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3か月点検での変化。

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年末にお引渡しをさせていただいた豊橋市のOさま邸。3か月の点検に伺ってきました。普段からインスタなどに楽しそうな様子をアップされているので、とても楽しみな点検でもありました。…が私は内覧会のためいけませんでした(汗)自然の中でゆったり過ごされたいということでしたが、デッキの隅には野鳥を呼ぶための止まり木が設置されていました。こういうことをしていただくと、住まいを楽しんでいただいているなとこちらもワクワクしてきます。休日の過ごし方も変わり、今は自宅やデッキで過ごすことが多くなったそうです。狙い通りです(笑)実際に高断熱の住まいに住んでみて、しもやけがなくなったそうです。すごくいいこと。たくさん座れるベンチは6~7人の友達が来ても、勝手にすわってくれてとても重宝しているそうです。想定してつくり、その通りの使い方をしてくれているとものすごくうれしく思います。階段も居場所だよ、ということを実際に住んでみて実感されていました。また来られる方、皆さんご自宅をほめていただけるそうで、設計者としていい仕事ができたことを誇りに思います。飾りつけも、上手にされていて、私がお伺いできなかったことがとても残念です。気になる点をお伺いすると、高気密高断熱にありがちな音問題とのこと。よく言われる話ですが、今後いい対策ができるのか、課題は残ります。 とても好意的に迎え入れてくれるOさま。これからの自宅での仕事、メダカ池作戦にとりかかるとのことで、完成が楽しみです。居心地のいい住まいでご家族仲良くお過ごしください。ご丁寧にお土産までいただき、ごちそうさまです。次回の1年点検での変化も楽しみにしています♪

木外壁を貼る。

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豊橋で施工中のIKさま邸。しばらく天気が悪く進まなかった外壁の工事にようやく取り掛かれました。いつものようにスギ板の押さえぶち仕上げですが、塗装がキシラデコールのピニー色です。キシラデコールは浸透性の塗料で防腐や防カビなどに効果のある塗料ですが、着色により色をつけるため、5年もするとそれなりに色があせてきます。個人的には着色による色はちょっときれいすぎて違和感をおぼえるので数年たった後の色の方が私は好きです。デメリットとしては、着色で色付けする分、色あせが気になる場合は、再塗装の必要があるところです。(私は強く、経年美したままのスギ板をおすすめします)色だけの問題で、防水性能には影響はないので再塗装しなくてもサイディングのように大きな問題にはなりません。この外壁の場合、大工さんが工事できるところもいい点だなと思います。また先々傷んでも部分的な張替えが可能で、廃盤がないのでいつまでも手入れ交換が可能な点も魅力です。最近では物価高騰でガルバリウムの外壁も高くなってきました。弊社では無塗装のスギならガルバリウムよりもコストを抑えた施工ができます。周辺環境に馴染むのも本物の木ならではです。最近では端材として出た材料も、外構の目隠し板や、お施主さまのDIYで使ったりと有効利用していますので産業廃棄物にならないのも環境にとって、とてもいい。現場はもう外壁貼り終わるぐらいかな。連休前には足場を外す予定です。 最近、井戸がほしいといわれたIKさま。私は井戸を施工した経験はないのですが、いい業者さんが見つかりもしかしたら井戸作るかも?。ということで手動ポンプも含めてとても気になります。建物は高性能になってますが、昭和に戻るような趣のある井戸。私も楽しみにしています♪IKさま、引き続きよろしくお願いいたします。

基礎工事が始まりました。

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豊川で施工が始まったMさま邸。川沿いの桜が北側から少しだけ望める敷地です。川が近いこともあって、地盤があまりよくなく地盤補強をさせていただいた上で基礎着手いたしました。元々畑で使われていた敷地ですが、道路と高低差があり、駐車もできないので造成からスタートしました。…が土いっぱいです。そんな中でもなるべく造成は少なくなるよう考えて計画させていただきました。お隣は建売が建っていて、遠慮なく隣地側に大きな窓が取ってあります。すみませんが、そこは家が建ちますので窓をあけることはなくなってしまいます。隣の敷地ですが、先々のイメージを計画から取り入れることは大事な要素となります。建売だとしょうがないけど、南が開けた今回の敷地でも廻りを見渡し、状況を確認し、三階建てが南の敷地に建つ想定をして計画しています。Mさまいよいよ基礎が始まりました。といっても週初めの状況なので、現場は基礎断熱を始める頃ですね。せっかくの新築なので、できる限り見に来ていただき、建築を楽しんでください。秋頃の完成に向けて安全第一で工事を進めてまいります。Mさま、引き続きよろしくお願いいたします。

