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記事一覧(760件)
床貼りが終わりました。
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田原市で施工中のKさま邸。雨続きですが、外壁の板張りがほぼ終わりました。今回は無塗装のままの仕上げ。最初は杉の明るい木の色ですが、ここから徐々に色が抜けて白っぽくなります。海が近いのでスギ板にされたのは地域に馴染み、とてもよかったなと思います。施工中にスギのいい香りがするので、ご近所にも建築をおすそ分けできているかな♪ 室内ではオリジナルの中間気密確認をし、風の動きのある箇所を埋めました。このやり方にしてからは完成時気密測定への不安はまったくなくなりました。気密測定では風の影響での測定不能の方が心配です(笑) また床材が全て貼れました。お施主さまのこだわりだった浮造りパインの床。久しぶりに明るい色目でいつもと現場の雰囲気が違って見えます。天井に貼る木板との相性も楽しみです。床養生の前には、床下エアコンの吹き出し口の穴あけ。この辺りはいつも通りなので手際よく施工しています。 天気の悪い日が続きますが、週明けには2階部分のそとん壁の下地のラス貼りができるかな?建築を楽しんでいただいているKさま。楽しみにしているそとん壁の施工。もう少しお待ちください。
気密はお手の物。
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岡崎市で完成したIさま邸。着工時の引き渡し予定が2月23日~25日。実際の引き渡しが24日に決まり、我ながら素晴らしい工程の組み方でした♪清掃時に傷などをチェックし、1週間ほどで、職人さんたちに手直しをしてもらいます。みんなが終えたということでの最終チェック。みなさん、今回もいい仕事でした。それから完成時の気密測定を行いました。気密C値0.3以下なら合格としていますが、気密C値0.10でした。気密にかかわった工事をされたみなさま、お疲れ様でした。n値が1.06と小さいのがいいですね。安心しました。(n値は大きな穴があると2に近づき、細かな穴の場合1に近づきます)相当隙間面積αAも14平方cmといい数字。気密測定は外部風速に影響を受けやすいので、天候が心配でしたが無事記録を取ることができてよかったです。無事最終チェックも終わり、あとは引き渡しを待つだけです。Iさまもう少しだけお待ちください。
造作工事が大詰めです。
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豊川市で施工中のYさま邸。平屋でのびやかな空間が来るたびにいいなーと思います。外部は左官屋さんの玄関ポーチ造りが始まりました。今回は土間の面積が大きいためなかなかの重労働ですが、頑張っていただいてます。内部はおおむね造作工事の終わりが見えてきました。久しぶりに壁、天井共白いしっくいの空間です。ゆるやかな勾配天井ということもあって包まれるような空間になるので仕上がりが楽しみです。ポイントは南北に抜ける窓。北側の窓からは遠く御油の山々が見渡せます。住宅がぽつぽつと建ち始めてますのでいつまでこの景色が楽しめるのかはわかりませんが、いつまでも見ていたい景色。造園屋さんには、遠くの山につながるようなイメージで植栽をお願いしています。外構造園工事の仕上がりもとても楽しみです。大工さんの造作工事完了は来週を予定しています。下地クロスを貼り終えたら、いよいよご主人様のしっくいDIY。Yさま、そろそろ準備運動よろしくお願いいたします。
基礎配筋完了。
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豊橋市で施工中のIKさま邸。基礎工事が始まり、配筋の確認をしてきました。朝一番の検査で、前日の夜から冷え込んだせいもあって基礎下に敷いてある断熱材の表面が凍ってました(汗)危ないですね。検査員さんも十分な注意が必要です。第三者機関の配筋検査ですが、私たちが作成した構造計算と配筋図面をもとに、その通りに配筋されているかをチェックするものになります。間違っても第三者機関の方が本当にこの鉄筋で大丈夫なのかをチェックしているわけではありません。 だからそもそもの図面がいい加減でも、それは合格となり、コンクリートが打たれてしまいます。基礎開始前の構造計算と図面チェックがとにかく大事!そしてもちろん、私たちも基礎の配筋はチェックします。3重のチェックですね。土間下のスタイロは地中に熱が逃げることを少なくするためですが、余ったスタイロも無駄にはしません。冷気は地面表面より、地中に向かって円状に影響を与えるため、余ったスタイロは屋外の土間下に利用します。より高断熱にするためのちょっとした気遣いです。 月末の棟上げ作業に向けて工事は順調です。IKさま引き続きよろしくお願いいたします。
