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陽当たりを検討。

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建て替えを予定されているKさま。二度目の提案にてプランが決定いたしました。 敷地が広いので、その敷地を贅沢に使い、二世帯をしっかり分けた「コの字型」プラン。お互いにいい距離感で離れるので、生活時間帯の違いによる配慮が少なくすみ、ストレスなく生活することができます。敷地が広いといっても南側の隣地には2階建てが建っていますので、12月22日の冬至を基準に陽当たりの検討も行っています。平屋の南側にも十分な陽当たりを確認できます。冬至に陽が当たるということはそれ以外の日は太陽の角度がもっと高いので1年間の陽当たりが確保できたことになります。それとあわせて今度は8月頃に室内に暑い日差しが入ってこないように検討をして軒の長さを決めていきます。よく6月22日の夏至での検討をみますが、そもそもその時期はそこまで暑くないので検討するならお盆前後がいいでしょう。今回はKさまの要望で和モダンでの外観のご提案なので軒が長いのはドシっとした構えの外観にはピッタリ。気持ちのいい中庭が出来そうです♪陽当たり、室温、構造を検討しながら、実施設計へと進んでいます。

断熱リノベーションが進んでいます。

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8月末よりリノベーション工事をさせていただいているOさま邸。中古住宅を購入され、住み心地のための断熱改修と、室内をお好みのインテリア空間にする工事です。元々は築30年弱の建売の住まい。そこから何度かのリフォームを経ているようですが、時代を感じる内装。思い切って床も解体して室内を断熱補強しながら土間空間も作るというリノベーション。内装解体を終え、現在は2階より断熱改修工事を進めています。断熱を補強するやり方はいくつかありますが、一番お値打ちに、そして気密に対しても有効に働くやり方として、壁に桟を打って、断熱をプラスしていきます。断熱材の種類にもよりますが、おおむね最近建てられている新築の断熱と同じぐらいの性能を持った薄い断熱材を部屋内に施工しますので、元々の断熱と合わせると一般的なこの地域の断熱性能よりもよくなります。また気密は既存の壁にビニールクロスが張ってありますのでそれを気密層と考え、一部補強をしながら施工をしていきますので費用が抑えられます。2階は既存の床の上から、新しい無垢の床を施工。1階の床は断熱を補強した上で、新しい無垢の床を施工していきます。外観はそれほど変わりませんが、住み心地とインテイリアはがらりと変わります。リノベーションをお値打ちにされたいという方には既存をなるべく壊さずに利用して足していくことをおススメしています。天井の高さは一般的な住宅で2m40cmですが、部分的に低く抑えることでその2m40cmを吹き抜けたような空間に演出することも可能です。吹き抜けが欲しいといわれたこのOさま邸でもリビング以外をあえて低くすることで落ち着きとリビングの開放感を演出しています。予約制にはなりますがリノベーションが終わりましたら、内覧も出来ますので、リノベーションにご興味ある方はぜひご利用ください。お問い合わせはこちらからみなさま、よろしくお願いします。

内覧会のお知らせ

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。 豊橋市駒形町にて施工させていただいたYさま邸の内覧会の日程が決まりましたのでお知らせします。日程      9月 26日(土)、27日(日)時間      10:00~17:00場所     豊橋市駒形町             ※ 終了いたしました。注意     密を避けるため、入室は1組づつ(1枠1時間)、ご予約のみとさせていただきます。ご予約はこちらから            マスクは必ず着用とし、 体調の悪い方はご遠慮下さい。           お引渡し済みの住まいですのでお施主さまへの配慮をお願いします。建物の特徴単世帯5人家族対応  約37坪の住まい □ 延長敷地で隣地に二階建てがせまる悪条件敷地に1年中明るい空間をご提案□ 6畳用エアコンのみで快適に暮らせるニコ断熱の住まい□ 共働き夫婦に喜ばれるランドリー空間□DIYにてたくさんの友達と塗られた珪藻土壁が空間のアクセントご予約はこちらから みなさまご参考になさってください。