まじめに省エネを考える。

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豊橋市でお引渡しから1年経ったSSさま邸。先日1年点検に伺ってきました。点検では、よく掃除した方がいい部分、そこも掃除できるの?というところのご説明をしてます。特にユニットバスの排水溝。使い終わった後、湯船の水を流す際に、流れが悪いなと思ったらだいたいこの部分。ユニットバス排水溝にはヘアキャッチの部分があり、そこは皆さんこまめに掃除されます。ヘアキャッチを外した先に、封水を兼ねた外れる部分があり、この部分が皮脂汚れなどで海藻のような汚れが付着し、流れが悪くなります。3か月点検ではまだきれいなのでお伝えしても忘れてしまいます。1年点検ならではです。庭先にものすごく増える植物があるけど、植えましたか?と聞かれました。いえ、植えてないです。元々、自生していたフキノトウでした。そうとう抜いたみたいですが、まだまだ元気に育ってました。 SSさまのとてもえらいなと思うことは、電気の使用量をチェックしていただいている点。オール電化で太陽光が4KWのっていますが、年間の電気代は130,103円でした。みなさんの住まいと比べていかがでしょうか?この建物はUa値0.24 C値0.10の高性能な建物で、夏は6帖のエアコンをかけっぱなし、冬は床下エアコンをかけっぱなしで家じゅうの室温も安定しています。おどろいたのは当時やってみたシミュレーションとの比較年間光熱費の金額がわずか319円の差でした。ゴチになれるレベルだと思います。約2年前、当時のシミュレーションなので電気料金の設定が今とは違っていますので、シミュレーションよりもいい結果となっていました。電気使用量はもうちょっと頑張れそうな気がしますが、あまり無理すると嫌になりますのでほどほどで。SSさま点検ありがとうございました。また貴重なデータも大変参考になります。引き続き、少ないエネルギーで快適にお過ごしください。2年点検も楽しみにしています♪

平屋のお引渡し。

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豊川で内覧会を開催させていただいたYさま邸。内覧会後、お引渡しをさせていただきました。内覧会中、休憩のお茶菓子をいただいたり、おやつのドーナツをいただいたりたくさんの気遣いをしていただきありがとうございます。建物をお借りしている身なのでとても恐縮です。内覧会は気候がよく植物は華やかでとても気持ちのいいものになりました。 お引渡しは家族みなさんで来ていただけました。お引渡しの際には30分ほどのお時間をいただき、建物の簡単な使い方の説明をさせていただきます。私がとくに重要に考えているのは住まい方。高気密高断熱の家に住んだとしても、住まい方を間違うと省エネにはつながりません。そのため、各季節に合わせた住まい方をまとめた資料をお渡しさせていただいてます。それ以外の一般的な機械の使い方はほどほどで。説明書があるのでなんとかなります。床下エアコンの使い方、夏用エアコンの使い方、第一種熱交換換気のフィルターの3つは時間をとってしっかりと説明いたします。それでもいざという時には忘れてしまうでしょう。その時は、住まい方のまとめた資料を見てしっかり復習してください。いつも様々な気遣いをいただいたYさま。現場の職人一同で、感謝申し上げます。お引渡しの際にも喜んでいただいているのが伝わってきて、この仕事に携われたことを大変うれしく思います。お引渡し後も長ーいお付き合いになります。Yさま引き続きよろしくお願いいたします。ご新築おめでとうございます! 

