COLUMN住まいの情報

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自然石は一生もの。

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豊橋市で来月地鎮祭予定のKさま邸。庭先の解体と伐採工事が進んでいます。よさそうなものがあれば新築のために残しておきたいと思っていましたが、残せそうな樹木はほとんどありませんでした(涙)樹木だけでなく自然石もありましたが、こちらは引き続き新築でも使えそうなため残しておくことにしました。庭先に飾り付けるには十分な大きさです。この石と共に敷地に馴染む住まいを造っていく予定です。それから解体時に唯一残されているフェニックスですが、一般的なフェニックスのようにまっすぐ伸びてなく、風に負けて寝てしまったものが成長し不思議な形になってます。新築では相性的に使えないのですが、解体屋さんが気に入ったみたいで生きたままお引越し待ちです。長い時間をかけて成長してきたフェニックス。新しい場所でまた活き活き成長していくことになります。私の住んでいる杉山町では散歩をしているとあちこち大きな木が伐採されていたりしますが、とても寂しい気持ちになります。樹木は人間と同じで急には大きくなりません。長い年月をかけて、成長しています。すべて伐採というのは簡単ですが、少しでも残しておくと木陰ができいい庭となります。自然に育った樹木にも愛着を持って接することができる、そんな住まいを提供しています。

雨の合間のお引渡し。

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先日の暖かい日にウグイスの鳴き声を聞きました。散歩をしていても春の香りがしてきて、気持ちいい気候になってきましたね。暖かい家の良さはだんだんと薄れてきますが、来月末には豊川にて平屋の内覧会を予定しています。35坪弱と弊社では少し大きめですが、平屋希望の方はぜひお越しください。 岡崎で完成したIさま邸。雨の合間の気持ちのいい晴れの日にお引渡しをさせていただきました。あらかじめ床下エアコンで1週間ほど暖めておいたため、室内は春の陽気。ご主人さまはしばらくして半袖になり、子供たちも顔を赤くして遊んでました。弊社の引き渡しはおおよそ1時間弱ぐらい。設備の使い方というよりは、住まい方の説明になります。弊社では、『冬の過ごし方』『夏の過ごし方』『春秋の過ごし方』をA4、1枚にまとめた資料をお渡ししています。いくら性能が良くても住み方を間違えるとエコにはなりません。建物に頼るだけでなく、お施主さんにも勉強してもらって少ないエネルギーで過ごすことを意識していただく。それによっていい住まいが完成すると思っています。めんどくさそうに聞こえるかもしれませんが、皆さんに説明し、私が普段からご自宅の温湿度を遠隔でチェックし、住み方が悪いと指摘したり、いい住み方だと何も連絡こなかったり。ちょっとだけプレッシャーがあるかもしれませんが、皆さん楽しんでやってくれてるように感じます♪説明をしている間、子供たちはかくれんぼをしたり、お庭を見たり、楽しそうに過ごしていてくれました。これからは寒さを忘れ、快適な住み心地となります。Iさま引き渡しの際のお気遣いありがとうございました♪感謝をいただくと、この仕事をしていて本当によかったなと思います。お伝えはしましたが、くれぐれも厚手の布団と毛布は持たず、軽装でお引越しください。使い道もないし、収納を圧迫するだけです。もうちょっとだけでも寒い日が続いてくれると、快適なことにより気付けるのかなと思います。Iさまご新築おめでとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。

