだ内緒。もし2人ぐらしで20坪ぐらいは…と思ってたらそれ大きすぎます。たぶん無駄が多いプランになっているでしょう。びっくりされそうですが、そのうち発表いたします。Fさま引き続きよろしくお願いいたします。

雨の落ち方。スタッフ自邸。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。 現場では足場が取れて外観がお披露目となりました。車は少ないけど歩く人が多い環境。夕方になると小中学生や年配の方が散歩に出てきて声を掛けてくださり、なんだかあたたかな気持ちになります。 以前にもブログに書きましたが、自宅では南面の軒樋をつけません。雨だれを見たいと思ったからです。昨年建築家の藤森照信さんが設計された滋賀県にあるラコリーナ近江八幡に行ってきました。ちょうど雨が降った後だったので草屋根から不規則に落ちる雨だれがとても印象的で素敵でした。 雨どいには外壁が汚れるのを防ぐ大事な役割があります。軒を1.2メートル出していて外壁まで距離があるのでせっかくなら雨を楽しもう!と雨どいをなくしました。雨が落ちるところには自分で砂利を敷き、排水できるように考えています。 足場が外れて見てみると軒先(破風)の木板がそのまま見えるので横に長い平屋が強調されてよかったなと思いました。弊社では樹脂サッシの色がほとんど黒を選ばれます。外から見るとガラス面が影となり黒っぽくなるので枠と一体に見えます。中から見た時も同じで暗くなると外の暗がりと同化するからです。なるべく色の種類を増やさないことがすっきり見せるポイントなのかなと思いました。北面は設備関係がすべて集約してあるのでごちゃごちゃしてしまいました。フェンスで隠す予定です。 今月中ごろには大工工事が終わりそうです。年末にはDIYでの塗装と漆喰塗りが待っているのでしっかり体を動かしておこうと思います。

電気配線で気を付けること。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。岡崎市で施工中のKさま邸。先日、電気配線打ち合わせを行わせていただきました。最近は天気のいい日が続き、打ち合わせは気持ちのいい日差しを受けながら約1時間半お話させていただきました。細かな予習もしていただいたのでスムーズな打ち合わせをさせていただきました。コンセントとスイッチで弊社が気を付けていること一般的には使い勝手を考えてこの場所に…や多めにコンセントをすすめたり…、というのが多いと思われますが弊社はそういったことをおすすめしていません。何をしているかというと空間の邪魔をしたり、壁面が汚く見えるからなるべく目立たない場所にしましょうということで提案しています。もちろん使い勝手が悪くならない程度に配慮はしますが、きれいに見せたい重要な壁位置にスイッチやコンセントがあるとちょっとみっともないなと思います。様々な施工例を気にしてみると意外と多いので、これを気にしだすとなかなかな上級者です。Kさまはそういったことも勉強され知っていらっしゃるので話がスムーズに進みました。私があまり詳しくないLANケーブルのこと。弊社は過不足ないLANケーブルとしてCAT5eケーブルを採用しています。私自身がゲームなどをやるタイプではないし、子供たちがYouTubeをみるぐらいで困ったことはありません。存在は知っていましたが、今回はCAT6aケーブルを採用することになりました。将来のことを考えてのことですが、私の知らない高速通信の世界。金額は2倍程度変わってきますが、詳しいKさま主導の元、採用が決まりました。LANの問題はケーブルだけ変えればいいわけではなく、家じゅうの配線、またはモデムルーター、さらには電柱を伝わっている電線。全てが変わらないと本領発揮しません。でもいつかの備えに…、さすがです。その他、寝室の天井高さの話もさせていただきました。初期の予定で構造表しの天井でしたが、天井が高すぎて(といっても2.6mぐらいですが)寝室にはふさわしくない、また寝室の平面的な大きさに対して高いと、縦横比が悪く狭く感じるというお話をさせていただきました。寝室は包まれるような心地よい空間に。そのため、天井を下げ心地よくなるR天井とさせていただくことにしました。年末に向けては外壁の工事が進みます。もしかしたら足場もとれるかもしれません。外壁工事が進むと一気に家らしさがでてきます。道路から見ると、とても低く好感の持てる外観。引き続きよろしくお願いいたします。 現場は気持ちのいい景色のため、お昼ご飯はいつも以上においしく感じました♪