来週の上棟に向けて。

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豊橋で施工中のKさま邸。雨の多いなかでしたが、無事基礎が完成いたしました。敷地内同居のため、敷地自体がとても広く作業はとてもやりやすい。会社から近いため、できる限り現場に出向いて社員の勉強の場にもなっていくのかなと思います。弊社は床下エアコンを採用する場合、基礎断熱工法をとっています。そのため可能な限り断熱材が連続するよう、基礎及び上部の木構造に配慮しています。基礎工事完了後、土台を敷くまでに日数があいてしまう場合は、断熱材が紫外線劣化してしまうのでブルーシートをかけるようにしています。今回はすぐに土台施工させていただくため、養生はせず大工さんの登場を待ちます。 しかし上棟予定日の天気がいまいち怪しい。現場を担当する棟梁がものすごい力を持った雨男で(…涙)これまでも何度となく延期をした経験があります。今回は曇りと晴マークだったり、ちょっとだけ雨に変わったり。弊社は高気密高断熱住宅のため、水分は天敵と考え可能な限り雨の日は避けます。Kさまと私の力で雨男のパワーを追いやり、せめて曇りになればなあと思います。もう一日天気予報を見ながら来週の判断をしたいと思います。Kさま、日程の件もう少々お待ちください。

塗装工事完了。

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田原市で施工中のKさま邸。塗装屋さんの工事が終わりました。内部の塗装は自然塗料のクリア色。木そのものの色合いが少し濡れ色に変わり、深みを増します。落ち着いた感じになるので、無塗装の時よりもぐっと雰囲気が良くなります。間仕切りを腰壁にすることで、視界をさえぎらずに、室内を程よく仕切っています。構造上必要な壁以外はなるべく造作でつくることで生まれる抜け感。2階の子供部屋と書斎コーナーが一番気持ちがいいかな。太平洋がほんの少しだけ見えます。書斎コーナーは本棚がずらーっと並び、たくさんの本をお持ちのKさまはここでゆっくり読書をされることになるでしょう。こじんまりしたスペースなので、落ち着き過ぎで眠くなってしまうかも(笑)早く椅子を準備して、ゆっくりしてみたい、そんなスペースになりました。来週からは紙クロスの工事に入ります。仕上げのしっくいでよりよい空間に変化します。Kさま、完成までいましばらくお待ちください。来週の外構打ち合わせ、よろしくお願いいたします。

工務店設計塾に参加しました。

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設計アシスタントの鈴田です。飯塚豊の工務店設計塾を第五期に続き、今回も受講することにしました。一回目は現地開催でとっても行きたかったのですが子供の行事で断念。。。(涙)鈴木にプランの趣旨を説明してもらいました。二回目ということで余裕をもって講義を聞くことができ、設計課題も自分の主観で考えるのではなく、飯塚先生だったらどう考える?丸山先生だったら?と学んだことを実践できたのではないかと思います。その成果が出てなんと第一回目の設計課題で飯塚賞をいただきました!この塾では他の方のプランの講評も聞くことができるので今回受講された方が30人、全部で6回あるので30×6で180通りのプランとその講評を聞くことができます。改めて数字にすると多いですね。総合賞目指して頑張りたいと思います。 また今年は私自身、自宅を建築予定です。この塾で学んだことを設計に生かしていますのでまたブログを更新していきたいと思います。

南を見せない平屋の提案。

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豊川で建築計画中のKさま邸。先日初回のご提案をさせていただきました。敷地は、親御さんとの敷地内同居。敷地が大きいのですが、既存の住まいは残しながらの計画となります。日当たり良くというのは皆さん共通の要望ですが、今回の敷地には南側境界ぎりぎりにお隣の2.5階建ての建物がでーんっと建っています。よくありがちな2階建て+ロフトっぽい、北側敷地を無視したおでこが大きい自己満足建築(…いいすぎかな(汗)。あまり美しくないし、何より日陰になる。計画をしていく上というよりも今後生活をしていく上で、2.5階建ての邪魔な建物は一切意識しなくてもいいように、その上で1日を通してしっかり日射の恩恵を受けられること。この点を意識して計画を考えました。そうなると現在廻りに建っている建物と正対するのはどう考えても敷地のポテンシャルを活かしきれません。そこで廻りの建物とは角度を持った計画をご提案させていただきました。そうすることで南東の窓からはしっかり朝日が差し込み、遠景となる竹林が眺められます。また南西からも視線が抜け、遠くの森へとつながっていきます。廻りの建物との視線をうまくかわすことで出来た計画。個人的にはとてもうまくできた計画案だと思っています。提案中にお子様がニコっと笑顔を見せてくれるので、私も楽しんで打ち合わせすることができました。Kさま、ご検討よろしくお願いいたします。

