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ラコリーナへ行ってきました。

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先日,藤森さんの建築を堪能するためラコリーナ近江八幡へ家族で行ってきました。芝生が青い時期ではないのですがその素朴さがすごくいいなと思いました。屋根に登っていけそうなこのぐっと下げた軒先,その先の丘のような屋根,自分の家がこれだったら登っているだろうなと思います。一般的な建築ではなかなか使えませんが,1つ1つの素材感がほんとにたまらなく愛おしいと思えます。経年美化をしていく素材。新品を好まれる方は多いと思いますが,時間の経過による良さには勝てないなと。最近は,新品でないと美しくないものは本当は美しくないんだろうなとさえ思うようになりました。自然素材だらけの中,いつまでもここにいたいなと思えるとても素敵な空間でした。刺激を受けた私は,庭先に草屋根の駐輪場を作ろうと決意しました。周りでバイクが流行っているのでそのためもあります。草屋根の上に登って寝っ転がってみたい。気候が良くなってきたせいもあって仕事の合間は庭のメダカに餌をあげながらそんなことを考えています(笑)

ニコ断熱 外側の工事。

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毎朝の愛犬の散歩でウグイスの鳴き声を聞くようになりました。上手に鳴くウグイスもいれば,あまり上手でないウグイスもいます。同じウグイスなのかはわかりませんが日々上達する鳴き声に癒されます。 豊橋で新築工事中の住まい。ニコ断熱の外側の工事が終わりました。以前までは横桟をつけてグラスウールでまとめていましたが,その手間,外壁防火上,また熱橋を考え,今回よりネオマフォーム全面貼りとしました。はね出しした梁部分もきっちり外断熱をし,気密テープで押さえます。このネオマフォームの面を気密層と考えています。その上にタイベックを施工し,第一防水は完成です。雨の心配がなくなりました。家の中は外部と影響のある金物類を全て吹付ウレタンで処理しました。この部分,忘れがちですが外気の温度の影響を受けやすいので注意が必要です。このあとはニコ断熱 内側の裸グラスウールの施工となります。

小さな保育所が完成。

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11月より工事を進めてきましたクラウドナインさんの保育所。先日無事工事が完了しました。敷地が20坪ほど。建物も20坪ほど。敷地目いっぱいの小さな小さな保育所です。周りは高齢化が進む住宅地でしたので,工事のごあいさつに伺った際には小さな子たちが来ることを喜んでらっしゃる方も多くいました。当面は0~1歳児を受け入れるとのことですクラウドナインさんは英語で過ごす保育園。打ち合わせに伺った際も子供たちが流暢な英語を話されていました。日本語しか話せない私は,なれないカタコト英語であいさつ。小さいころから英語に触れられることにうらやましさを感じました。クラウドナインさん,完成おめでとうございます。今後もよろしくお願いします。

基礎設計の障害。

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現在豊橋にて着工準備中の『景色を取り込む住まい』。既存建物の解体が終わり,地盤調査が終わりました。地盤が良ければそのまま基礎工事の予定でしたが,調査結果をみると1m程度で固いものにあたっています。調査でフェノール反応も確認され,地盤下1m程度に何かが埋まっていることがわかりました。それが何か…ご家族に聞いたところおじいちゃんから重要なヒント。以前建っていた建物の基礎を埋めて,解体建物を建てたとのことがわかりました。何なのかわかったことでほっとしましたが,現状は柔らかい豆腐の上に固い板が乗っているような地盤。このまま建てるのはとても危険です。 忙しい中,再度解体屋さんにきていただき,掘り返してもらいました。遺跡のように出てきたのは,昔の家の布基礎でした。おじいちゃんの正確な情報。ありがとうございます。何かわからないのはどこまで掘ればいいのかわからず不安ですが,わかっていれば安心。昔の基礎なので重機で壊しながら掘り出すことが出来ました。かなりの量のコンクリートガラ。約1日で作業は終わり,来週には再度地盤調査をし,地盤補強工事より着工していきます。思わぬ工事でしたが,お施主さまからもすっきりしたという言葉が出た通り,不安のまま建てるよりもぜったいよかったと思います。Mさま,今後もよろしくお願いします。

上棟させていただきました。

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豊橋で建築計画中のWさま。先日上棟作業を行わせていただきました。狭小間口のため,敷地いっぱい。レッカーが窮屈そうに動いてました。奥まで陽が入るようにということでスキップフロアの普段より複雑な構成です。テキパキと作業は進み,二重目の野路合板が張れました。Wさま上棟おめでとうございます。お気遣いの品もありがとうございました。安全第一で頑張っていきますので引き続きよろしくお願いします。

地鎮祭を行いました。

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豊橋にて建築計画中のMさま。解体が無事終わり,先日地鎮祭を執り行いました。渥美線のすぐそばなので,電車が好きな方にはたまらない敷地です。電車を眺められる窓や,遠くの景色をパノラマに眺められる窓など完成が楽しみな住まいです。夏頃の完成を目指してこれから着工していきます。奥さまから可愛い写真を送っていただきました。お子さまが私の妻になついてくれて,ほほえましく,かわいらしい写真。写真ありがとうございました。 Mさま地鎮祭おめでとうございます。今後もよろしくお願いします。

