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リノベモデルの施工状況。

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ながーいこと工事をしている事務所隣の古民家リノベモデル。お客さま優先のため,大工さんたちはそれぞれ豊橋,田原の現場へ旅立って行ってしまいました(笑)。それまでの間一生懸命進めてもらって室内は耐力壁の施工がほぼ終わり,勾配天井の石膏ボードも張り終えています。個室となる低い天井の部屋も構造表しの天井がきれいにおさまっています。外部は最後まで足を引っ張り,ドイツからはるばる船旅を終えた,外付けブラインドがつき,無事足場が取れました。総木板張りの落ち着いた外観は古民家らしく周囲に溶け込みます。ただ,外観が完成しただけなのでポツンとしてとてもさみしい。大工さんたちがいない間に,外構工事を進めましょうということで,先日からまずは高低差部分の目隠しとなる擁壁工事にはいりました。順調にいけば5月半ばから駐車場の整備が始まり,6月頃には造園植栽工事にすすみます。費用的にもどうしても後回しになってなってしまう植栽工事ですが,家を少し小さくしてでもそこに費用をかけるべき!と設計塾でもおそわりましたので,今後のお客さまには積極的に植栽工事を進めるという意味でもまずはリノベモデルからはじめます。ビフォーアフターを見たら造園と植栽の大切さがわかってもらえるかなと思います。その変化もぜひ体感ください。いつでも見学は可能です。お問い合わせはこちらからでもしばらくの間は駐車場が工事中のため,来社される方はご注意ください。ご迷惑をおかけしますが,みなさまよろしくお願いします。

ゴールデンウイーク休暇のお知らせ

up - お知らせ
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。ゴールデンウイーク、下記の期間を休業日とさせていただきます。  4月29日(木) ~ 5月5日(水)5月6日より通常営業いたします。 休業期間中にいただいたお問い合わせについては、営業開始日以降に順次お返事させていただきます。皆さまよろしくお願いします。

上棟日和。

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田原市赤羽根町の現場。雲一つない気持ちのいい天候の中,上棟作業をさせていただきました。回りには小学校や中学校,ホームセンターなどもあるとても過ごしやすそうな場所。田原らしく,北側にはキャベツ畑が広がっています♪青空がほんとうに気持ちいい。お昼には棟があがり,一重目の屋根,防水,そして二重目の屋根まで無事終わり,夕方5時過ぎ無事上棟式を迎えました。Hさまおめでとうございます。お餅投げがやりたいとのことでしたので,コロナが少しでもおさまっていればと思いましたがウイルスには逆らえません。少し残念な気もします。…がでもご家族で式に参加いただきお子様たちも喜んでるんじゃないかなって思えるとてもほほえましい,思い出に残る式になりました。最後におHさまからねぎらいの言葉,丁寧な品もいただき,ありがとうございました。安全第一で頑張っていきますので今後もよろしくお願いします。せっかくの建築ですので遠慮することなくどんどん足を運んで,仕事と進み具合を見ていただければなと思います。Hさま,本当におめでとうございました!!

落ち着きのある間取りにするには。

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家事をテーマに代表されるさまざまな『動線』例えば,洗濯物⇒干す⇒しまう買い物から帰る⇒しまう⇒キッチン…など。これらは間取りの時にとてもイメージがしやすく,話として必ず出てくる部分なので,私自身も提案の際によくなるように心がけています。でもそれ以上に注意しているのが『居場所』人間は常に動き回っているわけではありません。ゆっくりしている時間の方が多いはずです。いい間取りはその『居場所』が動線と重ならずゆっくりできる空間になっています。これを考えない間取りが建売をはじめ多く存在します。このブログを読んでいるあなたの家もそうなっていませんか?例えば一瞬で考えられるこんな間取り建売でもよく見るし,ハウスメーカーや注文住宅でもよく見るような間取りです。この間取りが出てきたあなたは家事動線のスムーズさに感動!いいじゃんって思うかもしれません。ですがこれに書き込みをしてみると…このように動線だけを気にして間取りをすると,実は通路だらけになってしまいます。そして住んでみて初めてその落ち着きのなさに気づきます。リビングを通って他の場所へとなりますので畳数以上に狭い住まいの完成です。そこで登場するのが『回遊動線』。行き止まりを作らず通路を何かと兼ねるような作り方。まったく同じ大きさで和室が少し小さくなり畳コーナーのような空間になりますが…このように動線に重ならない落ち着いた空間が出来ます。和室の収納はウォークスルー出来る納戸でカバーできますし,買い物帰りにリビングを通らずキッチンへ行けます。またコロナ対策として洗面を通路に設けたので帰宅後の手洗いもスムーズです。同じ大きさの住まいでも提案次第でこんなに違います。ちなみに最初の間取りだと家の中心に壁の量が足りないので耐震的にも後者の間取りに軍配があがります。 また『居場所』は天井が無駄に高いよりも低い方がより落ち着きます。常に立って生活するわけではないので天井を高くする理由はありません。よくあることですがゆっくり休む際,ソファーに座らず,ソファーを背もたれにして床に座るっていう行為が圧倒的に多いのではないのでしょうか?それならばいっそ,ソファーというものをなくして落ち着ける場所を作った方が高い家具を買うこともないし,広く使えるはずです。 間取りって簡単に思えるかもしれませんがとても奥が深く,住み心地に大きな影響をあたえます。動線も大事ですがもっと大事なのは『落ち着ける場所』これから住まいを考える方,今まさに考え中の方。ちょっと違った見方をしてみるといいですよ。 オンラインでもご相談は可能です。お問い合わせはこちらから気になった方,相談は無料です。お気軽にお問合せ下さい。

