高性能住宅は住まい方も大切|お引渡しで必ず伝える3つのこと

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豊橋市の工務店。ニコハウス設計室代表で一級建築士の鈴木です。

豊橋市で施工をさせていただきました『地域の景色となる住まい』約25坪のWさま邸のお引渡しをさせていただきました。

Wさまは弊社の内覧会へ親御さんも含めてみなさんでいらっしゃったことを覚えています。

親御さんが建築設計事務所をされているので、プロの視点も含めて見て、話を聞いていただきました。

その時に『なぜ親御さんの設計で建てないのですか?』と聞きました。

『地元でしっかりした仕事をしているところにお願いしなさい』という回答だったそうで、そんな中弊社を選んでいただいたこと大変うれしく思います。

元気なお子様たちがアパートでは窮屈に感じていたことも建築に向かうきっかけでした。

私自身は女の子二人の子育てがもうすぐ終わりの身ですが、男の子を育てるのにアパートだとどうしても近所への音の問題が出てしまいます。

お子様たちは引き渡しで説明している間も兄弟で走り回っていました。

当日の午前中は運動会だったそうですが、その勢いを引きずったまま元気に走り回っている姿を見てほほえましく感じつつ、お施主さまからも『家を建てて本当に良かった』と言っていただきました

元気なお子様たちを横目に私は『住まい方』の説明を約1時間ほどさせていただきました。

高性能住宅はこれまで住んでいた住まいとは『住まい方』が違います。

何が違うかというと

① エアコンの使い方

② 換気の扱い方

③ メンテナンスの方法

です。

①エアコンの使い方では高気密高断熱ならではのメリットデメリットをお伝えします。

メリットは少ないエネルギーで家じゅうが快適になること。(Wさま邸は夏用1台、冬用1台のエアコン)

どうやって家全体が暖まり、どうやって冷えるのか。

その仕組みと使い方を知っていただかないと、家じゅうを上手に空調できません。(難しくはなく、慣れだけです)

デメリットは急な温度差対応が難しいこと。特に春先など1日だけ急に寒いとなると床下エアコンは土間コンクリートまで暖めながら室温を上げるため、急に暖めたい時には少し時間がかかります。

でもそれがメリットにもなって暖まると冷めにくいということもあります。

 

②換気の扱い方については、換気扇のちょうどいい風量のこと(過度に換気するとエネルギーロスにつながるため)。

それから高気密住宅ではキッチンの換気扇を使うと室内が負圧になり、玄関ドアなどが開けにくくなることがあります。

そのため換気扇を使う時には近くの窓を少し開け、必要な給気を確保してもらうこと。

(弊社では同時給排をある理由で進めていないため、手動で開け閉めしていただいてます)

こういったことは一般的なハウスメーカーさんや工務店さんで説明しているのだろうか…、といつも感じてます。

 

③メンテナンスの方法では、とくに換気扇とエアコンのフィルター掃除を耳にタコができるぐらいしつこく話します。

なぜなら換気扇の掃除不足は換気不足につながりますし、エアコンのフィルターの掃除不足は無駄なエネルギーを使うだけだからです。

また自然素材の家では、床にほこりが目立つことがあります。

ビニール系の素材は静電気によってほこりを吸着しやすい一方、自然素材は比較的静電気が起きにくいため、壁などへの付着が少なく、床のほこりが目につきやすいように感じます。

「自然素材だからほこりが多い」というわけではありませんので、床をこまめに掃除していただければ大丈夫です。

上記以外もたくさんのお話をさせていただきましたが、なによりその間ずっと子供たちが楽しそうだったのがとてもよかった。

新築では雨の日でも外のデッキで遊ぶことができます。

雨の日の贅沢な時間を家族みんなで味わっていただくのもそう遠くありません。

Wさま、新築おめでとうございます。

暮らしやすい家になったと自負しております。

これからのお子様の成長とともに、住まいを育ててください。

今後も末永くよろしくお願いいたします。