電気配線打ち合わせ。
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田原市で建築中のKさま邸。電気配線の打ち合わせをさせていただきました。電気配線の打ち合わせは、図面上で見ていた配線図を1か所1か所原寸大で確認していただく打ち合わせになります。イメージしていた場所でなかったり、家具の陰に隠れて使いにくい…なんてことにならないように。それから、使ってみたい照明器具などがあると『こういった場所につけるのはどうですか?』ということを提案させていただいたりします。とても寒い日でしたが、外断熱のおかげで、二階は十分過ごせる暖かさになってました♪二階はこじんまりしていて、景色もいいので、とても落ち着くいい場所。屋根裏感のある素地表しの天井も子供達には喜んでもらえそうです。Kさま打ち合わせお疲れさまでした。いつもご家族みなさんでいらしてくれて、楽しんでいてくれるのがとても印象的です。まだまだこれから大工さんの工事が続きますが、引き続き建築を楽しんでいただけたら幸いです。来週からは第一種熱交換換気のダクト配管より工事が進んでいきます。
床下エアコンの温湿度状況
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弊社では2年ほど前より、床下エアコンの採用が極端に増えました。これまで、床下エアコンを採用されたお客様のすべての家で2.2KWサイズ 6畳用エアコン 1台にてご提案をしています。基本的にはつけっぱなしになりますが、昼間室内が暖かくなるとエアコンは止まります。床下エアコンの最大の特徴は床の温度が室温より少し高く、低温の床暖房になり冬でも裸足で過ごせること。 そうはいってもこの地域ではまだまだ採用されていない方式のため心配になる方もいらっしゃると思います。弊社では皆さんのお宅で温湿度をチェックし、アドバイスさせていただいてますのでどのぐらいの温湿度で過ごされているかご覧ください。 最初はUさま邸 Uさま邸の内外観はこちらから 大屋根で2階まで見通せる32坪の住まいです。浜松ですが一番冷える朝方、外気温は4.5℃でした。温湿度はというとおおむね、21~23℃で湿度も50%を超えていて快適そのものです♪温度差も3℃以内におさまっているため、リビングも脱衣室も納戸もどこに行っても不快にはなりません。 続いてTさま邸 Tさま邸の内外観はこちらから豊橋の弊社の近くの22.6坪の住まいです。外気温は3.6℃温湿度はというとこちらはおおむね20℃~23℃。洗濯物が室内干しでなく、かんたくんのため湿度が若干低めですがまあでも冬のこの時期46%なら十分でしょう。同じく温度差も3℃以内におさまっているため、リビングも脱衣室も寝室もどこに行っても不快にはなりません。 設計施工させていただいている私でも、十分な快適性だなと感じております。というよりも、これだけ快適なら、床暖房はもちろんですが、全館空調や各室エアコンは不要だなと思います。何より故障しても、買い替えも安価ですぐに交換ができます。しいて言うならば日射熱の取り入れをより増やし、エアコンへの負担をもっと減らせるとより省エネだなとは思います。ただ、その場合、家全体が昔の縁側のような一様に明るい空間になってしまうので、日本の住まいとしての陰影や明度差的にはどうなんだろうとちょっとだけ疑問を感じます。 そんなことも相談にのりますので、少ないエネルギーで快適に過ごす、設備にかかるコストをさげたいといわれる方には床下エアコンはおすすめです。ご興味あるようでしたら、床下エアコンの住まいをご見学できますので遠慮なくお声かけください。お問合せはこちらから。
完成に向けて。
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岡崎市で完成したIさま邸。現在、植栽工事が進んでいます。建物が完成しただけでは居心地のいい住まいとはなりません。外構工事と植栽工事も必ず合わせて施工するのが弊社の特徴となります。目隠しのフェンスは一般的に胴縁といわれる材料を使っています。1枚(1本)あたりが45㎜と細いので取付には手間がかかりますが、幅のある板材よりも方向性がでて、リズミカルな感じがいいなと思って使ってます。フェンスとしてはあまり見かけませんが、メンテナンスや万が一の腐れでの取り換え時も、ホームセンターにも1本数百円から売っている一般的な材料のため扱いのしやすい材料です。15時を過ぎてましたが、やわらかい光が吹き抜けから入り、一日の変化が楽しめる、そんな空間です。お子様がバイオリンを弾かれるのですが、階段の一部はステージにもなっていて、発表会の練習が可能です♪このあたりにはない雰囲気の建物で、植栽が完成すると、居心地抜群の住まいが完成します。今日は掃除と手直し確認をいたしました。手直しすべてが終わると、最後に気密測定を行います。Iさま、お引渡しまでいましばらくお待ちください。引き続きよろしくお願いいたします。
