COLUMN住まいの情報
住まいの情報(93件)
記事一覧へ朝晩の寒さ対策について
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朝晩の冷え込みはありますが日中の気候がとても気持ちいいですね。 この時期、断熱性のいい住まいは朝晩の冷えを感じることなく過ごせます♪逆に断熱性の良くない家は外気温の下がる夜から朝にかけて室内の気温が下がるため、昼間の外気温によっては、室内の�方が寒く感じてしまいます。 暖房器具を使うにはまだ早いし、でもちょっと肌寒いし、っていうときはまずカーテンの開け閉めを意識しましょう。いつまでも無料で私たちを照らしてくれる太陽の日射。 これを昼間はなるべくたくさん取り込んであげて、陽が陰る前に、カーテンを閉めることで窓から逃げる熱を保温してあげましょう。そうすることで少しでも夜間の室温を保つわけです。 カーテンを閉めてあげると、窓とカーテンの間に空気層ができ、それが室内の保温効果を高めます。もし可能ならこのカーテンを断熱性能のあるブラインドに変えてあげるととても効果的です。 例えば検索で「ハニカムスクリーン」と打つとたくさんのメーカーのものが出てきます。 この「ハニカムスクリーン」というのはブライドのようなものなのですが、一枚一枚に空気の層があって、その部分があることにより、断熱効果を高めてくれます。カーテンと違って、床面や窓枠の台の部分にぴったりつけて閉めるため、夜間に窓際から入り込む冷気をシャットアウトできます。これにより、以前自宅で計測したところ、昔のアルミのペアガラス、真冬の窓際で(かなり前なのでうる覚えですが)閉めないと8℃、閉めると13℃、約5℃ほどの効果が見られました。 たかが5℃ですが、この5℃の差は大きいですよ。体温が5℃違ったら大変じゃないですか?!それを電気などのエネルギーを使わずにいただけるわけなのでとても地球にやさしい商品です。 窓は室温を保つのに一番の天敵です。リビングにある大きな窓から手を付けてあげると効果絶大です。 本格的に寒くなる前に検討してみてはいかがですか?おススメです。(ただし、結露対策にはなりません。これについてはまたそのうち書きます)

最近の夏の暑さについて。
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連日暑い日が続き、TVでは熱中症の問題など、地球温暖化の影響は他人事ではなくなってきてます。小学生の子供が「今日は34℃だったよ」など勉強どころでない環境を耳にします。エアコンの設置を!とメディアも言ってますがそれには莫大なお金が必要ですし、その前に根本を解決するべきだろうと個人的に思っています。 これは断熱性の低い家に住む方にも、そもそも断熱されてない学校にも共通することなのですが、まず最初に日射を防ぐ。これがものすごく大事です。室内のカーテンでなく、窓の外や屋根面で防ぐ。例えば「よしず」など。これをすると室内の環境はぜんぜん変わりますので、家が暑いよーって方は高くて性能のいいエアコンを買う前にぜひお試しください。イメージ的には木陰で休む感じ。見た目を気にするならオーニングやタープなどもおすすめです。 窓の対策をする理由ですが夏の日射は南面で平均318W/㎡、最大694W/㎡の熱が入ってきています。なんかよくわからない数字ですが、畳一枚分の窓から平均500Wの熱が室内に入り込んでるわけですので電気ストーブやこたつをつけっぱなしながらエアコンで冷やしてるのと一緒です。すごく無駄なことをしていますね。直射日光おそるべし。 ちなみに省エネ先進国のドイツでは暑くなる前にすべての窓の雨戸を閉めるそうです。これも外で日射を防いでいるのでよしずをかける効果と一緒ですね。 なので学校の暑さ対策としてもまず、夏の高い高度の太陽対策に、屋上全面へ日射が当たらないようよしずや寒冷紗をかけるといいのになーと思います。それと窓ですね。ちょっと危険かもしれませんが、業者さんに各窓のすぐ外にタープなどを掛けるものをつけてもらえれば、電気ストーブの熱レベルで教室を暖めることなく、もう少し快適に過ごせるように思います。 ここまでの内容は電気のエネルギーを一切つかわないので、子供や住む家族にもやさしいですし、なにより地球環境にも何も悪いことをしていません。こういう話をくどくどすると、妻がようやく雨戸を閉める気になってくれます(笑) その上でエアコンでなく直接体に冷気を感じられる卓上の扇風機など。風速1mで1℃涼しくなるといわれてますので、卓上の小さな扇風機でも十分です。何より電気消費量が少ない!私が仕事中につけてるYAMAZENさんの卓上扇風機は19Wです。4人家族が専用の扇風機を持っても100Wも使いません。30人のクラスの全員が使っても600W。ちなみに20畳クラスのエアコンをつければメーカーカタログをみると1700Wとか。もし教室ならそれ3台とかですかね。お金もたくさんかかって、なおかつ窓から入る電気ストーブクラスの熱とエアコンがバチバチと戦うのはなにか無駄な気がします。 まずは環境を整え、その上で断熱材を足すのか、改修するのか、それをした上で最後にその空間に合わせたエアコンを設計してあげると、無駄に大きなエアコンをつける必要もなくなります。 最近の報道が根本を解決せず、目先の環境の良さを取ろうとしているのでちょっとブログに書いてみました。ニコハウス設計室ではちゃんとした断熱をし、適切なエアコンのご提案をしています。快適な室温を保つのに必要なエアコンはおおむね6畳用が2台程度です。 ちなみにそれなりに断熱してある家では塗料などで「遮熱」をする効果はほとんどありませんので、塗り替えなどですすめられていたら、よく知っている方に声をかけ、無駄なお金を使わないようにしましょう。