提案の仕方。

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新築を計画する方へのご提案方法のお話。最初にお会いした際に,どんな家にしたいかまとめていただくことと合わせて,お話をお聞きし,間取りと外観のご提案をします。当社では手書きの平面,立面と簡単なパースを概算の費用と一緒にお渡し。こんな感じ。今週ご提案予定のボツ案。サンプルです(笑)また外観は会社のパソコンモニターに住まいをぐるぐる回しながらイメージをお伝え。その際に,どうしてこういう形にしたのかというお話や,間取りのご説明。そして内観ではその建物を建てた際の日当たりもご覧いただいています。方位は敷地測量の際に正確にだしていますので,それぞれの敷地に建った際の冬至の一日の日当たりはほとんど狂いなくご提案出来ます。昼から,この壁に陽が当たって,影がいい感じに落ちますよ~などそれぞれの角度でのイメージのお伝えが可能です。また耐震的に絶対にいる柱や壁のお話もこの時にさせていただきます。工事開始後に,様々な色を決めていただく際にもこんな感じで決めていきます。図面上ではわからないこともシミュレーションやウォークスルー(部屋の中を歩く)ことで理解が深まります。どんな家にしたいのか,すべてをお伝えいただければ,およそ2回ぐらいで間取りと外観が決まります。 最近よく聞かれる質問,どのぐらいの期間で完成しますか?おおよそ,間取り~見積もり確定までで3~4か月。工事開始~完成までで6か月程度です。どの間取りがいいのか選んで建てるハウスメーカーとは違う,それぞれの敷地でのご提案。せっかくなのでその敷地,ご家族にあった住まいはいかがですか?近隣の住まいに変化がでても,日当たりの確保できる気持ちのいい住まいをご提案しています。お問い合わせはこちらからご興味あれば,ぜひ♪個別営業する余裕がありませんのでお返事いただかないと提案しっぱなしの場合もございます(笑)

断熱,構造内覧会について。

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3/20~3/28までの間,ご予約のみにて受付をしています断熱,構造内覧会。上記日程は新築施工現場での内覧会になります。内側は現場発泡ウレタンフォーム外側はグラスウールの内外断熱になっています。それと合わせていつでも受付中のものがリノベモデルの断熱,構造の内覧。こちらは屋根面の吹き込みのグラスウール  壁面は内側も外側もグラスウールを使っています。何が違うの?だったりコストは?だったり,そんないろいろな話。ご予約いただければゆっくりお時間とってお話しします。土日限定になるともう28日しか空いていません。平日ならまだ対応は可能です。ご予約はこちらから。ご興味あればぜひ,みなさまよろしくお願いします。