雨養生完成。
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田原市で施工中のKさま邸。上棟から約二週間が経ち、ようやく雨養生が完ぺきになりました。ほぼ平屋で、二階がちょこんとのっているような住まい。渥美半島の外海が近く風の強い地域ですが、雨風しのぐために、軒をしっかりだしてどしっと構えた趣のある住まいになります。サッシの取付が終わり、これから室内の工事に入っていきます。弊社の建物は外の防水が完ぺきになるまで、床合板を貼らないというルールがあります。最近の住まいは気密がいいのでコンクリート基礎を少しでも乾かしたいと考えていること、また先行で合板を貼ってしまうと、どんなにしっかり雨養生をしたとしても隙間から入ってしまうのでそれを防ぐため。目に見える水は対策ができますが、目に見えない水分のほうが怖いなあと思います。二階はお子様のお部屋と図書コーナー。北側からは渥美の山が見え、南側はわずかですが太平洋がのぞめます。気持ちのいい図書コーナー。ここでゆっくりコーヒーを飲みながら、好きな本を読んで、うとうとしてみたい。コンパクトな点もこもれる感じがあり、落ち着きそうです。5月末頃の完成を目指して進んでいます。Kさま、いつも現場を見ていただきありがとうございます。どんどん写真に収めて、建築を楽しんでください。引き続きよろしくお願いいたします。
日射熱は大切。
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豊川で施工中の平屋のYさま邸。大工さんによる造作工事が絶賛施工中です。弊社は既製品を使わずに、基本的にはすべて造作しています。場所や物によって、大工さんが作る部分と家具製作する部分を使い分けています。たくさんの材料がまだ現場にありますが、これが数日中に家の一部に変わっていきます。平屋の屋根形状を感じられる空間にしていますが、日差しが差し込み現場内はとても暖かい。日差しの取り込みを『日射熱取得』といいますが、これを設計すると冬にしっかり陽を取り込み、暖房がなくても暖かい空間になります。いわゆるパッシブデザインというものの一つです。夏は目の前に植える植栽の木陰と、軒の出をたよりに室内への日射侵入は極力なくす設計です。そうはいっても冬ですが、現場大工さんは動いていると暑くなってしまうので、窓はあちこち開いています(笑)窓がある部分と、影のある部分。一様に明るい空間は変化がなく(学校の教室みたいに)つまらない空間になりますので強弱のつけ方が大事ですね。 外部は足場が外れました。ご主人さまが一生懸命、DIYで塗っていただいたスギ板。もうすでに土地に馴染んでいて、嫌味がありません。先々の造園工事でもっとおとなしい住まいになり、北側の御油の山に向かい、一体となるような計画としています。LDK空間は南北に庭を持つとても贅沢な空間になります。ちょっと広すぎるんじゃないかな(汗)3月末の完成に向けて工事は順調です。Yさま、今週末の打ち合わせよろしくお願いいたします。
ガラスはペア?トリプル?
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今回はガラスについて。最近の家では、シングルガラスはまず見ることがなくなり、ペアガラス、もしくはトリプルガラスを見るようになりました。住まいを検討されている方はどっちがいいのか迷うところです。リノベモデル(私の住まい)ではどちらも併用して使っていますのでその違いをお伝えいたします。 まずはトリプルガラス。トリプルガラスは断熱性能が高い反面、日射熱を取り入れるのはペアガラスより劣ります(一部高性能なガラスを除いて)極端に寒くならない渥美半島や豊橋の場合、南側をしっかり断熱するよりも、日射熱をしっかり取り入れるペアガラスの方が、熱の逃げと取得の差し引きでは有利に働きます。だからこの地域では東西北面にトリプルガラスを使うのが基本になります。リノベモデルの浴室窓。東側 YKKAP APW430です室温は21℃ほどで、お正月のお風呂上りに撮影しましたがガラス廻りの温度は13.1℃ほど。当然ですが、お風呂に入ってると室内側は湿度が100%近くなりますのでトリプルガラス廻りでも結露は生じます。それでも近くによってもヒヤッとした感じはありません。 次にペアガラス。脱衣室の高い部分にペアガラスの窓があります。冬は換気扇を使わず湿度を室内で利用しますので、脱衣室も湿度は100%近くになります。