性能向上リノベの感想。

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1年前にリノベーション工事をさせていただいたFさま邸。先週、1年点検に伺ってきました。元々2回のリフォームをされていたF様。それでも寒くて弊社へお声かけをいただきました。2回目のリフォームは弊社が工事をさせていただく5年前ほど。キッチンもユニットバスも新しかったのですが、性能向上と平面計画を優先するため再利用はあきらめてまでのリノベーションでした。点検をさせていただきながら、この1年住んでみての感想をお聞きするのですが新築の方同様、うれしそうにいいお話ばかりいただきます。光熱費は改修前に比べ、5~6000円ほど安くなったそうです。エリア断熱のため、家全体を断熱改修したわけではないので、エリア外を使う(仕事のため)際には暖房付けっぱなしだそうで、そこを改修していれば1万円は変わっていそうです。高気密高断熱になると、少ないエネルギーで快適に過ごせるためもう元には戻れなくなります(汗)Fさまは部屋の温度、リノベしていない2階の仕事部屋、1階のリノベしてない部屋、外気温、それぞれをモニタリングしていただいてました。こういったことをされるのも弊社のお客さまの特徴で、皆さん興味をもって省エネに取り組んでいただきます。引退後、革製品作りをお仕事でされているFさまは、住まいが変わり無垢に囲まれた空間でDIYにもチャレンジされました。ちょっとしたものを楽しんで作ってもらうのも弊社のお客さまによくあるお話ですが、住まいを愉しんでくれているようでとてもうれしい。どの部屋も同じような温度で暖かく、来られるお客さまたちもみなさんほめていただけるそうです。 工事前は天井の高さをものすごく気にされていました。元々はよくある2400㎜の天井高さ。床断熱と天井断熱を強化する関係でリノベで2150㎜まで下がりました。『大丈夫かなあ』と、とても不安だったそうですが、住んでみての感想は『まったく気にならない、むしろ心地よい』でした。1LDK水廻りのエリア断熱は、以前よりも生活範囲をぎゅっと絞りましたが、これぐらいが『ちょうどいい』と絶賛いただきました。笑い話でしたが『これまでの2回のリフォーム費用を今回のリノベで使えば全部新しく、快適になったよね』と。エリア改修の場合は、既存との差により良さを実感いただけることもポイントになります。Fさま、満足いただけてるのは私たちも大変うれしく励みになります。自然素材クロスの施工指摘も今後の弊社の施工レベルにしっかり繁栄していきたいと思います。次回は2年点検。お伺いが楽しみです。引き続きよろしくお願いいたします。

電気配線は予習が大事。

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豊橋で施工中のIKさま邸。まだ寒かった先週末、電気配線の打ち合わせを現場にて行いました。棟上げ作業の前には、宿題をださせていただいた電気配線の予習。予習内容としては① 家具をどのようにおくのか?② 各コンセントの使い方のイメージです。ちゃんと予習してきていただいたIKさま。とても順調に打ち合わせいただきました。ご協力いただきありがとうございます。天気がつづけば、外壁の塗装をし、スギ板貼りが進むと思います。IKさま引き続きよろしくお願いいたします。

平屋の気密測定。

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豊川で完成内覧会を行わせていただくYさま邸。完成時の気密測定を行わせていただきました。朝から嵐のような天候だったため、測定できるのか不安になりながら現場へ向かいました。雨は降っていましたが、現場はそこまで風もなく大丈夫そう。あちこち準備いただいている間に、私は手直しの確認をいたしました。最近は施工時に自社点検をしていることもあって、完成時の測定に緊張感はなくなりました。悪かったらどうしよう…ではなく、測定できなかったらどうしよう…という悩みですが、数字もとれました。建物全体の隙間αAが23平方cm、仮想床も入れた建物面積が150.32㎡なので、計算するとC値0.15…です。2階建てよりも平屋の方が、外気に面する部分が多く、C値は悪くなりがちですが今回も十分、高気密な住まいの完成です。 たまに聞かれますが、弊社は気密を取るために意地になって時間とお金を費やしたりはしていません。弊社なりに気を使って造るとおおよそこのぐらいの気密になります。気密工事はやりすぎても、手間とコストがかかるだけで住み心地への大きな影響は生まれません。C値0.3前後なら十分じゃないでしょうか。内覧会の予約が始まりました。さっそく問い合わせをいただいてますので、平屋に興味ある方はぜひお越しください。みなさまよろしくお願いいたします。ご予約はこちらから。