COLUMNブログ

記事一覧(760件)

寒空の地鎮祭。

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年末に解体が終わった、豊橋市のEKさま邸。着工に向けて、本日地鎮祭が執り行われました。昨日から風が強く、とても寒い地鎮祭となりました。…がこれまでが暖かすぎたことと、私自身冬生まれなので、寒いぐらいのほうが気が引き締まるような気がしていいなと思いました。とにかく天気が良くてよかったです。コンパクトな平屋の住まいですが、気持ちのいい抜けを意識して設計させていただきました。お庭への視線の抜けがポイントです。今週は、地盤補強工事。そして来週より基礎工事に入らせていただきます。次回の素材打ち合わせもよろしくお願いします。EKさま本日は地鎮祭おめでとうございました!安全第一で工事進めてまいります。

学びの二日間。

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設計アシスタントの鈴田です。先週1泊2日で飯塚豊さんの工務店設計塾、卒業イベントに参加させていただきました。 初日はフランクロイドライト設計の明日館に初めて訪れました。屋根が低く抑えられた外観、ライトの作風を感じる幾何学模様のデザインは窓だけでなく、家具や装飾にも用いられていてとても見応えがありました。窓から入る光と陰影がとてもきれいです。 その中で卒業課題の公表がありました。21人の方が設計されたプラン講評していきます。 毎回レベルが高く、大人数の前で発表することに緊張していましたが、回数を重ねるたびに自信がつくようになりました!的確で分かりやすいアドバイスをいただき、後から自分のプランの完成形を模索します。 今までグリットにとらわれ間取ることばかり考えていましたが、今回の塾を通して敷地から考え、もっと大きな目線でプランを考えるようになりました。  夜は飲み会で深夜2時までいろんな方とたっぷりお話しすることができ、私事ですが、今年家を建てる予定があるので先生方からアドバイスもいただきました。 3時間ほどの睡眠で二日目は原宿駅から散策しながら今回の卒業課題にもなったアントニン・レーモンドのカニングハム邸にお邪魔しました。中に入ると大屋根の空間があり、真ん中には暖炉とソファーセットと人が集まれる空間となっていました。壁天井とも合板仕上げで落ち着いた印象です。会社支給のレーザー式の距離計で気になった距離や高さを測り、今後の設計に生かします。 そのあと岡本太郎記念館に行き、なんと丸山先生の事務所にお邪魔することができました。街並みから考えられている1/300の模型や現場図面、とても勉強になりました。 まだ行きたいところがありましたが、普段歩かない私にとって睡眠不足とダブルパンチで限界でしたので帰ることにしました。学びの二日間を過ごすことができました。

上棟に向けて。

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田原市で基礎工事が終わったKさま邸。昨日より大工さんの作業が始まりました。来週の上棟に向けての土台設置工事です。今年の冬はあまり寒くなく、作業がしやすい環境ですね。天気がいまいちなので、土台の穴あけまで。一旦ブルーシートをかけて、雨上がりに土台を敷き込みいたします。 最近は雨が降っていなかったのですが、基礎はプールになっていました。2cmほど溜まっていましたが、この物件も床下エアコンのため、水が溜まっているのは隙間がない証拠でいいことです。土台を設置する間、ポンプで水を吐き出しておきます。断熱を紫外線から守るためのブルーシートが一部飛んでしまったようでKさまごめんなさい。来週までは天気がいいようなので、上棟まで基礎をしっかり乾かします。引き続きよろしくお願いいたします。

裸足で過ごしていても快適です。

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新年あけましておめでとうございます。天候に恵まれたお休みは、散歩日和で我が家の犬にとっても長い散歩にたくさん行け、充実したお休みとなりました。私が住んでいる杉山町は2時間程度の散歩で海から山までの自然の移ろいを堪能できます。毎年、海から水平線を眺めての日の出でしたが、今年は愛犬を連れて、お茶畑からの初日の出を拝みました。みなさまにとってもいい一年となりますようお祈り申し上げます。 最近は年賀状のやり取りも減ってきてしまいましたが、今年もうれしい年賀状が届きました。『裸足で過ごしていても快適です』弊社は床暖房をはじめとする特別な機械は使っていませんが、このように皆さん快適に過ごされています。初期導入にかかるコストが少なく、それでいて快適。そして何より使用エネルギーが少なく、地球にやさしい。これは我が家の1月9日(本日)のエアコンの電気代ですが、1日あたり3.6kw 。KWあたり33円として 120円ぐらいで家じゅうが快適です。(リノベモデルです)今現在の室温はこちらで確認できますもし断熱の悪い家でホットカーペットを1日つけてたら、足元しか快適でなくて 0.6kw×24hで1日あたり14.4kw 。KWあたり33円として475円、高っ!!!そして地球環境にとても悪い。 おまけで、この前買い物に行ったときになにげなく、エアカーテンで仕切っている冷凍食品売り場の冷凍庫が気になり、消費電力を見てみました(マニアックーー!汗)同じぐらいの大きさの家庭用 冷凍庫300Lを調べてみると年間消費電力は380Kw。食品売り場の冷凍庫は家庭用の28倍も電気を使っています。Kwあたり33円で計算すると食品売り場の冷凍庫は年間26万円も余分に使っている計算になります。高いかもしれないけど、ちゃんと蓋をした冷凍庫を使ってもらえるといいなーと思いました。エアカーテンなんて何の意味もないですね(涙) 少ないエネルギーで快適に過ごせる家を今年も増やしていきたいと思います。少しでもご興味あればぜひお声かけください。居心地のいい住まいを提供いたします。