湿度の安定への挑戦。
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梅雨になり、じめじめした日が続きますね。特に外壁の左官工事は雨の影響が大きいのでしっかりした晴れマークはとても貴重です。 工事が進む原さんち。今回の物件では湿度を安定させる目的で「炭」を利用します。 大量の50箱の炭。運送屋さんが30分かけておろしてくれました。 炭を使う目的として・湿度の安定湿度が高すぎるときは湿気を炭の中にため込み、低くなると自然と吐き出してくれます。その調湿機能により室内の平均湿度を5~10%程度下げる効果が実験により確認されています。加湿器を使った過剰な加湿は湿度が高くなりすぎ、カビやダニを手助けしてしまいますし、逆に除湿器はせいぜい機械の周辺であり、家全体への効果は見込めません。・その他炭には保温効果があり、冷暖房器具を切ったあともその温度を保ち、快適さが続きます。ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着し、空気を清浄に変える効果があります。室内の臭気を吸着しますので、ペットの臭いなどにも効果的です。 これを天井裏へ敷き詰めていきます。 完成した際には炭を敷き詰めた効果を温湿度計を使って調べていきます。それにより当社が目指す、より住み心地のいい家の一役を担ってくれるわけです。その効果の測定が今から楽しみです。 より良い住まいとなるように常に実証実験を繰り返すのがニコハウス設計室の特徴です。

壁塗りの合間に。
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午前中に無垢床を扱っているマルホンさんが事務所に来られたのですが、溶かしたガラスを無垢床に浸透させる方法で無垢だと基本NGな水ぶきが出来、無垢の風合いを損なわず、変な艶もでないという「ガラスフィニッシュ」という仕上げの話を聞きました。 いいものにはすぐ飛びつくタイプなので、これからのお客さまにはきっと毎回お話させていただきます。ながーく住む家だからメンテナンスがらくちんなのはいいことですので。 リノベーション現場の藤井さんちにお邪魔すると、ご主人さまが一生懸命、壁を塗っていました。話を聞くと、午前中は奥様が施工していたとのことで頭が下がります。藤井ファミリーご苦労さまです♪ 親が壁を塗ってる間、子供は暇なわけですが、施工途中で急遽作ることになった、「うんてい」 楽しそうに遊んでくれてました。まだ向こうまでいけないとのことなので、これからたくさん練習が出来るね♪雨の日は大人がきっと洗濯物を干します。邪魔って言わないでね。 壁塗り珪藻土ですが、この土日にお友達を呼んでたくさんで施工するそうです。仕上がり期待しています!!

雨上がりは地盤が弱い?。
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私事ですが、昨日3月9日に無事結婚15周年を迎えました。家族でいることは、大好きでとても癒しになるので結構仲良しな方だと思います♪ 今日明日で和モダンの住まいの内覧会が終了します。気になっている方はお早めにご連絡ください。予約の感じですと、先週よりはゆっくり見ていただけそうです。予約はこちらから。 4月より着工予定の原さま邸で地盤調査を行いました。前の日に結構な強い雨が降ったので、現場はドロドロ。当日も少し雨が残っていましたので調査に来てくれた方は、カッパと長靴の重装備。私は遠目からみさせていただき、状況を聞いてきました。お施主さまのお父さんにも、昔の状況の話を伺っていましたが、固い支持地盤が1m下程度で出てくるので少し安心しました♪ よく聞かれる質問で、「雨の日に地盤調査をすると不利ですか?」「地面が弱くなりませんか?」というのがあります。見た目には水たまりができて、ゆるくなっていますが調査対象は地表面下1m~7mぐらいまでの固い層までです。調査に対しての影響は「雨」ぐらいではほとんど変わりません。 弱い値が出て、地盤改良となると何となく損した気分になってしまうかもしれませんが、重たい家を支える地面です。私はしっかりした地面に建てることが「ずっと安心」につながると考えています。