にぎやかな地鎮祭。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。先日豊橋市で施工させていただくIさま邸にて地鎮祭を執り行わせていただきました。この日は風が強く、とても寒い日になりましたがご家族皆さんでのにぎやかな地鎮祭となりました。解体工事は無事終わりましたが、昔からの敷地のため境界ブロックのやり直しなどには費用が掛かってしまいます。なるべく費用を抑えた提案をしたいと思っていますが、境界のことは先々デリケートな問題になりますのでご理解をいただき、進めています。南側は遠くまで見渡せ、近隣の緑がありプライバシーも守られているため、開放的でとても居心地のいい庭になります。最近はカーテンなしで過ごせる住まいを推奨し、そういった提案をしていますがこの住まいもおそらくカーテンなしで過ごせるでしょう。三角屋根のかわいい住まいがこれから着工予定です。初夏ぐらいの完成を目指し安全第一で工事を進めてまいります。Iさま年内は素材決め作業があります。現場は基礎工事を終え、年明けを迎える予定です。1年間がほんとに早い。引き続きよろしくお願いします。地鎮祭、おめでとうございました!

家と庭。スタッフ自邸。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室 二級建築士で設計アシスタントの鈴田です。 石膏ボードを貼る作業がほとんど終わり、棚やカウンターをつける造作工事に進んでいます。子供部屋の間仕切りは造作で本棚をつけ、両側の開口から出入りします。本棚は天井までつくらないことで梁がつながり、奥行き感が生まれます。部屋から出るとき外への期待感、空間の変化を楽しめる場所になったかなと思います。 一つ前の弊社代表のブログ『森の見え方』で①全面的な開口をとり、パノラマ上に見せる。②場所ごと切り取り、少しずつ見え方の変化する景色を楽しむ。がありました。 自宅を考える際、①か②どちらにするのかとーっても悩みましたが主人との共通のテーマである外と内がつながる家を考えた時に①の全面的な開口をとる方を選択しました。全面開口にすることで光が均一になり間延びした空間にならないように寝室と廊下は窓を少なく薄暗い空間にしています。漆喰が塗られ陰影ができるのが楽しみです! 自宅の場合、森ではなく庭になるので室内から見た時の庭がとても大切になってきます。金額もかかることなので自分でできることは自分でやり、できないことはプロにお任せして、完成を目指します。庭に関してはまだまだ課題はたくさんありますが、ひとつひとつ解決していきたいです。庭のお話で先日エクステリアのセミナーを受けてきました。その中でアメリカの窃盗などで捕まった受刑者へのアンケートで、「草花のある手入れがされている開いた庭のある家」と「草花のない閉鎖的な庭のある家」どちらに空き巣に入るという問いに前者は地域にひらいているので近所付き合いがあり、入りたくないという結果が出ています。 防犯面でも大切な庭。庭にいる時間が長くなるような地域に開いた庭づくりを心掛けたいです。