設計士による住まい相談会

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新しい年を迎え、そろそろ住まいのことを考えようと思っている皆様へ、弊社代表で一級建築士の鈴木がご相談をお伺いいたします。 開催日程:1月20日(土)、21日(日) 開催時間:10:00 ~  、13:00 ~  、15:00~ ※ 終了いたしました 以下のような方におすすめ□ 土地購入を検討している方・・・この土地で大丈夫?総額予算は心配ない?□ 土地をお持ちの方・・・この土地で要望はかなえられる?どう建てるのが正解?□リノベを検討の方・・・暖かく涼しい家になるの?地震は大丈夫?費用はどのぐらい?□ 性能にこだわりのある方・・・耐震等級3はどこも一緒?断熱性能Ua値は高ければ快適?床下エアコンは快適?□ 自宅を楽しくしたい方・・・住むだけの箱にならない方法とは?自宅を楽しむための計画とは?思いつくことはたくさんあると思いますが、『知識を身につけることで間違いのない選択をしていただくこと』がこの相談会の趣旨になります。プロにも負けない知識を身につけることで、よりよい住まいを叶えられます。間違った選択をしないための『相談会』ぜひご活用ください。こちらからの営業は一切いたしませんので安心してご来場ください。 画像は弊社の昨年の施工例です。新築6棟、大型断熱リノベ1棟弊社の昨年の性能値耐震性能:許容応力度計算による耐震等級3 ,偏心率0.05程度,制振ダンパー設置(共振を防ぐため)断熱性能:Ua値0.24~0.36  HEAT20 G3~HEAT20 G2.5程度気密性能:C値0.1~C値0.3 

今年もお世話になりました。

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2023年 今日が仕事納めです。2023年お世話になった方々は新築の方が6件、大型リノベが1件、その他小さなリフォーム工事。会社は6年目を迎え、順調に成長しています。お世話になった皆様、本当にありがとうございます。 今年最初にお引渡しさせていただいたSSさま。光熱費もチェックされているので次回お話をおうかがいするのが楽しみです。 2件目にお引渡しさせていただいたNSさま。温湿度を見させていただいてますが、数字だけでのそ快適さが伝わってきます。 3件目にお引渡しさせていただいた断熱リノベのFさま。快適に過ごされていることをお聞きすると私たちもうれしくなります。4件目にお引渡しした、Uさま。暑い時期からのお住まいでしたが、夏冬快適とのこと、家にいることが多くなったと聞いてうれしかったです。 5件目にお引渡しした、Eさま。お仕事柄上手に家を使われていて、ご自身で作り込んでく家の完成が楽しみです。(撮影できる日を楽しみにしてます) 6件目にお引渡ししたTさま。暖かさでお子様が肌着で寝てしまう点はびっくりしました(笑)、住まいと一緒に元気に育っていくこと楽しみにしてます。 7件目、先日お引渡ししたOさま。お住まいになるのは年明けからということでしたが、感想楽しみにしています。 これまであまりしてこなかった振り返りですが、並べてみてもどの住まいにも思い入れがあり、とても素敵な風景が出来上がったのではないかと思っています。弊社は来年度に向けて大きな改革をしていこうと、様々なことをすすめています。お世話になった皆様、現在工事中の皆様、打ち合わせ中の皆様、来年度のニコハウス設計室にもぜひご期待ください。期待以上の成長をお見せすることができると思っています。 年内最終日はみんなで庭バーベキューを楽しんでおしまい。本年も本当にありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。