壁内結露の話。
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先日上棟式を終えた現場は、現在外装の下地となる耐力面材を張っています。ニコハウス設計室の住まいは外装の耐力面材に大建工業㈱のダイライトMSという材料を使用しています。耐力は通常の合板と変わりませんが金額は通常の構造用合板の倍以上します。それを使う主な理由は、とても怖い壁内結露の対策をよりよくするためです。 一般的に耐力をだすためには以下の方法をとります。・筋交いを入れる・耐力面材をはる・その両方 当社は外周部に筋交いを入れることはしていません。すべて耐力面材のみです。その理由は筋交いを入れることでその部分の断熱材の厚みが減ってしまうからです。それでも耐震等級は3相当を確保できます。 その耐力面材にダイライトMSを使う理由は、壁の中に入り込んだ湿気を外部に排出しやすくするためです。外部に耐力を上げるために張る面材でよく使われるものと透湿抵抗の比較・構造用合板 透湿抵抗 10.3・OSB合板 透湿抵抗 30.6 (DIYやガレージ内装で最近よく使われる木のチップの板)・ダイライトMS 透湿抵抗 2.3 数字が大きいほど湿気が逃げにくい、ようするに壁の中に湿気がたまりやすいということになります。壁の中は普段からみれるわけではないのでずっとじめじめしてるとカビが生えたり腐ったりします。建物と人間にとってこの湿気はとても有害です。 じゃあこの面材なしがいいんじゃないかと思いますが、それだと今度は建物の気密性能ががくっと落ちます。(真冬の風が強い日に風を通すセーターで過ごす感じ)詳しくはこのページの気密の大切さへちなみにお値打ちに作る家のほとんどは、面材が張られず、筋交いや柱の上に防水紙を張ることをします。気密はいっさい無視(涙) 外周部に張る面材は建物を長持ちさせるためにはすごく重要です。また内部の石膏ボード下地には防湿シート(ビニール)を張り、継ぎ目などに気密テープを張ることで壁内への湿気の侵入を防ぎます。 壁は外側も内側もよりよく作ることで家族の笑顔が続く家を造っています♪

フラット35の団信の話。
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我が家は今日の昼休みに、リビングに冬用のラグを敷きました。昨日から急に寒くなり、子供もブーブー言ってましたので緊急対処。冬生まれの私は寒くなるのは嫌いではありません。それからなんとなく感じる冬の外気の雰囲気も好きです。 今日の新聞に載ってて、変わったんだーと感心したこと。借り入れ中、金利が変わらない安心感のあるフラット35。 今までフラット35を利用して、住宅ローンを借りると毎月の返済額とは別枠で団体信用生命保険(ご主人様が万が一のことがあった時のための保険)の請求が年一回きていました。それが通常の銀行ローンと同じように金利に含めることになったそうです。これで普通の銀行ローンと同じ感覚で組めるようになったわけです。もちろんその分金利は高くなるのですが、従来の別枠での団信の支払いよりはトータルの負担が減ったとのこと。 個人的な意見ですが、一般的な銀行の住宅ローンよりもフラット35の方が借り入れがしやすいように感じます。また個人事業主などにも幅広く借り入れ対応してくれる印象なので、少し幅が広がったかな。 まあ無理な借り入れはそもそもお勧めしませんが、場合によってはフラット35の検討もいいかもしれません。