遊び心を大事に。

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豊橋で建築計画中のIさま。本日初回提案をさせていただきました。南北に長い敷地で、南側がとても開けたいいロケーションの敷地。「どんな住まいにしたいですか?」とのアンケートに水廻りや収納のことをたくさん書いてくれましたが、とりあえずそれらは置いといて…、居心地のいい住まいにするためには、それだけではできません。最後にお聞きしたバーベキューなやピクニック的なことを気軽にでき、まったりとする時間を多くとれるように・・・にフォーカスしご提案いたしました。駐車場はこの地域ならではの4台要望で敷地の半分を占めますが、北側の道路からの距離がとれそれでいいと思いました。またガレージを希望されましたが、道路からシャッターが見えるのはとても生々しくてかっこ悪い。ガレージを玄関の目隠しにするご提案にいたしました。南側のロケーションがよく、今後家が建つことも考えられないため思いっきり南に開くプランといたしました。その南の庭には二羽鶏…でなく、プライバシーに配慮された焚火のできる空間と、外キッチンもご提案。テントを張ったりもできる遊び心のある空間です。お隣にはきれいな梅の木があり借景としても十分に楽しめます♪25坪ほどとコンパクトな住まいですが、外もしっかり取り込んで魅力的な空間になっています。Iさまを意識したかわいらしい三角屋根の住まい。ご提案をとても喜んでくれて、打ち合わせはとても楽しかったです。Iさま、ご検討よろしくお願いいたします。

床貼りが終わりました。

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田原市で施工中のKさま邸。雨続きですが、外壁の板張りがほぼ終わりました。今回は無塗装のままの仕上げ。最初は杉の明るい木の色ですが、ここから徐々に色が抜けて白っぽくなります。海が近いのでスギ板にされたのは地域に馴染み、とてもよかったなと思います。施工中にスギのいい香りがするので、ご近所にも建築をおすそ分けできているかな♪ 室内ではオリジナルの中間気密確認をし、風の動きのある箇所を埋めました。このやり方にしてからは完成時気密測定への不安はまったくなくなりました。気密測定では風の影響での測定不能の方が心配です(笑) また床材が全て貼れました。お施主さまのこだわりだった浮造りパインの床。久しぶりに明るい色目でいつもと現場の雰囲気が違って見えます。天井に貼る木板との相性も楽しみです。床養生の前には、床下エアコンの吹き出し口の穴あけ。この辺りはいつも通りなので手際よく施工しています。 天気の悪い日が続きますが、週明けには2階部分のそとん壁の下地のラス貼りができるかな?建築を楽しんでいただいているKさま。楽しみにしているそとん壁の施工。もう少しお待ちください。

気密はお手の物。

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岡崎市で完成したIさま邸。着工時の引き渡し予定が2月23日~25日。実際の引き渡しが24日に決まり、我ながら素晴らしい工程の組み方でした♪清掃時に傷などをチェックし、1週間ほどで、職人さんたちに手直しをしてもらいます。みんなが終えたということでの最終チェック。みなさん、今回もいい仕事でした。それから完成時の気密測定を行いました。気密C値0.3以下なら合格としていますが、気密C値0.10でした。気密にかかわった工事をされたみなさま、お疲れ様でした。n値が1.06と小さいのがいいですね。安心しました。(n値は大きな穴があると2に近づき、細かな穴の場合1に近づきます)相当隙間面積αAも14平方cmといい数字。気密測定は外部風速に影響を受けやすいので、天候が心配でしたが無事記録を取ることができてよかったです。無事最終チェックも終わり、あとは引き渡しを待つだけです。Iさまもう少しだけお待ちください。

造作工事が大詰めです。

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豊川市で施工中のYさま邸。平屋でのびやかな空間が来るたびにいいなーと思います。外部は左官屋さんの玄関ポーチ造りが始まりました。今回は土間の面積が大きいためなかなかの重労働ですが、頑張っていただいてます。内部はおおむね造作工事の終わりが見えてきました。久しぶりに壁、天井共白いしっくいの空間です。ゆるやかな勾配天井ということもあって包まれるような空間になるので仕上がりが楽しみです。ポイントは南北に抜ける窓。北側の窓からは遠く御油の山々が見渡せます。住宅がぽつぽつと建ち始めてますのでいつまでこの景色が楽しめるのかはわかりませんが、いつまでも見ていたい景色。造園屋さんには、遠くの山につながるようなイメージで植栽をお願いしています。外構造園工事の仕上がりもとても楽しみです。大工さんの造作工事完了は来週を予定しています。下地クロスを貼り終えたら、いよいよご主人様のしっくいDIY。Yさま、そろそろ準備運動よろしくお願いいたします。