「Ua値が高い=暖かい」ではない

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本格的に寒くなってきましたので今回は断熱性能のことを書こうと思います。『Ua値が高い家が暖かい家』と思われている方がいます。結論を先に書くと、「Ua値が高い=快適な暖かさ」ではないので、それだけで建築会社を選ぶのはやめましょう。 断熱性能を表すUa値とは、断熱材の厚みや性能によって変わります。厚みと性能を考慮して計算し、壁や天井などそれぞれの部位の平均値がUa値です。断熱材が予定した通りに完ぺきに施工されていた際の数字が計算によるUa値です。 完ぺきか完ぺきでないかは一般の方にもプロの方にも仕上がった状態の家ではなかなかわかりません。どうしたらいいかというとサーモカメラで確認するのが一番!例えば弊社で使っている断熱の玄関ドア。U値1.78というユダ木工さんの木製ドア。 ドアの下地がどのように入っているか、レントゲンのようにわかります。青い部分が木桟木が入っている部分で「ヒートブリッジ(熱橋)」と呼ばれる部分。木下地によって断熱材が入れられない弱い部分です。柱の内側に断熱を入れる「内断熱」という家を写真でとっても同じように映ります。U値の計算ではヒートブリッジ部分と断熱材が入った部分とを考慮して答えが出ます。このドアも青い部分(ヒートブリッジ)と赤い部分(断熱材)の平均値がU値1.78ということです。 家のあちこちを見てみると 窓が断熱性能にとって、とても弱いことがよくわかります。室温20.5℃に対して窓廻りは最低で12.6℃ほど。外から見てみるのも面白くて、家から熱が漏れていると外壁の部分が暖かくなっていたりします。 この物件の場合は基礎部分が赤くなっていますが、太陽の日射によりコンクリートに蓄熱されたためで、漏れてる部分はありませんでした。 壁や柱と梁の取り合いなどは断熱材がうまく入れれない部分でもあるのですが、外断熱を採用しているためヒートブリッジや断熱施工不足は見られません。 ヒートブリッジは内断熱では必ずありますので問題はありません。問題は断熱材の施工忘れや、やったつもりの施工ミス、施工しにくいからなんとなく入れている部分。そういった部分には結露が集中的にでてしまいます。結露は冬の間、ずーっと続きますので木材の不朽につながります。室温を20℃、湿度50%であれば露点温度は9.3℃。9.3℃の温度の部分と出会った室温は必ず結露します。外気温が10℃以下の真冬では結露しっぱなし・・・・怖い(汗)。  玄関の内側は土間の家が多いと思いますが、玄関廻りの基礎部分は、よっぽど気を付けている工務店さんでないと断熱材が入っていることはないでしょう!これは断言できます。弊社では確実に断熱されていますので、家を暖めると、土間に足をおろしてもヒヤッとしません。(みなさんなかなか信用していただけませんが) たくさんの画像をのせましたがUa値の計算上は、こういった部分に断熱材が施工されていようが、施工されてなかろうが計算上は同じということ!ということで断熱材の施工状況や、細かな部分への気遣いでUa値は変わらなくても、住み心地は全然違うよということ。 ちなみに弊社では床下エアコンの採用がぐーーーんと増えていますが、どんな感じなのかというと 床面のスリットから暖気が上がってきます。床面が暖かく、低温の床暖房状態になりますので、エアコン設定温度が低くても満足度が高いというものになります。 「Ua値が高い=暖かい」ではないというお話でしたが、これ以外に気密性能、日射熱取得、換気という部分もUa値では表せないけど、暖かさに大きな影響を与えているものになります。 心配だったら工務店さんにサーモカメラを借りてください。持っている工務店さんはおそらく大丈夫でしょう。持ってない工務店さんはちょっと疑いましょう(汗)Ua値だけに振り回されることなくしっかりした快適な家をお願いしましょう!!!

年内最後のお引渡し。

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豊橋で施工させていただきましたOさま邸。お約束していたクリスマス前にお引渡しをさせていただきました。引き渡しの際に必ずお約束していただいていること。弊社の建物は少ないエネルギーで快適に過ごすことを目指していますのでその妨げになること、意に反することにならないようご説明しています。その一つに第一種熱交換換気のメンテナンスがあります。換気のメンテナンスはフィルターの掃除をちゃんとすること。ちゃんとやらないと換気量不足になります。換気量が不足すると室内空気が汚染された状態のままになりますので快適ではなくなります。1か月に1回の掃除を約束してもらっています。それから冬の時期に使う床下エアコンの使い方。エアコンが効かなくなる理由はフィルターの目詰まりの場合がほとんどです。600立米ぐらいの空気を吸って吐くエアコンですから、その掃除は絶対にやらないといけません。そういった普段どのように生活したらいいのかがA4一枚にまとまっているものを季節ごとに分けてお渡ししています。使い方を誤ると少ないエネルギーで快適に過ごす家ではなくなってしまいます。 Oさまご新築おめでとうございます。お気遣いの品もありがとうございました。お気持ちをいただくのはとてもうれしいです。とてもいい住まいが出来上がったと自負しています。インターネットが開通しましたら、温湿度計を設置させていただきますので、また教えてください。自然素材を育てながら、楽しんで過ごしていただくことを願っています♪

