COLUMN住まいの情報
記事一覧(719件)
今年もお世話になりました。
up - スタッフブログ
2023年 今日が仕事納めです。2023年お世話になった方々は新築の方が6件、大型リノベが1件、その他小さなリフォーム工事。会社は6年目を迎え、順調に成長しています。お世話になった皆様、本当にありがとうございます。 今年最初にお引渡しさせていただいたSSさま。光熱費もチェックされているので次回お話をおうかがいするのが楽しみです。 2件目にお引渡しさせていただいたNSさま。温湿度を見させていただいてますが、数字だけでのそ快適さが伝わってきます。 3件目にお引渡しさせていただいた断熱リノベのFさま。快適に過ごされていることをお聞きすると私たちもうれしくなります。4件目にお引渡しした、Uさま。暑い時期からのお住まいでしたが、夏冬快適とのこと、家にいることが多くなったと聞いてうれしかったです。 5件目にお引渡しした、Eさま。お仕事柄上手に家を使われていて、ご自身で作り込んでく家の完成が楽しみです。(撮影できる日を楽しみにしてます) 6件目にお引渡ししたTさま。暖かさでお子様が肌着で寝てしまう点はびっくりしました(笑)、住まいと一緒に元気に育っていくこと楽しみにしてます。 7件目、先日お引渡ししたOさま。お住まいになるのは年明けからということでしたが、感想楽しみにしています。 これまであまりしてこなかった振り返りですが、並べてみてもどの住まいにも思い入れがあり、とても素敵な風景が出来上がったのではないかと思っています。弊社は来年度に向けて大きな改革をしていこうと、様々なことをすすめています。お世話になった皆様、現在工事中の皆様、打ち合わせ中の皆様、来年度のニコハウス設計室にもぜひご期待ください。期待以上の成長をお見せすることができると思っています。 年内最終日はみんなで庭バーベキューを楽しんでおしまい。本年も本当にありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。

「Ua値が高い=暖かい」ではない
up - 住まいの情報
本格的に寒くなってきましたので今回は断熱性能のことを書こうと思います。『Ua値が高い家が暖かい家』と思われている方がいます。結論を先に書くと、「Ua値が高い=快適な暖かさ」ではないので、それだけで建築会社を選ぶのはやめましょう。 断熱性能を表すUa値とは、断熱材の厚みや性能によって変わります。厚みと性能を考慮して計算し、壁や天井などそれぞれの部位の平均値がUa値です。断熱材が予定した通りに完ぺきに施工されていた際の数字が計算によるUa値です。 完ぺきか完ぺきでないかは一般の方にもプロの方にも仕上がった状態の家ではなかなかわかりません。どうしたらいいかというとサーモカメラで確認するのが一番!例えば弊社で使っている断熱の玄関ドア。U値1.78というユダ木工さんの木製ドア。 ドアの下地がどのように入っているか、レントゲンのようにわかります。青い部分が木桟木が入っている部分で「ヒートブリッジ(熱橋)」と呼ばれる部分。木下地によって断熱材が入れられない弱い部分です。柱の内側に断熱を入れる「内断熱」という家を写真でとっても同じように映ります。U値の計算ではヒートブリッジ部分と断熱材が入った部分とを考慮して答えが出ます。このドアも青い部分(ヒートブリッジ)と赤い部分(断熱材)の平均値がU値1.78ということです。 家のあちこちを見てみると 窓が断熱性能にとって、とても弱いことがよくわかります。室温20.5℃に対して窓廻りは最低で12.6℃ほど。外から見てみるのも面白くて、家から熱が漏れていると外壁の部分が暖かくなっていたりします。 この物件の場合は基礎部分が赤くなっていますが、太陽の日射によりコンクリートに蓄熱されたためで、漏れてる部分はありませんでした。 壁や柱と梁の取り合いなどは断熱材がうまく入れれない部分でもあるのですが、外断熱を採用しているためヒートブリッジや断熱施工不足は見られません。 ヒートブリッジは内断熱では必ずありますので問題はありません。問題は断熱材の施工忘れや、やったつもりの施工ミス、施工しにくいからなんとなく入れている部分。そういった部分には結露が集中的にでてしまいます。結露は冬の間、ずーっと続きますので木材の不朽につながります。室温を20℃、湿度50%であれば露点温度は9.3℃。9.3℃の温度の部分と出会った室温は必ず結露します。外気温が10℃以下の真冬では結露しっぱなし・・・・怖い(汗)。 玄関の内側は土間の家が多いと思いますが、玄関廻りの基礎部分は、よっぽど気を付けている工務店さんでないと断熱材が入っていることはないでしょう!これは断言できます。弊社では確実に断熱されていますので、家を暖めると、土間に足をおろしてもヒヤッとしません。(みなさんなかなか信用していただけませんが) たくさんの画像をのせましたがUa値の計算上は、こういった部分に断熱材が施工されていようが、施工されてなかろうが計算上は同じということ!ということで断熱材の施工状況や、細かな部分への気遣いでUa値は変わらなくても、住み心地は全然違うよということ。 ちなみに弊社では床下エアコンの採用がぐーーーんと増えていますが、どんな感じなのかというと 床面のスリットから暖気が上がってきます。床面が暖かく、低温の床暖房状態になりますので、エアコン設定温度が低くても満足度が高いというものになります。 「Ua値が高い=暖かい」ではないというお話でしたが、これ以外に気密性能、日射熱取得、換気という部分もUa値では表せないけど、暖かさに大きな影響を与えているものになります。 心配だったら工務店さんにサーモカメラを借りてください。持っている工務店さんはおそらく大丈夫でしょう。持ってない工務店さんはちょっと疑いましょう(汗)Ua値だけに振り回されることなくしっかりした快適な家をお願いしましょう!!!