平屋と2階建てのご提案。

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土地購入から築住宅を検討されているSさま。2区画でどちらにされるか迷われていましたのでそのお話を最初にさせていただきました。どちらもぱっと見は日当たりがいいのですが,①の敷地は,南西側にすでに建っている隣地の影がどのように落ちるのか。大きさを落としてシミュレーションを使いました。②の敷地は南側に延長敷地が2区画分あり,今後も日当たりのいいことが考えられますがその分金額が高い。ライフプランを提案する予定です。差額もありますので悩ましいとこですね。 またコストを考え2階建てにするのか,今後のことも考え平屋の住まいにするのか。今回は比較できるように平屋,2階建てそれぞれでの提案をいたしました。敷地が70坪ほどあります。要望をまとめ,ボリュームを検討すると2F建ての場合33坪ほど,平屋なら30坪弱でまとめられそうでした。 2階建ての場合,敷地に平面積で16坪ほどの建物がたちます。そうすると残りの54坪ほどは駐車場や庭で使うことになりますが,庭としては広すぎます。しっかり外構や植栽をして,さらには今後の管理をしていくことを考えるSさまの負担も大きそうです。趣味として庭と雑草管理を楽しんでいくこと,家庭菜園をやるならおすすめです。この計画なら隣地からの距離も取れるので①の費用の抑えられる土地がよさそうです。 一方平屋では70坪の敷地に約30坪の家がたちます。残り40坪に駐車場と庭が出来ます。建物本体としては2階建てよりも費用がかかりますが,全体のバランスからするとこちらの方がよさそう。ただし①の敷地の場合,隣家の影の影響を12時すぎから感じてしまいます。日当たりを望まれているSさまなので平屋の場合は②の敷地にした方がよさそうです。私なら絶対にこちらだなということで平屋の模型を作らせていただきました。キッチンにたってみても開放感のある屋外の景色がのぞめます。あとは収納面の要望を考えると平面でなく立体的に使うことが必要ですねということになりました。Sさま,よくお考え下さい。今後もお打ち合わせよろしくお願いします。

風と光のあるプラン提案。

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寒くなるせいか,冬の時期はお問合せをたくさんいただけます。ご提案まで少しお時間をいただきますが,みなさまよろしくお願いします。 田原市で建て替えを検討されているMさま。今の住まいが暗く,寒いということ。敷地は広いのでわかりやすく解消してあげたいと思いプランをご提案いたしました。ほぼ南に正対していますので,冬の間は十分な日射を取り入れ,夏は取り込まないというパッシブデザインのお手本のようなカタチ。北側の屋根部分には夏場の暑い熱を屋外へ出すための排熱窓も計画しています。高低差のある窓の配置なので風がない日でも温度差による重力換気が期待でき,気候のよくなる4月頃から夏場は大活躍しそうです。北側が電線越しではありますが山しか見えないので,北側の部屋はその景色を楽しめるようスリット窓で借景をする計画です。吹き抜け部分からたっぷりの陽射しが落ちますが,階段との関係上,水平構面の耐震性能が難しそうなので水平ブレースを入れて等級3を確保することになりそうです。私の聞き取りが悪く,2階の部屋が1つ多かった(汗)ので,外観を整えながら小さくしていきます。

地鎮祭を執り行いました。

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雪の舞う先日,豊橋市で建築計画中のWさまの地鎮祭が執り行われました。テントはない方が気持ちがいいのでどうしようか迷いつつ,雪が舞う中準備をし,結局晴れてくれました。晴れていれば暖かくて気持ちいい。今回の建物は狭小間口の住まいです。家の中全体を明るくするため,南側の上部から北側の1階まで陽を入れる光井戸のような住まい。地盤調査より工事進めてまいります。Wさま,地鎮祭おめでとうございます。今後もよろしくお願いします。

プランが決まりました。

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年が明けてから初めてのブログになりました。時間がたってしまいましたが,本年もよろしくお願いします。 田原市で新築計画中のAさま。基本的な間取りは昨年に決まっていましたが,少しづつの変更を重ね,プランが決まりました。総二階素直な切妻の二階建て。外部とは横スリット窓でパノラマ状につながりますが,周りにいい景色が望めるわけではないので,開口をしぼった計画案です。お隣の敷地にはあまりきれいでない古い家屋が建っていますがそれは一切感じさせない窓配置としました。家の中心に光を届ける吹き抜けがありますが,リビングは単調になりがちな空間なので,こもり感をだすために床を彫り込んでピットのような作りとします。ベンチにもなるし,段下がりの床に座れば,その段差が背もたれにもなって落ち着けます。白模型にしてみるとちょっとさっぱりしすぎているかもしれません。この家の最大の特徴は回遊動線だと思います。行き止まりのない動線計画は高断熱の家ならではです。これから実施設計にすすみます。