基礎配筋完了。

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豊橋市で施工中のIKさま邸。基礎工事が始まり、配筋の確認をしてきました。朝一番の検査で、前日の夜から冷え込んだせいもあって基礎下に敷いてある断熱材の表面が凍ってました(汗)危ないですね。検査員さんも十分な注意が必要です。第三者機関の配筋検査ですが、私たちが作成した構造計算と配筋図面をもとに、その通りに配筋されているかをチェックするものになります。間違っても第三者機関の方が本当にこの鉄筋で大丈夫なのかをチェックしているわけではありません。 だからそもそもの図面がいい加減でも、それは合格となり、コンクリートが打たれてしまいます。基礎開始前の構造計算と図面チェックがとにかく大事!そしてもちろん、私たちも基礎の配筋はチェックします。3重のチェックですね。土間下のスタイロは地中に熱が逃げることを少なくするためですが、余ったスタイロも無駄にはしません。冷気は地面表面より、地中に向かって円状に影響を与えるため、余ったスタイロは屋外の土間下に利用します。より高断熱にするためのちょっとした気遣いです。 月末の棟上げ作業に向けて工事は順調です。IKさま引き続きよろしくお願いいたします。

電気配線打ち合わせ。

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田原市で建築中のKさま邸。電気配線の打ち合わせをさせていただきました。電気配線の打ち合わせは、図面上で見ていた配線図を1か所1か所原寸大で確認していただく打ち合わせになります。イメージしていた場所でなかったり、家具の陰に隠れて使いにくい…なんてことにならないように。それから、使ってみたい照明器具などがあると『こういった場所につけるのはどうですか?』ということを提案させていただいたりします。とても寒い日でしたが、外断熱のおかげで、二階は十分過ごせる暖かさになってました♪二階はこじんまりしていて、景色もいいので、とても落ち着くいい場所。屋根裏感のある素地表しの天井も子供達には喜んでもらえそうです。Kさま打ち合わせお疲れさまでした。いつもご家族みなさんでいらしてくれて、楽しんでいてくれるのがとても印象的です。まだまだこれから大工さんの工事が続きますが、引き続き建築を楽しんでいただけたら幸いです。来週からは第一種熱交換換気のダクト配管より工事が進んでいきます。

完成に向けて。

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岡崎市で完成したIさま邸。現在、植栽工事が進んでいます。建物が完成しただけでは居心地のいい住まいとはなりません。外構工事と植栽工事も必ず合わせて施工するのが弊社の特徴となります。目隠しのフェンスは一般的に胴縁といわれる材料を使っています。1枚(1本)あたりが45㎜と細いので取付には手間がかかりますが、幅のある板材よりも方向性がでて、リズミカルな感じがいいなと思って使ってます。フェンスとしてはあまり見かけませんが、メンテナンスや万が一の腐れでの取り換え時も、ホームセンターにも1本数百円から売っている一般的な材料のため扱いのしやすい材料です。15時を過ぎてましたが、やわらかい光が吹き抜けから入り、一日の変化が楽しめる、そんな空間です。お子様がバイオリンを弾かれるのですが、階段の一部はステージにもなっていて、発表会の練習が可能です♪このあたりにはない雰囲気の建物で、植栽が完成すると、居心地抜群の住まいが完成します。今日は掃除と手直し確認をいたしました。手直しすべてが終わると、最後に気密測定を行います。Iさま、お引渡しまでいましばらくお待ちください。引き続きよろしくお願いいたします。

雨養生完成。

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田原市で施工中のKさま邸。上棟から約二週間が経ち、ようやく雨養生が完ぺきになりました。ほぼ平屋で、二階がちょこんとのっているような住まい。渥美半島の外海が近く風の強い地域ですが、雨風しのぐために、軒をしっかりだしてどしっと構えた趣のある住まいになります。サッシの取付が終わり、これから室内の工事に入っていきます。弊社の建物は外の防水が完ぺきになるまで、床合板を貼らないというルールがあります。最近の住まいは気密がいいのでコンクリート基礎を少しでも乾かしたいと考えていること、また先行で合板を貼ってしまうと、どんなにしっかり雨養生をしたとしても隙間から入ってしまうのでそれを防ぐため。目に見える水は対策ができますが、目に見えない水分のほうが怖いなあと思います。二階はお子様のお部屋と図書コーナー。北側からは渥美の山が見え、南側はわずかですが太平洋がのぞめます。気持ちのいい図書コーナー。ここでゆっくりコーヒーを飲みながら、好きな本を読んで、うとうとしてみたい。コンパクトな点もこもれる感じがあり、落ち着きそうです。5月末頃の完成を目指して進んでいます。Kさま、いつも現場を見ていただきありがとうございます。どんどん写真に収めて、建築を楽しんでください。引き続きよろしくお願いいたします。