年内最後のお引渡し。
up - スタッフブログ
豊橋で施工させていただきましたOさま邸。お約束していたクリスマス前にお引渡しをさせていただきました。引き渡しの際に必ずお約束していただいていること。弊社の建物は少ないエネルギーで快適に過ごすことを目指していますのでその妨げになること、意に反することにならないようご説明しています。その一つに第一種熱交換換気のメンテナンスがあります。換気のメンテナンスはフィルターの掃除をちゃんとすること。ちゃんとやらないと換気量不足になります。換気量が不足すると室内空気が汚染された状態のままになりますので快適ではなくなります。1か月に1回の掃除を約束してもらっています。それから冬の時期に使う床下エアコンの使い方。エアコンが効かなくなる理由はフィルターの目詰まりの場合がほとんどです。600立米ぐらいの空気を吸って吐くエアコンですから、その掃除は絶対にやらないといけません。そういった普段どのように生活したらいいのかがA4一枚にまとまっているものを季節ごとに分けてお渡ししています。使い方を誤ると少ないエネルギーで快適に過ごす家ではなくなってしまいます。 Oさまご新築おめでとうございます。お気遣いの品もありがとうございました。お気持ちをいただくのはとてもうれしいです。とてもいい住まいが出来上がったと自負しています。インターネットが開通しましたら、温湿度計を設置させていただきますので、また教えてください。自然素材を育てながら、楽しんで過ごしていただくことを願っています♪

年内最後のご提案。
up - スタッフブログ
田原市で建築計画中のIさま邸。まだ暑いころに現調に行ったのが懐かしくなるぐらい、寒くなってしまいましたがようやくご提案をさせていただくことができました。大きな雑木があって、なるべく切らないように計画することを考えました。あまり手掛かりのない敷地で、周辺は似たような景色が広がります。そういう時には、建物を廻りの樹木に負けるようおとなしく計画することが大事かなと考えています。まあ見渡す限り、緑なので意識しなくても借景はできますが、お話しを伺った際にはゆったりとした時間が流れるような空間にしたいとのことでした。日中わいわいとするというよりも、夕暮れからしっとりとした空間を愉しむ感じ。普段は切妻のシンプルな屋根をかけることが多いのですが、今回は廻りの樹木に負けるよう、敷地に馴染むよう方形屋根といたしました。シンプルな三角の屋根が落ち着きを感じさせます。しっとりした空間となるよう、全面開口にはせず、あえてしっかり壁を残しました。模型で色気を感じましたので、完成はとても魅力的な建物になるかなと思います。Iさま引き続きよろしくお願いいたします。

べんがらの軒天。
up - スタッフブログ
豊川市で施工中のYさま邸。外壁のスギ板貼りが大詰めを迎えています。今回もYさまによるDIY塗装。ウッドロングエコを採用いたしました。ウッドロングエコを塗ったスギ板は、きれいな色の変化があり、落ち着いた雰囲気がとても好きな仕上げ。そして建築中にもスギ板の経年美化は進んでいき、どんどんいい雰囲気になっていきます。今回軒天の色にはキシラデコールの『べんがら』を選んでいただきました。思い切った色のように感じますが、和モダンな雰囲気の住まいにはとてもよくあっています。普段は黒っぽい色を選ぶことが多いため、とても新鮮です。今後は増えていくかな?。 大工さんが外部を施工している間に、中間の気密検査と対策を行いました。 室内を負圧にしつつ、怪しそうなところをさぐっていきます。なれたもので、まあこの辺というのが感覚でありますので、調べるとちょっとした空気の動きがあり、それをウレタンガンや気密テープで抑えていきます。そして、弊社のこだわり玄関廻りの断熱。玄関廻りは断熱を入れるのが難しく、やれていない工務店さんも多いように感じます。計算上のUa値は同じでも、玄関部分を甘く見ると部分的に無断熱になりと冷気を感じます。暖房エネルギーが土間から逃げ、地球を暖めることになってしまいます。別物件の画像ですが、玄関ドアの熱橋(ヒートブリッジ)がはっきり見えていますが、土間面からの熱の逃げは一切ありません。土間なので、単純に断熱を入れても、将来的に沈んでしまったりの不具合が出るのですが、やり方は企業秘密です(笑)マニアックな部分にまでこだわってしまうのは性分なようです(汗)