ニコ断熱の家の光熱費と室温。

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当社では住まいをご提案する際に、日当たりや風通し、室温や光熱費まど様々なことを決定したプランと合わせてお話しします。「ニコ断熱」と呼んでいますが、これまでの経験上、この地域で「ちょうどいい」断熱性能であろうと思い、ご提案をしています。少し前のブログにニコ断熱とは何かの説明があります。 「ちょうどいい」というのがポイントなのですが、過度にその性能を負うのは数字上とてもすごい!となりますが、そこには費用がかかるわけですのでやりすぎる必要があるのかいつも悩みます。そこでいきついているのが今の「ニコ断熱」その性能での住まい(オール電化  太陽光3KW)の年間の光熱費。先日お聞きしたら96,991円でした。太陽光で売電した分は無視した数字です。あなたの家の電気代と比べてみてください。いかがですか?この住まいはオール電化なので、他に請求の来る光熱費は水道代だけです。灯油やガスは使っていません。灯油やガスを併用しているあなたのお住まいは20万円以上使っていませんか?30年住むと考えるとそれだけで300万円以上の光熱費の差額になります。 もう一つ大事なことは「ニコ断熱」の光熱費の住まいが快適かどうかということ。 当社で使っている1985HEMSという温湿度計での月平均の温度です。(湿度は見にくくなったので消しました)洗面脱衣所と2階の使用していない部屋の温度なので通常いるリビングや寝室はもっと有利な温度になりますが、夏場は平均28℃以下、冬場は平均16℃以上を家じゅうで保つことが出来ています。あなたのお住まいだと、おそらく2階に行けば暑いだろうし、真冬にトイレに行けば冷え冷えでしょう。個室ではエアコンがフル稼働し、たくさんのエネルギーを使っているにもかかわらず、「ニコ断熱」の家よりも年間光熱費が10万円以上も高いのです。 「ニコ断熱」の家はこの環境を40坪ぐらいまでの家なら一般的な6畳用2台のエアコンぐらいで実現可能です。安いエアコンでかまいません。どうせ10年ぐらいで壊れてしまいますから。買い替えの際も費用が少しで済みますので、これを踏まえていくと30年で350万円以上の差が生まれます。 快適でオサイフにやさしい住まいを提供し続けています。すごくいいなーと思ったので急いでブログに書いてみましたが、当社の他の住まいも確認してまとめてホームページにのせようと思います。過度な性能や理論上の数字よりも、実際の数字はとても共感を生みますね♪

マンションリノベ仕上げ工事。

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5月末に解体工事が行われた、Hさまのマンションリノベ。大工さんの工事が終了し、仕上げ工事にはいりました。全てを解体しての造り替えなので、閉塞的な空間からガラッと変わって開放的な空間になります。対面キッチンへと変わったそのキッチンからはダイニング、リビング、畳スペースが見渡せ、バルコニーまで視線が抜けるのでこれからは気持ちのいい空間で料理をしていただけます。床材の端材や余りなどを利用して、作成したTVボード。大工さんの丁寧な仕事。おみごとです。天井に珪藻土のクロスが張られ、一部塗装用の紙クロスの上に特徴的な紫のペイントがされると、左官屋さんの登場です。珪藻土の塗り上げが終わると、空間が仕上がり、雰囲気がガラッと変わります。 鉄筋コンクリート造で、湿気がこもり、室内の環境に悩んでいたHさま。湿気対策、断熱対策を施した自然素材の空間でその悩みがなくなったよーって聞けること。これが今回のリノベの最大のテーマです。最後まで、しっかりした施工で期待に応えられるよう頑張ます!

朝日と西日を考える。

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年々厳しさを増す暑さ。お盆前よりも、お盆を過ぎた今の方が暑いことが当たり前になってきました。日中の最高気温はだいたい12時~15時の間ぐらいになるようですがその時間帯の西日はとんでもなく暑く感じます。 そこで今回のテーマは「朝日と西日を考える」です。まずはこの時期の天敵「西日」このブログを書いている8月20日 15:30現在、西側の窓からは暑ーい西日が差し込んでいます。この西日の角度はおおよそ35度ぐらい。4月20日頃も同じ角度で差し込んできます。4月の西日はあってもいいですが、この時期はいらないですね(汗)そうなると防ぐ方法としては①  4月20日頃にはまだ新緑の葉がついていない樹種を植え、8月20日頃の西日をさえぎる② 時期によって開閉または移動できるような庇をつけるか、固定式で春先の西日をあきらめる③ 今の時期だけ外にすだれなど人工的な遮蔽物をつける④西側に一切窓をつけない ①は方法としてとても有効に思えます。4月20日頃は桜が散って2週間ほどの時期なので、木漏れ日ぐらいの差し込みが想定されます。この時期なら日射を遮り、涼しさを感じられるはず。成長するまでは少し我慢が必要です。②はその土地、方位、建物によって私たち建築屋が考えてご提案をしないといけません。開閉や移動となるとそれなりに費用は掛かりますが30年以上住むことを考えると検討してもいいと思います。今は優秀なシミュレーションができるソフトがたくさんあります。建てられる建築屋さんに相談してみるといいと思います。ちなみに当社ではそのシミュレーションソフトを使って庇の長さを検討しています。このソフトがとても優秀で、庇をmm単位で変えて、室内への日差しの入り方がどうなるか確認ができます。そのおかげで夏の日射を室内に入れないような設計が可能になります。③はちょっと面倒ですし、風が強い日には片づけたり、対策をしないといけません。でも安価なので出来ればこの「外側に日射遮蔽をする」ことをすると、室内環境が思った以上によくなります。④は風向きにより、気持ちのいい風が取り込めなくなるおそれがありますので要検討が必要です。 次に「朝日」を考えます。西日と違って朝の光なので目に見えないエネルギー的なもので考えるとすごくいいとは思いますが、「西日」と同じく低い角度で建物に差し込んできますので夏場は対策しないと室内環境がとても悪くなります。朝日は取り入れたいけど、暑いのは嫌だとなりますので、この「東側」は特に植栽をおススメします。1日のうちの暑くなってくる昼過ぎには「東側」の窓からは日射が入らなくなります。思いっきりカーテンを開けても室内への日射の影響がありません。屋外の樹木が風に揺れる様子が見られます。「東側」に落葉の植栽はおススメです。 近隣の敷地や接道の仕方によってその土地に建てる住まいは姿を変えていきます。プランの中から選んだり、箱を置くだけの住まいでは住んでからの「住みごこち」がよくなるはずはありません。周辺環境をとらえて、おうち時間が長くなるような住まいづくりをされることを心よりおススメします。ご家族の住まいづくりの参考になれば幸いです。ご相談予約はこちらから。