構造が得意か?見分ける方法。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。どの会社も『耐震等級3が当たり前』となってきましたが、それが書いてあるだけで信頼するのはちょっと安易な気がします。あちこちで見かける上棟後の骨組みや上棟写真を見ると、知った方だと構造が得意か不得意かすぐにわかります。不得意な会社はおそらくばれていないと思うでしょうが、少なくとも私にはばれてしまいます。(笑)どこを見ているのか?ということを少しだけ書きたいと思います。構造が上手な家は一般的に30cmを超える梁は必要ありません。やたらと30cmを超える梁があったり、場合によっては45cmもある梁もあったりするのですが、そういった梁は構造費用が高くなるだけでなく、自重が重いため『たわみ』と呼ばれる自分の重さで自然に沈むことにも配慮しなくてはいけません。 ①丘建ての柱や耐力壁があるか?こういうパターンは1階よりも2階がちょっとだけ小さい家や2Fのバルコニーが1Fの屋根兼用になっている家でめちゃくちゃ多く存在します。2階の耐力壁は床梁を伝わって、1Fの柱に力が落ち、基礎→地面へと伝わってきます。赤い点線の部分に柱を入れるべきなのですが、おそらくプラン上できなかったのでしょう。地震の力は軒の梁にかかり、筋交いで受けてもその下に柱がない。そのため2階の床梁の大きさが27cm以上になるでしょう。 ②二次梁がどのぐらい存在するのか?または3次梁は存在しないか?図のように荷重を梁が受けるのですが、まず青い梁が荷重を受けます。真下に柱があれば素直に地面に伝わりますが、梁で受ける場合はその荷重は梁を伝わり次の部材へと力が流れます。このパターンは屋根加重を受ける母屋と呼ばれる材料に多いのですが、これを床梁でやってしまったパターンを書いています。さらに青い梁の荷重が赤色の梁に伝わる。何が悪いかというと、赤い梁は青い梁が荷重で沈んだ分も受けることになるのでたくさん『たわみ』ます。このような梁のかけ方は、『無事上棟しましたー♪』的な写真を探すと意外と多く存在します。梁の大きさは36cm以上ぐらいになっているんじゃないでしょうか?さらにやばいと青い梁→赤い梁→緑の荷重という流れの3次梁になるパターン。構造を知らずに間取りをするとこのような梁のかけ方しかできない家が存在します。緑色の梁は45cmとかになりさらには集成材と呼ばれる構造強度の強いものよりもさらに上の強度をもつ梁などになることでしょう。このことから『梁が大きいから丈夫』というのがうそであることがわかると思います。必要以上の大きさの梁にしたところで意味はありませんので、梁は小さいほうが構造費用が抑えられるでしょう。 ③屋根加重が伝わっているか?建物はサイコロのように6面体すべてが耐力要素を持った面で囲まれることでしっかりした強度を発揮します。屋根から壁に荷重を伝えることはとても重要です。この場合屋根を6面のふたと考えるパターンと考えないパターンが存在します。屋根をふたとみなす場合耐力壁を屋根まで張りのばす必要があります。そうしないと2階の壁や柱に荷重が伝わってきません。そのために耐力壁の上の屋根を支える部分に登り梁などの存在が必要になってきます。これがないケースが多いので、注意が必要です。屋根をふたとみなさない場合屋根は構造上とりあえず無視はしておいて軒高さにある梁で水平面の構造をとる。(屋根完全無視ではありません)火打ち梁と呼ばれる梁と梁の隅に斜めに接続されている部材にたよる方法です。火打ち梁は構造的にはそれほど強いものではないため、細かい区画割をしてたくさん入れる必要があります。特に耐震等級3をとろうと思うと火打ち梁だけだとに2階に耐力壁が多めにないと成立しないでしょう。その場合、1階にも構造壁が多めになるため開放的なプランになりません。耐震等級3にするといいプランにならないといわれる方はおそらくこういった内容のことを知っていないと思われます。 『上棟しました♪』の写真をみるとこんな内容を見てしまうのが私の癖です。そしていまいちな構造を見つけてしまうと、とても残念な気持ちになります。耐震等級3にはなっている(かもしれない)ですが、その梁のかけ方になってしまうプランはどうだろう…と。ちょっと難しい話だと寄棟と呼ばれる屋根の交点の下に柱がないのはかなりいまいちな構造です。耐震等級3は力ずくで取ろうとすればできなくはありません。その分梁がどーんと大きくなるわけなので。素直に地面に伝わっていく、オサイフにもやさしい構造。 いい構造で住まいを計画しましょう。『この内容よくわからないけど、教えてよ』と思った方。ぜひお問い合わせください。お問い合わせはこちらから。知るとまた違った世界が見えてくるでしょう。

結露してるかも?!