土地選びのお手伝い。

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東日本大震災のあった3.11から10年が過ぎました。昨日,TVでやっていた福島原発での事故対応の映画を見て,人間の力では制御が難しいエネルギーの怖さを改めて考えさせられました。私にできること住宅で使うエネルギーの量を減らせるように配慮した設計ををして,発電所から送電してもらうエネルギーの量を少しでも減らすこと。一家族の努力ではごくわずかでも,たくさんの家族が意識すれば,原発のような大きなエネルギーがなくても対応できるようになるかもしれません。でもエネルギーのために,寒くて暑いのを我慢することはいけません。少ないエネルギーで快適に暮らせる住まい,それを意識して住まいづくりをしています。 現在,土地をどこにしようか迷われているFさま。候補の土地を先日見させていただきました。複数あるなかで,私たちが見に行くとその良し悪しがよくわかります。特に意識して確認するのは,視線の抜けと日当たり。いくら南側が道路などで空いていても,その向こうにでーーーんと2階建ての壁が立っていたらその家から見える景色は,一生お隣の外壁のみになります。そんな家はつまらない。たとえ南に家が建っていても,視線が抜けるような空間があれば,お隣を意識せずに生活でき,日当たりも確保できます。  シミュレーションでお隣の土地にすでに建っている建物を置いて,検討の土地に仮の建物を建てます。陽がもっとも低い冬至9時には日当たりが厳しそうですが10時にはしっかり陽が入ってきます。  同じく家の中からでもその様子が確認できます。今のパソコンソフトはそのあたりがとても優秀で,ほぼほぼ実際の日当たりと違いは出ません。検討をしておけば,土地選びでの不安の1つは解消されるでしょう。いい土地はすぐに売れてしまいますが,ここどうかなー?って思うとこあれば,ぜひご相談ください。こんな感じのお話はさささっと簡単に出来ますので。お問い合わせはこちらからZOOMでの打ち合わせもだいぶ慣れてきました。ご自宅から出来ますし,お互い時間に余裕が生まれますのでやったことない人もぜひチャレンジしてみてください。その際は打ち合わせ場所のZOOM選択をお忘れなく。

プランが決まりました。

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内覧会にご来場いただき,ニコハウス設計室のこだわりに共感をいただいたSさま。ゆったりとした敷地に建てる平屋の計画。断熱や気密,耐震性能は当たり前ですが,今後のメンテナンスにも配慮したいとのことで,屋根とメインの外壁はガルバリウム鋼板。海まで約400mと近いので,海の影響を考えてあえて軒なしにしました。台風などでの海水まじりの雨風が当たった後も,普通の雨で洗い流せるように。ガルバリウム鋼板は普段雨がかりにならない,軒下などの方がほこりなどの影響からもらう白っぽいサビのようなものが出やすいからというのが理由です。それでも南面まで軒なしにしてしまうと,夏の日射の影響をもろに受けてしまうため,夏の冷房負荷が増えてしまいます。(日射とエアコンがけんかをします)南はしっかり軒をだし,その部分の外壁と軒天は木板張りとする予定。木板は雨が当たった後の乾燥にさえ気を付ければ,メンテナンスをしなくても長期間もちます。色はシルバーグレーへと変化しますが個人的にはその変化が大好きです。手の届くところなのでもし傷んだり,色が気になるようなら塗り替えや板1枚からの張り替えも簡単にできます。 予算が許されるのなら全面木板張りもおすすめです。それもあってリノベモデルハウスでは全面木板張りをしています。

断熱構造内覧会のお知らせ。

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。豊橋で建築工事をさせていただいている現場にて断熱構造内覧会を以下の日程で開催いたします。 開催日時   3月20日(土)~3月28日(日)   までの9日間                   10:00~16:00                   ※完全予約制開催場所  豊橋市駒形町地内                   ※予約をいただいた方のみに場所をお伝えいたします。                   ご予約はこちらから こんな方におすすめ□ 今どき暖かく涼しい家になるのが当たり前だと思っている方□ リビング階段、吹き抜けは寒いと思っている方□ 全館空調や床暖房など特別な機械がないと家中が快適でないと思っている方□太陽の日差しによる自然室温で暖かくなることが信じられない方。□ 許容応力度計算による耐震と自然の力を取り入れたパッシブデザイン設計に興味のある方□内側も外側も断熱する意味を知りたいマニアックな方。(笑) ※以前施工の物件です。 新型コロナウイルス感染予防のため、1組づつのご案内とし予約のみとさせていただきます。予約のない方の内覧は出来ません。ご予約はこちらからまた体調のすぐれない方、風邪のような症状のある方はご来場をお控えください。ご理解のほどよろしくお願いします。 