ニコ断熱工事。

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週末から来週にかけては工事中の現場内覧会を予約制で開催します。断熱、構造内覧会の詳細はこちらから。この工事を終えると現場がとても涼しくなります。エアコンがあるわけではないので風に頼るわけですがそれでも屋根にしっかりした断熱が施工されると、現場の作業環境が劇的に改善されます♪ 当社の断熱は標準で□ 屋根 300㎜□ 壁     150㎜ 屋外の防水工事前に、まず外側の断熱工事をします。黄色いのが外断熱用の32K 45mmのグラスウール。これを面材の外に柱とは直角方向に伏せていきます。構造の柱と方向が変わることで断熱の入らない部分(木だけの部分)がほとんどなくなります。こうすることで熱橋といわれる断熱の弱点になる部分がほぼなくなります。それと合わせ、構造をくみ上げる際に内外部にわたる貫通ボルトなどの金属部材もすべて断熱でくるまれるため、部分的な結露の心配がなくなります。結露を無くすことは木造住宅を長持ちさせるうえでとても大事なことになります。 また内部は吹き付けの発泡ウレタン(16K相当の断熱性能)を屋根 300㎜  壁 105㎜ 吹き付けます。白くもこもこと膨らんでいるものを、柱分の厚みになるよう削り取って完成します。吹き付ける理由はグラスウールでは施工しにくい狭い部分も均一に断熱が施工できるからです。逆に屋外は外断熱用の胴縁の間に施工していくだけなので、施工のしにくい部分がなく防火のことも考えグラスウールを採用しています。外側と内側の断熱が完成すると「ニコ断熱」の完成です。吹き付ける業者さんからも「これだけの断熱はすごいですね!他ではやったことないです。」とびっくりされます。 この時期は特に太陽の高度が高いため、屋根の断熱がとても有効に働きます。お伝えする際によくお話しますが、木陰の下が涼しい感じに似たような感じです。そのためには風の通り道もとても大事です。風がない日でも空気が動くよう、高低差を付けた窓配置も心がけています。 まだ夏ですがこのニコ断熱の方法をとって、ちゃんと窓から日射熱を取り込むと昨年のある住まいで冬場に無暖房でも17℃前後が確保できました。とてもエコです! 夏は屋外が暑いため、また湿度が高いため風の取り込みだけでは過ごせません。エアコンは必要になってしまいます。エアコンなしで夏場が乗り切れる家にすることを目標に今後も努力していい住まいを提案していきたいと思っています。 なんとなく過ごしやすい工事中の現場、ぜひご体感ください。ご予約はこちらから。みなさま、よろしくお願いします。