エアコンにこだわる理由。

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朝晩は肌をさすような寒さになり,夜のウォーキングは風が強いとちょっと嫌だなと思いつつ愛犬が楽しそうなので続いています。当社が小さなエアコンにこだわっている理由を書こうと思います。 リノベモデルでは確認もあって常に温湿度とエアコンの消費電力を気にしています。6畳用のエアコンが1台 20℃設定で常時動いています。低い室温設定にすることで,湿度は上がります。同じ空気でも温度が高いと湿度が低くなるので乾燥感がまします。低い温度でも体が満足するようにするには,家全体の断熱性能がいいこと,床や壁や天井面の表面温度の差が室温となるべく違わないこと,が条件になります。断熱の低い家は室温が23℃あったとしても床や壁が15℃だったりするので体感は19℃程度,湿度30%台のウイルスまん延住宅となり風邪をひきやすくなるわけです。 リノベモデルの12月22日の温湿度。おおよそ20℃で推移しています。高断熱な住まいでも一日を通すと,1℃程度の温度差はでています。でも設定温度が低いため,加湿器を使わなくても40%後半を保っています。実際に生活し出せば,調理などの加湿も行われるので50%ぐらいになりそうです。 次に電力です。一番高い室温の時もエアコンの電源は入っていますが,その使用電力は『37W』,1000Wで30円ぐらいの電気代なので1時間1.1円ぐらい。部分を暖めるホットカーペットはだいたい600Wぐらいなので,家全体なのにホットカーペットの1/16しか電気を使っていません。一番寒い時間帯は?となりますがリノベモデルの場合は夜中の12時頃がその時間帯。18.7℃になっていました。温度が下がると湿度はあがるのでその時間帯は49.3%。ちょうどいい湿度です♪この時間帯のエアコンの消費電力は?というと『199W』使っていました。1000Wで30円ぐらいだとだいたい1時間6円ぐらいでしょうか。この日のエアコンの1日の消費電力は合計『2736W』でした。おおよそ82円。冬場エアコン1台をつけっぱなしにしていてもエアコンでの消費電力は『82KW』程度。おおよそ2,460円。気候のいい5月や10月などとの違いは,この2,460円と給湯器の金額差になるので,電気代は真冬でも10,000円程度でおさまりそうです。ちなみに全館空調のみでの電気代は月1万円ぐらいだそうで寒い時期だと2万円は超えるそうです。もう一つ,故障時の対応力と費用。リノベモデルで使っているのは夏用の6畳エアコン1台と,冬用の6畳用エアコン1台。使い分けているのは,温まった空気は自然と上に,冷たい空気は自然と下に,という自然の原理を利用するため。付けている場所の違いで床近くが冬用,屋根近くが夏用。故障時にどうにもならないときはどちらかを使えばそれなりに満足できる環境になるようになっています。故障時はどこにでも売っているエアコンなので,電気屋の知り合いがいればその日にでも直せます。また費用もエアコン代と電気屋さんの取り付け代なので8万円とかでしょう。 一方,全館空調は導入時に300万円近いそうです。使う気がないのに聞いてみました(汗)最初の方に書いたように,高断熱にすれば家の中の温度は3℃の差もないぐらいになるので,家じゅうを空調することの意味があるのか私はすごく疑問です。全館なわけなので,故障時には全館が不快な状況になります。寒い冬や,暑い夏だとどうするのでしょうか?補助としてエアコンが必要な気がします。また故障後はエアコンと違い,工務店経由で手配をかけますが,すぐの対応は難しいでしょう。エラーを確認して,部品手配して,直すといった行為が1日や2日の間にできるとはとても思えません。その間は寒い暑いをひたすら我慢してしのぐしかないでしょう。もし本体の故障なら再導入費用として再び100~300万円の費用が必要です。 記事を書けば書くほど,全館空調が嫌になります。なぜ採用するのかの理由がまったくわかりません。高級外車に余裕のある高級装備がついているのは理解できます。国産普通車に高級な装備がいるのでしょうか? 少し突っ込んだ内容になりましたが,エアコンの方がよさそうって思ってもらえたら幸いです。そのよさは少ないエネルギーで過ごせること。未来の子供たちに住みやすい環境を残すのは今を生きる私たちの役目です。自己満足のために莫大なエネルギーを使って快適に過ごすのはもうやめにしましょう。お問い合わせはこちらからみなさまの住まいづくりの一助になれば幸いです。

無事上棟。

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先日,クラウドナインさんの保育施設の上棟作業が行われました。敷地が16坪ちょっとしかなく,そこに20坪ちょっとの施設を建てます。敷地目いっぱいなので,道路は通行止めで作業させていただきました。近所のみなさんの協力もあり本当に助かりました。みなさま,ありがとうございます。遠目に見ても,近くで見ても,とても小さなカタチ。家型のシルエットがとても可愛く見えて,子供たちも喜んでくれるかなと思いました。年配の方が多い地域のようで子供たちの黄色い声が聞こえるのはうれしいと言ってくれる方もいて,わたしたちもうれしく思いました。完成まで安全第一で頑張ります。