東側 YKKAP APW330です室温は21℃ほどで、ガラス廻りの温度は11.1℃ほど。さきほどのトリプルガラスより2℃ほど低くなっていました。性能が低い分お風呂以上に結露が出ていました(汗)今度は外から撮影してみました。まずはAPW 330 ペアガラス次はAPW430 トリプルガラス窓廻り2℃の差が外からどのように見えるのかという目的でしたが、私の勉強不足で外からの差はよくわかりませんでした。 おまけですがエコキュートに代表する貯湯型の給湯器私の家は太陽光の発電を利用して昼間に沸かしますので、エコキュートの温度は夕方ぐらいがピークです。外から見て15.5℃あります。触っても暖かい。断熱材がついてるにしても熱を放出して無駄ですね。朝方にはお湯がほとんどなくなり、熱の逃げは少なくなっています。貯湯型の給湯器の放熱は、何とかした方がいいだろうと思います。できれば断熱区画された場所に設置する方が経済的でしょう。 今回はガラスの違いについてでしたが、とにかく断熱を意識してトリプルガラスというわけでもなく、予算を削ってペアガラスという考えもどちらも間違いだと思います。大事なのは少ないエネルギーで快適に過ごせること。熱の出入りもしっかり検討することをお勧めします。
床下エアコン体験会のお知らせ
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ご予約はこちらから。日程 2月10日(土)~2月11日(日) 時間 10:00~16:00 ※予約対応のみ 1枠1時間 場所 豊橋市老津町 ※ご予約後詳しい住所をお伝えいたします。注意 入室は1組づつ(1枠1時間)、ご予約のみとさせていただきます。 マスクは必ず着用とし、 体調の悪い方はご遠慮下さい。 お客さまの大切な住まいですのお施主様への十分な配慮をお願いします。 豊橋にて施工させていただいたお住まいのお引渡し後 1年4か月たった住まい内覧会を開催させていただくことになりました。寒い冬だからこそ、床下エアコンの快適性を体感いただけます。家じゅうを暖めたいけど、全館空調や床暖房じゃなくても、本当に大丈夫なの?そんな疑問をお持ちの方、6畳用の一般的なエアコンを使った床下エアコンの心地よさを体感ください。 また実際にに住んでみてどうか?打ち合わせはどうでしたか?なんでニコハウス設計室にしたの?などお施主さんもいるのでその声をきくことができる貴重な内覧会です。ご予約はこちらから。建物の特徴性能:耐震等級3 Ua値 0.31 最終C値 0.35□ 見通しのいい景色を取り込む室内空間□ 景色になじむ杉板木外壁□ 床下エアコン1台の暖かさ体験ルームツアー動画がありますのでぜひご活用ください。ルームツアー動画はこちらから。ご予約はこちらから。ご予約はこちらから。
快晴の上棟作業。
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田原市で施工させていただいているKさま邸。先日まで暴風警報並みの風が吹いていて、天候が心配でしたが作業日は風もなく快晴!Kさまさすがです。8時過ぎより作業開始させていただきました。ご近所さんも気にしてくれて、ギャラリーの多い上棟作業です。棟梁とキリンさんレッカーのいい写真。柱を立てると仮筋交いをつけ、梁をかける準備をします。弊社は登り梁形式の屋根と厚い合板を使って水平面の耐力(地震に耐える力)の確保をしています。大きな梁が少ないので、手で持ち上げてささっっと。でも大工さんだからできるわけで、普段パソコンのマウスぐらいしか持たない私にはできません。2階建てですが、平屋部分が大きいので作業がどこまで進むか不安でしたが、無事屋根の断熱も進みました。屋根の断熱まで終わると断熱面が防水の代わりになりますのでちょっと安心。2階の屋根は無事に終わり、1階の屋根の垂木まで並べることができました。この日は雨の心配もないため、ここまでで上棟作業、無事終了。Kさま、上棟おめでとうございます!気持ちのいい天候の中作業ができました。また休憩やお昼のお気遣いもありがとうございました。建築に興味を持ってくれて、もしかして設計士や職人さんなど目指してくれるとうれしいなーと思います。 先週までの予報はずっと晴だったのに、急に予報が悪くなり、今日は雨。その前に無事屋根の下地防水となるルーフィングまで終えることができました。大工さん、板金屋さん、どうもありがとうございます。高気密、高断熱住宅は水分が大敵。雨でも上棟作業されている会社さんがありますが、弊社は絶対にやらないようにしています。木材を濡らしてしまうと、表面だけとはいえ、内部結露リスクが高まりますし、しっかり風を通して乾かすまで雨養生もできなくなってしまいます。ということで上棟2日目は壁も濡らしたくないので、雨養生をしっかりと。ブルーな家となりました。本日の作業もお疲れ様でした。