水の話。
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普段はお休みですが、旅行明けで忙しいということもあり、本日は働いております。 本日から事務所への来店時の飲み物に新たな仲間が加わりました。「水素水」ペットボトルなどでも見かけますが、水素ってすぐに抜けてしまうらしいんですよね。元々、胃は弱い方で昔からおなかが下ることがよくありましので自分でもその効果を確かめたいと思いました。これは、日本トリムの電解水素水を作る整水器です。 この器械がいいなーって思った理由は1.日本で唯一効果効能が認められている「医療機器」だから2.すぐに抜けてしまう(48時間らしいです)水素水を気軽に飲みたかったから3.水素の強さが調整できる4.フィルターを通してるのではなく電極で水素を作るので劣化が少ない(年一回の部品交換でOK)5.水素水で入れたお茶やごはんが普通の水で入れたのとぜんぜん違う!など・・・。 最初からあまり強いのを飲むとおなかが下ってしまうとのことなので徐々に慣らしていこうと思います。高断熱により住み心地がよく、健康を意識できる家づくりをしていますので、さらに上の健康へ。 電気において、電力会社とは縁を切って自給自足でいけることが理想(送電ロスが減るので)ですが、体も病院の必要を感じない健康を保てるようになるといいなー。そういう意味で運動と口に入れる基本となるお水は大事だと思います。 効果が出てきたらまたブログに書きます。そのころにはニコハウス設計室の標準仕様になっていると思います。(笑)

お客さまの電気料金。
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昨日エコ診断士の一次試験の合格発表がありました。余裕?の合格で8月末の二次試験に挑みます! 先日お客さまから光熱費の明細の写真が送られてきました。建築するお客さまには少ないエネルギーで快適に過ごせる住まいですよってことをお伝えしていてエアコンの使い方なども教えているのですがこういう報告はすごくうれしくなります。この住まいはニコハウス設計室で標準的な性能でのご提案建物です。太陽光は3kwぐらいついているオール電化住宅。(3kwなのでZEH(ゼロエネルギーハウス)ではありません)暑くなったので1F、2F共小さなエアコンが24時間運転されています。また小さなお子様もいるので設定温度は27~28℃ぐらいですが 「5、230円」です。その前は4,000円台だったそうです。一年間データを捨てないでねとお願いしておきましたが、冬のデータも楽しみです。 無理をしない住み心地のいい住まいいかがですか?もうほかの家には住めません(笑)

びっくりする構造。
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先週末、リノベーション希望のHさまと打ち合わせをしてきました。お話をし、打ち解けたころに他のリフォーム会社さんが作った間取りが出てきました。こんな感じにしたいんですけど…と。見て固まりました。「おおっ!」っとびっくりする構造完全無視の増築を兼ねたリフォーム図面。詳しいお話をし、僕にはこの間取りのようなリフォームは出来ませんとお断りしました。家の構造に問題がでるから。 さらにお話をしていると家も傾いているようで基礎からやり直すとなると新築の方が…、っていうことになり、計画を変更することとなりました。希望をお伺いし、しばらくお時間をくださいとお伝えして帰りました。…が帰りの車の中でアイディアがふってきまして、他の仕事を横に置き、書き上げました。コンパクトな27坪の中にパッシブの要素がたくさん詰まった気持ちのいい住まい。提案するのが楽しみです。気に入ってくれるかなー。 それから、リフォーム特に増築を兼ねる場合、ちゃんと構造を考えてもらえるところに依頼することをお勧めします。なんとなくでもぱっと見のリフォームはできますがいざというときには人命に影響を与えます。お金じゃ買えないもの、大切に、そしてちゃんと考えましょう。

地震保険料の値上げ。
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ヤフーニュースなどにも取り上げられていますが1月に値上げした地震保険料が2019年(2年後)からの契約分で5~6%値上げされるそうです。 偉い方たちが会議で19%程度値上げすべきだといったそうでそれを3回に分けて行うそうです。…余分なこといわなきゃいいのに。 地震保険は最大で5年まで加入出来ます。あってほしくない大地震ですが、いつか来るものだと理解し、備えておくことはとても大事です。 どうせ払うなら早めに5年契約をしておくほうがお得だと思います。面倒な保険の見直しですが人の保険だけでなく家の保険もたまには気にしてみましょう。

雪の日の室内温度。
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本日より新築現場は土台の工事に入りました。朝から寒いとは思ってましたが思いがけない雪がちらつくスタートとなりました。めっちゃさぶい。 それから1/15の雪の日の室内の気温がどうしても気になって本日お客様の家へ訪問してきました。この日は平均気温が0.5℃、最高気温が3.6℃、最低気温が-2.1℃。この日は愛犬も寒そうでした。以下はトイレの窓際に置いた温湿度データ。なぜトイレに置くのかというと北側で、暖房はリビングなどからの伝わった熱のみで家の中で一番温度が低くなるから。ちなみにニコハウス設計室は全館空調などではありません。1台の8畳用エアコンでのみ暖房したデータです。トイレの最低気温は朝7:00~8:00の14.6℃。これは概ね4月の平均気温ぐらいです。 どうですか? こんな家を造ってます。