電気配線打ち合わせ。

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先日,今年初めてのウグイスの鳴き声を聞きました。春はもうすぐそこまできてます。晴れた日はだいぶ暖かくなってきたし,コロナに配慮しながらいろいろと動き出そうと思います。 豊橋市で建築中のKさま邸。コンセント配線とスイッチの打ち合わせを現場で行いました。まずは外から。外部照明のとりつく位置や,屋外のコンセント,それから屋外の水栓の位置なども確認いたします。室内ではスイッチの位置も併せて確認。使い勝手を考えながら,また家具の配置も考えながら。あーでもない,こーでもないとさまざまな意見が飛び交います。建物が大きいこともあり,二時間超えの打ち合わせとなりました。でも充実した打ち合わせでしたし,細かいことまで考えてこられたので使い勝手もよさそうです♪ このあと電気配線や水道配管が終わると断熱工事に入ります。外断熱の工事も並行して進んでいきます。Kさま引き続きよろしくお願いします。 そのKさま邸で3/20~3/28の9日間,断熱構造見学会を予約制で開催する予定です。内側見学会予約はこちらから。先々隠れてしまう構造材と断熱材。また気密はどのように取っているのかなど。ここを気を付けて現場を見てみるといいよーっていうこともお伝え出来ます。これから住まいを考える,工務店選びに悩んでいる方,ぜひ参考になさってください。詳細はご予約いただいた方のみお知らせいたします。みなさま,よろしくお願いします。

冬用のエアコンを付ける場所。

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花粉が飛び出し,つくしの芽が出だしました。いよいよ春が近づいてきましたが今回のテーマは『エアコンをつける場所』。 エアコンって壁の上のほうにつけるものじゃないの!っていうのが一般的な常識。でも暖かい空気は勝手に上昇し,冷たい空気は下降するという自然に逆らわないことを考えると壁の上あたりにエアコンがついていることは,室内を温めたり,冷やしたりするうえではあまり意味はありません。床あたりについていると邪魔だから壁の上の方につけてみたっていうのが理由だと思われます。でもファンヒーターやストーブは床に置いているわけで,なぜ温めるためのエアコンだけは壁の上にあるのでしょうか?やっぱり邪魔だからっていう理由だけな気がします。そこで提案したいエアコンを付ける場所ですが,造作した本棚などの一番下はいかがですか?事務所のデスクの足元。ほこりの巻き上げが気になるかなーとも思いましたが事務所につけてみてそれが気にならないことがわかりました。足元から温風がくるので設定温度が低くてもとても暖かく感じます。そして暖かい空気が自然と上昇するので,20℃設定で運転すると朝14℃ほどを示している温度計が1時間もしないうちに21℃を示します。パソコンを打つ手も寒さを感じません。『冬のエアコンは足元から』このやり方は,断熱性の悪い家でもエアコンで暖かさを感じられる唯一の方法だと思います。温まってくるとエアコンの消費電力は落ち着いてくるのでおおよそ200~300W。足元が寒いから…と2帖のホットカーペットを使うとおよそ500W。倍以上電気を使い,そこだけしか暖かくなりません。地球のために少ないエネルギーで快適に暮らすよう工夫しましょう。問題は大手の家電屋さんに『床近くに取り付けて』とお願いしても,標準的(一般的)なつけ方でないのでおそらく工事をしてもらえないことですね(汗) 夏はその逆でなるべく屋根付近の高い位置につけるのがポイントです。

建物の色を決める。

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よりよい家を建てるために普段から様々なことを勉強しています。現在,その勉強のうちの1つとして飯塚豊さんと鈴木信弘さんによる『工務店設計塾』を受講しています。全国で同じように設計をされている工務店や設計事務所の方々約30社とその日のテーマを学び,1つの課題を出され,翌日までに提出をして講評をうけるというもの。 誕生日だった1月22日の第三回目の受講。課題は『プロトタイプの販売型モデルハウス』というテーマで西側に公園がある設定。年始にブログに書きましたが,一度作ってみたいと考えていたパッシブハウスの設定でプランを仕上げました。なれない外観パースを書き上げるのも第三回目ともなると少しづつ慣れてきて,これまで勉強した内容もふんだんに取り入れ,提出。飯塚賞をいただくことができました。とてもいい誕生日プレゼントになりました!先日4回目も終わり,あと2回。ものすごくたくさんのことが学べるのであと2回しかないと考えると物足りなさも感じます。 田原市の赤羽根で施工中のHさま邸。先日,建物の色決めを行いました。あらかじめこちらで作成してあるパースをちょこちょこっとさわって,ご希望の色に変えてみたりして決めていきます。全体のガルバリウムはいぶし銀。木板を張る部分は落ち着いたオリーブという色目に決まりました。順調にいけば,7月頃には完成,内覧会も予定しています。3月2週目の上棟に向け,基礎打ちが終わり,現在9日間の養生中。季節の変わり目で雨が多くなってきそうなので,天候だけが心配です。