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。今回の住まいの情報は『結露』について。これからの季節窓際にびっしりとつく結露。目に見えている結露は拭けますが、目に見えない壁の中は拭けません。見えない結露は、見えないカビの巣になります。 以下は冬に壁の中で起こることをイメージしてください。湿り空気線図が有名で、室温20℃で湿度50%だとその空気が9℃ほどの壁に触れると結露します。コップのように水滴がつくわけですが、一時的についてしまうのは仕方なくて乾けば全く問題がありません。どこにつくかというと、断熱材の屋外側の壁内側につきます。コップの中の水が屋外、コップの外側が壁、室内は同じく室内。高い温湿度の空気は低いほうへ低いほうへと動きます。この現象は当たり前なので誰にも変えることはできません。この結露をなくすには高い温湿度の空気が低い温湿度の部分と出会うことを断ってあげれば解消されます。 高い温湿度の空気が壁の中を通って冷えた外側の壁材に出会わなければ結露は起きません。そのために内断熱という方法をとる場合、最近では内側にビニールを貼ることが当たり前になってきました。このビニールを貼っていない状態がおそらく15年以上前ぐらいなのですが、めちゃくちゃ多く存在します。袋に入ったグラスウールというのが多いのですが、ほとんどの施工者においてビニール(防湿)の大切さがわかっていなかったため、壁の中にはじゃんじゃん高い温湿度の空気が入っています。外気温が9℃なんていうのは豊橋では普通によくある外気温です。そうなると冬の間中、壁の中が結露していることになりそうです。結露が続くということは木がずーっと湿っている状態なので、木材の強度という面でもいい状態ではありません。 弊社では壁の中がこういった状態にならないように、全ての物件で結露計算をしています。結露計算というのは室内側から各部材を通って徐々に気温が外気温に近づくわけですが、それぞれの部分でどういった温度になっているのかを確認するもの。湿度も一緒に移動しますので、20℃ 50%の空気は17℃ 60%→14℃ 70%→12℃ 80%→10.5℃ 90%→9℃ 100%(結露)となります。地域の平均外気温で確認することが、計算上決められているのですがもしこの壁の構成で氷点下-5℃になり雪の日で湿度100%の瞬間がくるとどうなるかというと壁の中で結露が起こる可能性がとても高くなります。(弊社の場合は外断熱の外側付近なので濡れて、凍った状態が続かない限り特に問題はありません)豊橋の場合、まず雪が少なく氷点下はその月の最低気温の数時間だけ。この対策をすることはお金を無駄に掛けることになってしまうと思っていますので弊社ではこれ以上のことは行っていません。湿った状態がずーっと続くのが悪いわけで、しっかりと乾燥する状態を造れば(通気胴縁が有効に働いている状態)、問題になりません。 こうした計算は全ての部材が適切に施工されていることが前提条件になりますので、例えば防湿ビニールなどがいい加減に施工されていれば結露の発生はより高くなるでしょう。見えてる結露は拭けば大丈夫。でも見えてない結露が心配。そうならないためにしっかりした施工が重要になってきます。みなさまの住まいの参考になれば幸いです。心配だ!という方がいれば遠慮なくお声かけください。お問い合わせはこちらから。お力にはなれるかなと思っています。

お客さまの声を更新いたしました。

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夏に完成したIKさま邸。点検にお伺いし、アンケートにご協力いただきました。どうもありがとうございます。みなさまもぜひご参考になさってください。お客様の声はこちらから

森の見え方。

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豊橋市の工務店。一級建築士でニコハウス設計室代表の鈴木です。岡崎市で施工中のKさま邸。屋根工事、サッシ工事、防水工事が終わり雨の心配がなくなりました。森に向かって20mを超える間口の家。プランを考える際にはこの森をどう見せるか悩みました。① 全面的な開口をとり、パノラマ上に見せる。② 場所ごとに切り取り、少しづつ見え方の変化する景色を楽しむ。開放的な造りの全面開口に後ろ髪をひかれながら、場所ごとに切り取る提案をさせていただきました。全面開口に比べ、開放的な感覚は減りますがその景色に飽きてしまわないかと考えました。また開口が多すぎると室内の明るさがどこも同じような感じになり、空間に影が出来ず奥行きがうまれなくなることが気になりました。まだサッシがついただけですが、部分的に見せるという方法をとったのは正解だったかなと思っています。切り取ることで森の良さがより活きているようにみえます。変化のある空間を造るために、LDKの空間は構造表しを選択し、その先の子供室兼スタディースペースは床の高さを変え、また天井の高さも変えています。スイッチを入れ替える空間にしたかったためです。ほんのりとつながり変化していく空間。そうすることで20mの間口にもっと深い奥行きがうまれます。 来週はお施主さまと電気配線打ち合わせ。弊社にしては珍しく、いろいろな部分の詳細がまだ決まっていません。お施主さまの要望も細かなお話が増えていますので、慎重に図面を書きながら進めています。Kさま、電気配線の予習はしっかりとされていると思いますが、悩みがあればご連絡ください。趣味室のこと、また寝室の天井のこともお聞きします。打ち合わせに向けて工事は順調です♪Kさま、引き続きよろしくお願いいたします。 

解体を見守る。

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豊橋市の工務店。一級建築士でニコハウス設計室代表の鈴木です。豊橋市でこれから新築を施工をさせていただくIさま邸。予定より少しだけ遅れて、解体がスタートしました。元々建っていた倉庫はそうそうに解体されました。木造の簡易的な倉庫だったのであっという間です。南側の方はこれまで非力ながら耐えていた万年塀の解体待ちです。少しの土圧がかかっていて、これまで危険な状態でした。少し外側に傾いていたので事故にならなくてよかったなと思います。こうした万年塀はまだまだあちこちに残っていますが、なるべく解体してしまった方がいいでしょう。南側の方向は遠くまで家がなく、梅の木などお隣りの植栽を借景でき、自宅の庭に植栽しなくても緑豊かな気持ちのいい土地。人目もつかないので思い切ってお風呂からも出られるような気持ちのいいプランです。北側も開けていますが、保育園の出入り口になっている部分。お施主さまのイメージと立地を見たときにかわいらしい三角屋根のおうちがいいなあと、カタチからプランをしました。1.5階建てぐらいに見えるかわいらしい住まい。外壁は弊社のいつもの仕様、スギ板外壁。初夏ぐらいの完成を目指してこれから着手いたします。Iさま、年内は基礎工事の完成を目指しています。年内に素材打ち合わせがありますのでよろしくお願いいたします。