嫌味のない暖かさ。
up - スタッフブログ
昨日までの内覧会へお越しの皆様、年末のお忙しい時期にもかかわらずありがとうございました。特に日曜日は寒くなりましたので、床下エアコンに暖かさを体験いただくことができよかったなと思います。皆さん一様に同じ感想を持たれていましたが、まとめると『嫌味のない暖かさ』という感じです。エアコンがついていることを感じさせず、音も気流もなく、気候がいい時の日中の暖かさのような・・・。そんな違和感のない暖かさ。でも外に出るとびっくりするほど寒い(汗)また27坪という住まいのポテンシャルも感じていただけたように思います。平均的な建物よりはあきらかにコンパクトなのですが、どう考えても広い。個人的にはもう少しコンパクトでもいいかなとさえ思います。贅肉のない空間にすることで、心地よい広がりが生まれます。ご希望の施工時期に対応できない方もいらして、心苦しいなと思いました。今後はもう少し対応がスムーズに出来るよう、会社の戦力を高めていきたいと思います。現在は社員大工さん、現場監督さんを探している最中です。このブログをお読みの方で、弊社の家づくりに共感される方ぜひお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

冬季休業のお知らせ。
up - お知らせ
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。下記日程にて冬季休業をとらせていただきます。 休業期間 12月30日(土) ~ 1月8日(月・祝) 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、冬季休業明けに順次お返事させていただきます。皆さまよろしくお願いします。

大工工事大詰め。
up - スタッフブログ
岡崎市で施工中のIさま邸。工事は順調に進み、足場が外れました。今回の外壁はガルバリウム鋼板のブラックとスギ板 ウッドロングエコ塗装のツートンです。ウッドロングエコは今回もお施主さまによるDIY。3件続けてのDIYになりますが、みなさん経験がなくても無事きれいに色がついています。一般の方でも扱いやすい材料かなと思います。南北に広い敷地で、一般的には北側に寄せて建物を建てますが、南が無駄に広くなり、また庭の前に落ち着きのない駐車場が来るのは避けたかったので、敷地の真ん中に建物を置きました。北側は駐車場、南側は庭というように使い方を完全に分離しています。内部は大工さんの工事が大詰め。いつものようにストリップ階段を大工さんに作っていただいてます。吹き抜けが住まいの真ん中にあると、明るいということだけでなく、空調の平均化にも一役買っています。このあとはそれぞれの棚板や階段、窓枠、建具枠など無垢の部分を塗装していきます。塗装までが、年内の工事目標です。Iさま、いつも現場へ足を運んでいただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

基礎開始。
up - スタッフブログ
田原市で施工が始まったKさま邸。本日使用する材料決めの打ち合わせをさせていただきました。びっくりするぐらいサクサク決めていただき、気持ちのいい材料決めでした。あらかじめ予習してきていただいたことに感謝します。 先週、確認申請と長期優良住宅が無事下りてきて基礎工事に着手いたしました。この建物も床下エアコンを採用されましたので地中梁方式での基礎工事。根切工事(基礎の下地となる砕石を入れる前の掘り方工事)が進んでいます。筋状に掘った穴に砕石を12cm厚で入れて、突き固めをします。現場はのどかで、静かでとても気持ちのいい場所。年内は基礎の打設まで行い、基礎養生にて年越しをする予定です。Kさま、引き続きよろしくお願いいたします。

予定した使い方。
up - スタッフブログ
先日お引渡しから3か月経ったEさま邸へお伺いしてきました。プラン提案の際にご提案したトイレ地窓。トイレの窓は一般的にすりガラスにして見えなくしてしまいますが、コンパクトな住まいを設計するコツ『抜け』を大切にしたくて、トイレの扉もふだんから開けておきましょうというお話をしました。いい具合にトイレには見えないし、インテリアの一部に。上手に使われていてうれしかったです。2階のフリールームの使い方がとても上手で、四角いスペースに対して、斜めに机を配置されデザイナーらしいなあと思いました。また床下エアコンがとても快適なようで何よりです。奥様が素足でいてくれたことが何よりの証拠でした。温湿度計をセッティングさせていただき、データ取得にもご協力いただきます。真南にふったおかげで、日射取得がしっかりできていて、室温は26℃ほどありました。外からきた私にはちょっと暑かったです(笑)解体前の建物にも感じたしっとりとした空間の中のコーヒーご馳走さまでした。Eさま、点検ありがとうございました。一緒にお酒が飲める日を楽しみにしています♪