引っ越ししました。

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解体工事から始まった倉庫リノベーションの事務所改装工事が、ついに完成しました。打ち合わせスペースの椅子などの家具搬入も終わり、ネット環境も整い、パソコン等の移動も完了したので、本日、新事務所へ引っ越しすることができました。(まだ細かな飾り付けが出来ていませんが…)以前の事務所の時と比べると、お客さまとの打ち合わせスペースもキッズスペースも広くなりました♪そして何より、不憫だったトイレが使いやすくなったのが個人的には一番(笑)おもしろく見ごたえのある空間になりましたし、打ち合わせ時間は気にせずにご来社下さい。古材をたくさん使った倉庫リノベーション。大きさは平屋で20坪程度で、ちょっとした店舗改装をお考えの方、敷地内になんとなく残っている倉庫の活用など、参考にしていただける部分は多いと思います。コロナ禍の中、離れを有効利用できるようにリノベするのもおもしろいと思います。ただいま準備中ですが9月中旬頃には予約にて内覧会を開こうと思っています。引き続きスタッフ一同頑張りますので、これまでのお施主さまもこれからのお施主さまも今後とも宜しくお願いします。 まだ敷地内全体での完成ではなく、道路からは看板もないので、ちょっとわかりづらいので、ご来社の際はぜひ一度お声かけ下さると助かります。

内外断熱、構造内覧会のお知らせ

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。室温を保証しているニコハウス設計室の建築途中の『内外断熱、構造内覧会』を開催します。 開催日時   8月22日(土)~8月30日(日)    10:00~16:00開催場所   豊橋市草間町地内    ※予約のみ                    ※終了しました こんな方におすすめ□ 今どき暖かく涼しい家になるのが当たり前だと思っている方□ リビング階段、吹き抜けは寒いと思っている方□ 全館空調や床暖房など特別な機械がないと家中が快適でないと思っている方□ バランスを考えた耐震と自然の力を取り入れたパッシブデザイン設計に興味のある方 新型コロナウイルス感染予防のため、1組づつのご案内とし予約のみとさせていただきます。予約のない方の内覧はお断りする場合がございます。ご予約はこちらからまた体調のすぐれない方、風邪のような症状のある方はご来場をお控えください。ご理解のほどよろしくお願いします。

夏季休業のお知らせ

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。以下の日程で夏季休業をさせていただきます。 8月9日(日)~8月16日(日) メール等ホームページからのお問い合わせも返信が17日以降になりますこと、ご了承くださいませ。

灯がともりました。

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4月頃からぼちぼちとはじめた、ニコハウス設計室の新事務所工事。リノベーション倉庫の内装がほぼ完成。先日、ようやく電気が通り、新事務所も明かりがつくようになりました♪新事務所は、気密性こそ新築の用には出来ていませんが、断熱はばっちり施工してあります。そして、調湿性の高い材料ばかりを使っているため、湿度の高い今の時期でも中に入ると、さらっとしていて嫌なじめじめ感がありません。事務所に来ていただいた方には先行して内覧いただいていますが、外がじめじめ暑い日ほど、その室内の快適性に驚いてもらえます♪エアコンなしでも、十分快適なのでこれからの夏の変化、また冬の室内状況も今から楽しみです。 せっかく新事務所が出来ましたので(外構がまだですか…)、コロナの影響も心配ですがお盆明けぐらいには、細々と内覧頂けるよう準備を進めています。元々が農機具などを置いていた倉庫でしたので、それがどれほど劇的に変わるのか?ご自宅敷地内に、使っていないような倉庫がある方、必見です!かかった費用もまとめておきますので、倉庫のリノベをお考えの方、また新築でも古材を使った空間に興味をお持ちの方、ぜひお問い合わせください。リノベ倉庫内覧はこちらからその他、住宅ではあまり見ない存在感を消したトグルスイッチ。制作するのに、電気屋さんがとても苦労していましたがさりげないスイッチは用事もないのに触りたくなってしまうかわいさがあります。 基本的には間接照明ばかりなので、そういう空間にしたい方も明るさがどれぐらいになるのか見ていただけます。部分部分に居場所を作るということも意識して計画しました。居場所があちこちに存在することで、『落ち着く場所』が出来、そこに座りたくなります。 奥行のある空間演出もぜひ感じていただきたいなーと思っています。奥行を出すというのは、あえて入口を狭く作ったり、また奥にある壁などに変化をつけることで視線がその部分を意識し、その先が空間以上に広く感じたり。方向性を持った色使いも大事ですし、空間の縦と横のバランスも大事。今までの事務所はそんな演出が出来ず、イメージのお伝えが難しかったわけですが、今度からはお伝えがしやすくなるように思います。そんな感じで、お盆休みまでは引っ越しや、電話回線の移設やら色々とご不便をおかけするかと思いますがよろしくお願いします。

住まいの情報を更新いたしました。

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いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。 今回のテーマは 『夏家電のおススメの使い方』 です。涼しく、エコに過ごす『コツ』として□エアコン□扇風機□冷風機□すだれ(外で日射遮蔽)の使い方をアップいたしました。住まいの情報はこちらから。有効にご活用くださいませ。