小さな暮らし見学相談会を開催します

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代表 鈴木とお施主さまによる「小さな暮らし見学相談会」を期間限定で開催します。見学会では、実際に住まわれているお施主さまから、「小さな家」ならではの工夫や住み心地について直接お聞きいただけます。「この家が私たち家族のためのものだと感じました」——お施主さまの声も聞きながら、限られた空間で心地よい暮らしを実現する工夫をぜひ体験してください! 日時:11/30(土)、12/1(日)時間:10:00~16:00場所:豊橋市杉山町※完全予約制しつこい営業は一切いたしませんので、お気軽にお問合せください。ご予約はこちらから。 こんな方におすすめ限られたスペースで広く見せる手法を知りたい方床下エアコンのやさしい暖かさを体感したい方コストも環境も大切にしたい方

冬エアコンのスイッチONの時期。

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。先日、床下エアコンを導入されたオーナーさまよりこんな質問をいただきました。『現在(夜7時ころ)リビングの室温が23度/湿度54%です。体感的に昨日の夜よりは冷えていますが、寒いという感覚はなく快適です。外から帰ってくると温かい!と思います。今朝(明け方)は少し寒いかな?と思いましたが、動いてしまえば暑いくらいでした。これからどんどん冷えていくなかで暖房はどのタイミングでつけるのが良いのでしょうか?このままだと明日の朝寒いのかな?と思い、暖房をそろそろつけ始めていいのか迷っています。今が快適すぎて(笑)冷房と同様、急速に温まるのではないと思うので、どのタイミングでつけ始めようか判断がつきません。』とてもいい室内環境でまだまだ暖房をつけなくても十分対応できるでしょう。建物によってになりますが、日射熱取得をしっかり取り入れた建物では晴れていればまだまだエアコンの出番はなさそうです。快適というのは人によりそれぞれ違いますが、『快適評価指数 PMV』というものであらわされています。細かな内容はおいといて岐阜森林文化アカデミーさんに詳しく書いてあります。岐阜県立森林文化アカデミーさんのページはこちらから。PMVの表を引用させていただきます。これから冬にかけて、快適な範囲というものは体感温度20度を超え、湿度が50%を超えたあたりになります。体感温度なので、実際の室温とは異なる点は注意が必要です。一般的に体感温度は、天井、壁、床の表面温度と室温を足して2で割ったぐらいになります。断熱性能が低い住まいの場合、室内の表面温度は10℃とかになりますので、いくら20℃の室温があっても体感温度は15℃。寒いはずです。高断熱の建物の場合室温-1~2℃程度が各部位の表面温度になりますので、室温が21℃もあれば十分な暖かさを感じます。快適か、快適でないかは表面温度の方が重要になりますのでしっかりした断熱材が必要になるということです。 話は戻り『エアコンをいつ付けたらいいですか?』の問いには、『朝方の自然室温で20℃を切るぐらいが暖房ONの目安だと思います。』とお答えさせていただきました。またできるだけ日中は日射熱を取り入れ、昼間にたくさんの熱を蓄えておくことも重要です。床下の基礎土間コンクリートは蓄熱に力を発揮します。無理をせずに出来るだけ省エネで過ごす。なんとなく地球環境に貢献している気がしてきませんか?寒い冬はもうすぐそこまで来ています。私の家もいつまで我慢できるか。男性と女性でも感じ方は変わりますので、女性優先でエアコンのスイッチをONにしましょう。冬の寒さをなんとかしたい方へご相談はこちらから。今年は間に合いそうにありませんが1年でも早く解決すると、驚くほど快適に省エネに過ごせます。こちらからの営業は一切いたしませんので、遠慮なくお声かけください。弊社の新築では床下エアコンの採用率がとても高くなっています。冬の優しい暖かさを体感したい方は来週末の暮らし見学会への参加をおすすめします。曇ってて、ど寒い日だといいなあと思ってます。みなさま有効にご利用ください。