年内最後のご提案。

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田原市で建築計画中のIさま邸。まだ暑いころに現調に行ったのが懐かしくなるぐらい、寒くなってしまいましたがようやくご提案をさせていただくことができました。大きな雑木があって、なるべく切らないように計画することを考えました。あまり手掛かりのない敷地で、周辺は似たような景色が広がります。そういう時には、建物を廻りの樹木に負けるようおとなしく計画することが大事かなと考えています。まあ見渡す限り、緑なので意識しなくても借景はできますが、お話しを伺った際にはゆったりとした時間が流れるような空間にしたいとのことでした。日中わいわいとするというよりも、夕暮れからしっとりとした空間を愉しむ感じ。普段は切妻のシンプルな屋根をかけることが多いのですが、今回は廻りの樹木に負けるよう、敷地に馴染むよう方形屋根といたしました。シンプルな三角の屋根が落ち着きを感じさせます。しっとりした空間となるよう、全面開口にはせず、あえてしっかり壁を残しました。模型で色気を感じましたので、完成はとても魅力的な建物になるかなと思います。Iさま引き続きよろしくお願いいたします。

べんがらの軒天。

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豊川市で施工中のYさま邸。外壁のスギ板貼りが大詰めを迎えています。今回もYさまによるDIY塗装。ウッドロングエコを採用いたしました。ウッドロングエコを塗ったスギ板は、きれいな色の変化があり、落ち着いた雰囲気がとても好きな仕上げ。そして建築中にもスギ板の経年美化は進んでいき、どんどんいい雰囲気になっていきます。今回軒天の色にはキシラデコールの『べんがら』を選んでいただきました。思い切った色のように感じますが、和モダンな雰囲気の住まいにはとてもよくあっています。普段は黒っぽい色を選ぶことが多いため、とても新鮮です。今後は増えていくかな?。 大工さんが外部を施工している間に、中間の気密検査と対策を行いました。 室内を負圧にしつつ、怪しそうなところをさぐっていきます。なれたもので、まあこの辺というのが感覚でありますので、調べるとちょっとした空気の動きがあり、それをウレタンガンや気密テープで抑えていきます。そして、弊社のこだわり玄関廻りの断熱。玄関廻りは断熱を入れるのが難しく、やれていない工務店さんも多いように感じます。計算上のUa値は同じでも、玄関部分を甘く見ると部分的に無断熱になりと冷気を感じます。暖房エネルギーが土間から逃げ、地球を暖めることになってしまいます。別物件の画像ですが、玄関ドアの熱橋(ヒートブリッジ)がはっきり見えていますが、土間面からの熱の逃げは一切ありません。土間なので、単純に断熱を入れても、将来的に沈んでしまったりの不具合が出るのですが、やり方は企業秘密です(笑)マニアックな部分にまでこだわってしまうのは性分なようです(汗)

嫌味のない暖かさ。

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昨日までの内覧会へお越しの皆様、年末のお忙しい時期にもかかわらずありがとうございました。特に日曜日は寒くなりましたので、床下エアコンに暖かさを体験いただくことができよかったなと思います。皆さん一様に同じ感想を持たれていましたが、まとめると『嫌味のない暖かさ』という感じです。エアコンがついていることを感じさせず、音も気流もなく、気候がいい時の日中の暖かさのような・・・。そんな違和感のない暖かさ。でも外に出るとびっくりするほど寒い(汗)また27坪という住まいのポテンシャルも感じていただけたように思います。平均的な建物よりはあきらかにコンパクトなのですが、どう考えても広い。個人的にはもう少しコンパクトでもいいかなとさえ思います。贅肉のない空間にすることで、心地よい広がりが生まれます。ご希望の施工時期に対応できない方もいらして、心苦しいなと思いました。今後はもう少し対応がスムーズに出来るよう、会社の戦力を高めていきたいと思います。現在は社員大工さん、現場監督さんを探している最中です。このブログをお読みの方で、弊社の家づくりに共感される方ぜひお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

冬季休業のお知らせ。

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。下記日程にて冬季休業をとらせていただきます。 休業期間    12月30日(土) ~ 1月8日(月・祝) 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、冬季休業明けに順次お返事させていただきます。皆さまよろしくお願いします。