日射熱は大切。

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豊川で施工中の平屋のYさま邸。大工さんによる造作工事が絶賛施工中です。弊社は既製品を使わずに、基本的にはすべて造作しています。場所や物によって、大工さんが作る部分と家具製作する部分を使い分けています。たくさんの材料がまだ現場にありますが、これが数日中に家の一部に変わっていきます。平屋の屋根形状を感じられる空間にしていますが、日差しが差し込み現場内はとても暖かい。日差しの取り込みを『日射熱取得』といいますが、これを設計すると冬にしっかり陽を取り込み、暖房がなくても暖かい空間になります。いわゆるパッシブデザインというものの一つです。夏は目の前に植える植栽の木陰と、軒の出をたよりに室内への日射侵入は極力なくす設計です。そうはいっても冬ですが、現場大工さんは動いていると暑くなってしまうので、窓はあちこち開いています(笑)窓がある部分と、影のある部分。一様に明るい空間は変化がなく(学校の教室みたいに)つまらない空間になりますので強弱のつけ方が大事ですね。 外部は足場が外れました。ご主人さまが一生懸命、DIYで塗っていただいたスギ板。もうすでに土地に馴染んでいて、嫌味がありません。先々の造園工事でもっとおとなしい住まいになり、北側の御油の山に向かい、一体となるような計画としています。LDK空間は南北に庭を持つとても贅沢な空間になります。ちょっと広すぎるんじゃないかな(汗)3月末の完成に向けて工事は順調です。Yさま、今週末の打ち合わせよろしくお願いいたします。 

快晴の上棟作業。

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田原市で施工させていただいているKさま邸。先日まで暴風警報並みの風が吹いていて、天候が心配でしたが作業日は風もなく快晴!Kさまさすがです。8時過ぎより作業開始させていただきました。ご近所さんも気にしてくれて、ギャラリーの多い上棟作業です。棟梁とキリンさんレッカーのいい写真。柱を立てると仮筋交いをつけ、梁をかける準備をします。弊社は登り梁形式の屋根と厚い合板を使って水平面の耐力(地震に耐える力)の確保をしています。大きな梁が少ないので、手で持ち上げてささっっと。でも大工さんだからできるわけで、普段パソコンのマウスぐらいしか持たない私にはできません。2階建てですが、平屋部分が大きいので作業がどこまで進むか不安でしたが、無事屋根の断熱も進みました。屋根の断熱まで終わると断熱面が防水の代わりになりますのでちょっと安心。2階の屋根は無事に終わり、1階の屋根の垂木まで並べることができました。この日は雨の心配もないため、ここまでで上棟作業、無事終了。Kさま、上棟おめでとうございます!気持ちのいい天候の中作業ができました。また休憩やお昼のお気遣いもありがとうございました。建築に興味を持ってくれて、もしかして設計士や職人さんなど目指してくれるとうれしいなーと思います。 先週までの予報はずっと晴だったのに、急に予報が悪くなり、今日は雨。その前に無事屋根の下地防水となるルーフィングまで終えることができました。大工さん、板金屋さん、どうもありがとうございます。高気密、高断熱住宅は水分が大敵。雨でも上棟作業されている会社さんがありますが、弊社は絶対にやらないようにしています。木材を濡らしてしまうと、表面だけとはいえ、内部結露リスクが高まりますし、しっかり風を通して乾かすまで雨養生もできなくなってしまいます。ということで上棟2日目は壁も濡らしたくないので、雨養生をしっかりと。ブルーな家となりました。本日の作業もお疲れ様でした。