12月の内覧会のお知らせ
up - お知らせ
春先より施工させていただきました『素材を楽しみ育てる住まい』にて,住まい内覧会をさせていただくことになりました。4人家族向け、自然素材がふんだんに使われ、ご家族で住まいを育てていくという価値観を持った住宅。□ 大きな土間を持つ大屋根ワンルーム空間□ 自然を取り込む全開口にて木々の揺らぎを愉しむ空間□ たくさんの家族が来ても居場所のある空間弊社でよく使われる壁材、外壁材をご覧いただけます。外壁は杉材をウッドロングエコをDIYにて仕上げています。自然に馴染む落ち着いた外観がご覧いただけます。コンパクトに作ることで、予算を抑えつつ、素材感のある経年美化を感じられる住まいとなります。ご自宅が一番楽しく!という住まいにされたい方はぜひご参考になさってください。開催日程:12月16日(土)、17日(日)開催時間:10:00~16:00 ※ 終了いたしました規模延床面積 27.0坪敷地面積 76.4坪空調計画第一種熱交換ダクト式換気冬用:床下エアコン 6帖用サイズ夏用:2階部分 エアコン 6帖用サイズ住宅性能 長期優良住宅取得耐震性能:許容応力度計算による耐震等級3断熱性能:Ua値 0.33 外断熱工法気密性能:C値 0.28住宅性能 長期優良住宅取得耐震性能:許容応力度計算による耐震等級3断熱性能:Ua値 0.33 外断熱工法気密性能:C値 0.28

換気の能力は足りていますか?
up - 住まいの情報
もうすぐ寒ーい冬がやってきますね。冬になると、室内の熱はなるべく逃がしたくありません。でも換気をしないとCO2濃度があっという間に1000PPMを超えてきます。最近の建物は高気密のためなおさらしっかりした換気量が大事になってきます。 ところでその『換気』は想定通りの量を給気、排気できていますか?建築基準法では室内空気を1時間に0.5回変えなさいよという決まりがあります。それは上記に書いたCO2濃度や、その他化学物質などを適切な濃度以下に保つため。怪しい場合はとにかく実際に計る。これが大事。 これまでとても多い『第三種換気』の場合は想定した換気が行われているか?第三種換気の場合、トイレなどから排気し、リビングなどから給気しますので、リビングにCO2濃度計を置いてみましょう。1000PPM以下になっていれば適切に換気されている目安になります。色々は計ってみて心配なのは、リビングよりも寝室です。給気口の位置が寝室入口付近だと、寝ている場所がぜんぜん換気できていない…なんてことも多々あります。ぜひ計ってみることをおすすめします。CO2濃度計はAmazonなどで2~3000円程度で売っていますのでぜひお試しください。第三種の場合は、換気のための機械があちこちにあるので、お互いの風量でけんかしあって換気ができてないこともあります。同じくCO2濃度計で室内環境を確認しましょう。次に『第一種換気』の場合ですが、給気排気を1つの機械で行うこともあるため室内はダクト配管されることが多いはずです。問題は、そのダクト配管の長さや施工方法により想定している換気風量が出ていないケースがあること。ボリューム調整ができるものなら、換気風量が出ていない場合は強めにしないといけません。予定風量に足りてないことは計測すればすぐにわかりますので工務店さんに頼んで図ってもらうことをおすすめします。ちなみに先日お引渡しした建物では第一種の熱交換換気を利用していますが『メーカー想定風量ボリューム 給気 1、排気 2』でしたが一通り図ると全体的に給、排気量が多め。多めに出るのは優秀です♪でも多い場合、室内発生熱を屋外に捨てていることになるのでもったいない。『ボリューム 給気0.8 排気1.5』にして想定の0.5回/時間となりました。たかが換気ですが、室内環境を気持ちのいい状態に保つため、高気密になればなるほど大事なこと。また無駄に熱を捨てることも、高い電気代を考えると馬鹿らしくなります。 あなたのおうちは換気できてますか?心配なら間取りに換気扇の場所を書いて相談に来てください。怪しい場所が見つかるかもしれません(汗)気密が低い家は換気できていますのでなんの心配もいりません(笑)
